ミントグリーンの風に吹かれて

https://blog.goo.ne.jp/hisuinet2 (続編)もよろしくお願いします

グレヴィレアの花、なんばパークスにて・・・

2018年07月11日 | なんばパークス、ミナミ

昨年ならもっと頻繁に公園歩きに出かけていたはずなのに・・・勇気が出ない。

ちょっとおもてを散歩するだけで、頭がボーとして軽い頭痛が起きる。

先日の長居歩きの時にも早く切り上げて帰ってしまった。

ああ、確かに去年より体力が落ちている。足取りも重い。

気力はあるのに身体がついてこないというのは辛い。

屋上ガーデンのあるなんばパークスでお花の写真を撮ってきましたのでご覧ください。

見上げるのが好き^^

さてここの花壇でブラシの木のような花を見つけました。

グレヴィレア。ヤマモガシ科ハゴロモノキ属。

オーストラリアからパプアニューギニアを中心に300種以上が分布。

赤、ピンク、黄、白と色も多彩ですが、花弁はありません。

花弁のような総苞から長い花柱を付き出して咲きます。とってもユニークです。

筒状の萼(総苞)から赤い雄しべの花柱を出そうとしています。

雄しべが伸びるとこうなります。

この雄しべの形、SF映画「遊星からの物体X」1982年(カート・ラッセル主演)を思い出してしまいます(^-^;

SFつながりで・・・UFO出現???屋外展望用エレベーターですね。

こちらの花壇にも違う種類のグレヴィレアが咲いていました。

こちらの色はさわやかな黄緑色でした。

うわ~い、窓ガラスに写り込んだUFOだー! よぅ遊ぶなぁー(天の声突っ込み)

気に入ったのでもう一丁アップします。

珍しい花に会えて良かった 次回は頑張って屋外散歩してきま~す。


雨が止んだけれど・・・

2018年07月09日 | 長居植物園・公園

倉敷では家屋の浸水の被害が相次ぎお気の毒です。心よりお見舞い申し上げます。

岡山県総社市にいる友人が気になり電話で話をしたら、2日前にはやはり避難勧告が出ていたそうです。

近くのショッピングセンターの駐車場で車中泊したそうですが、何事もなく無事で良かったです。

でも、最悪なのが、トイレが使用禁止になっていて困ったそうです。近くだったので自宅まで行ったり来たりしたそうですがそんなことってありなんでしょうか。

いつどこで被害にあうかわかりません。日頃から準備を怠らないようにしておかないといけませんね。

こちら大阪では雨が止んだ途端、人が動きだしたようでした。

私は長居のハスが気になりちょっと出掛けてきました。蒸し暑かったです!

ハスの花が少ないなと思ったら、蓮池が雨で浸水してお花がかなり沈んだそうです。

それに今年は開花も早かったので咲き終わった後の花托がいっぱいです。

こちらの花、あっかんべーをしているようです^^

まだ蕾がありますからしばらく見られそうですね。

花弁の先のピンク色が素敵~

見よ!この逆立ちを。こうやって体温調節しているんですね。

花壇のお花も暴風雨の影響で倒れていたのが多く見受けられました。

イチモンジセセリ

とさかを立ててるアオサギ? 怒っているのかな?

撮り(貴)族です^^

ヘメロカリス園に来ると暑い~ 日陰がありません。

ヒシバデイゴの花に小さいカマキリが。茶色です。

これって子供ですよね。それともこういう種類?

写真が多いので次回に続けます。


アルフォンス・ミュシャ館(堺)・・・

2018年07月07日 | 美術鑑賞

よく降りますね。出かけたいけど公園歩きはちょっと・・・

というわけで思いついたのが堺で開催中の「ミュシャ展」(7/8(日)まで)

前々から行きたかった堺のアルフォンス・ミュシャ館ギャラリーについに行くことができました。

ミュシャ大好きなんです。自然のモチーフをたくさんあしらった優美でしなやかな曲線、そしてあの独特の淡い色彩は初めて目にした時から私を虜にしました。

自宅の廊下やトイレにまでポスター飾っていますよ。

JR阪和線堺市駅で降ります。今日は大雨の影響でダイヤが乱れていました。

駅前にそびえ立つベルマージュ堺。弐番館の堺市立文化館の2~4Fが「アルフォンス・ミュシャ館」です。

ポスターが貼られてました。素敵です。

廊下の柱にもポスターが。おしゃれ~

玄関まで来ました。

中へ入るとまたまた素敵なポスターが。今回のポスターチラシに使用された作品です。

この色使いがやっぱり好きなんです・・・もちろんデザインもうっとりします。

堺市が所蔵するミュシャとその関連作家の作品約500点は、株式会社ドイ(カメラのドイ)の創業者、土居君雄氏(1926ー1990)が収集したもので、ポスターや油彩画、素描や宝飾品など多彩な作品で構成されています。

堺 アルフォンス・ミュシャ館ではミュシャの初期から晩年期にまでわたる作品を年3回の企画展で展示し、様々なテーマでその創作活動を紹介しています。

今回のテーマは「ミュシャと新しい芸術 アールヌーヴォーとミュシャ・スタイル」

アール・ヌーヴォーは19世紀末のヨーロッパ社会の動きと連動する大きな芸術の流れで、曲線や植物的なモチーフを多く使い、装飾的な芸術作品が数多く生み出されました。このアール・ヌーヴォーの要素を多く含んだミュシャの作品は「ミュシャ・スタイル」と呼ばれて大流行したそうです。

ひゃ~すごい。これ、エレベーターのドアです。

この女性たちに混じって写真を撮る勇気はおあり?自撮り棒まで置いてありましたよ。私はパス・・・

そして本日の一番のうれしい驚きがこれ。

「雨の中わざわざ起こし頂いたのでこちらどうぞ・・・」と言って、

非売品のカレンダーくれたんです~!

感激でした。行った甲斐ありました。


ダンスシーンに目が釘付け・・・

2018年07月06日 | 映画・TVドラマ

ダンスシーンは数々あれど、これほど胸がときめいた映画は初めてかも・・・

「セント・オブ・ウーマン/夢の香り」(この副題はいらないと思う)アメリカ、1992年公開

アル・パチーノ主演、クリス・オドネル、フィリップ・シーモア・ホフマン、ガブリエル・アンウォー他

平たく言えば、盲目の頑固な退役軍人が心優しき貧乏苦学生と心を通わすというヒューマンドラマ。

今回2度目の鑑賞でしたが、今現在の私の心境にあってたようで素直に心に響きました。

A・パチーノは様々な役を熱演してきましたが、今回は盲目の演技に挑戦。

全編通して全く瞬きをしなかったという信じられない荒技を披露、見事な役者魂に脱帽です。

そして私が一番好きなシーン、G・アンウォーとタンゴを踊るシーンです。 

中佐(パチーノ)にダンスを申し込まれたG・アンウォーは最初躊躇します。

「ちょっと怖いわ・・・」

「何が?」

「間違えるんじゃないかって」

「人生と違ってタンゴに失敗なんてないんだ。もし間違えて足が絡まっても踊り続ければいい」

「踊るかい?」

「ええ」

彼女の手をとり、チャーリー(C・オドネル)にフロアーの位置、大きさなどの説明を少しさせた後

ゆっくりとフロアーに進むと優しく彼女を抱き寄せ踊り始めました。

曲はあの名曲「Por una caveza ポル ウナ カベーサ」

背中に回した彼の微妙な手の置き方が心憎い。彼は盲目なのです。その演技を交えながらも、

不安な彼女の気持ちをほぐす様に優しくリードしていくパチーノ。

ぴったりと身体を寄せ合って踊るタンゴは本来艶めかしいものですが、この二人に関しては全くいやらしくない。

むしろパチーノは暖かい眼差しで彼女を娘のように優しく包んでいるように見えました。

パチーノに寄り添いながら恥じらうようなアンウォーの笑顔もとてもチャーミングで好感が持てました。

時折見せる二人の笑顔がほんとに楽しそうでこちらまで幸せな気分になりました。

昨年の「午前10時の映画祭」で上映されたんですが、完全にスルーしていた私はバカでした。

映画館であのダンスシーンを観てみたかったな・・・

アカデミー賞7度目のノミネートにして初のオスカー(主演男優賞)を受賞しました。

パチーノのダンスシーンで思い出すのがやはり「ゴッドファーザー」

シチリアで一目ぼれして思わずプロポーズ。結婚式で踊る彼女とのダンスシーンは初々しくまた切ないものでした。

「ゴッドファーザーPARTⅢ」で娘のソフィア・コッポラと踊るシーンはPARTⅠでマーロン・ブランドが娘のタリア・シャイアと踊るシーンと重なり合って胸が熱くなりました。

女性が付けている香水を言い当てる場面も粋なセリフを交えながらの素敵なシーンの一つです。

ご興味のおありの方はぜひ一度ご覧くださいませ。

(写真はすべてネットよりお借り致しました)