伊丹市立美術館で開催中の「アルプスが生んだ絵本作家 エルンスト・クライドルフ展」を見に行ってきました。
スイスの絵本作家 エルンスト・クライドルフ(1863~1956)は
美しく険しい山々、そこに咲くたくさんの花、澄んだ高原の空気と風
大自然の中で自由に暮らす人々、精神的な豊かさと文化、芸術の質の高さ
このような国においてまさに絵本の先駆者でした。
自然を心から愛したクライドルフは、スイスの美しい自然を舞台に
花や動物を沢山スケッチした中から彼の心を通じて見い出した新しい姿に変え
独特のいのちある姿で表現しました。
そして、石版師(リトグラフ師)のマイスターでもあるクライドルフ自身が
美しい絵本に仕上げました。
手掛けた挿絵(主に石版画)は、多色刷りの透明感ある色彩と
精緻な観察に基づく描写がすばらしく、
絵本ファンはもちろん、版画ファンにもおすすめの展覧会です。
(記事はネットよりお借りしました。)
草花や虫を擬人化した作品が多く植物好きにはたまりません。
今回は絵はがきの他に「エルンスト・クライドルフの世界」という本まで購入しました。
こちらは「小さな絵本美術館」(八ヶ岳)で2015年に開催されたときの図録ですが
今回(伊丹)の図録はハガキ大で小さく見劣りしていたので(すみません)
ハードカバーの魅力的な大きな本のほうにしました。
アートのような繊細な技法で描かれたメルヘンの世界。
しばらく陶酔します。
やはりお好きでしたか。
それに洋書もお持ちなんですね。さすがです。
私はクライドルフのことは知らなかったんですが
ネットでたまたまあの素敵な画を見て
ファンになりました。
見事に擬人化された植物や昆虫のキャラクター。
クライドルフの自然に対する愛情がよくわかりますね。
私も大好きな絵本作家です。
まだ日本語訳が出ていない頃、かつて銀座にあった「近藤書店」で彼の洋書を見て
自然の草花や昆虫などを擬人化した絵に魅せられました。
「くさはらのこびと」と「ふゆのはなし」を持っているのですが日本語版も購入したいと思います。
アルプスの自然をこのようなメルヘンに表現したクライドルフの暖かいまなざしが素敵ですね。
スイスお好きなんですか?行かれたのかしら?
伊丹市立美術館はこじんまりとしたお気に入りの美術館です。
時々チェックしていますので今回もたまたま知ったんですよ。
植物を擬人化したメルヘンの世界。画が美しくうっとりしました。
25日(日)までなのでお急ぎを。
植物も妖精も好きなので、ぜひ観に行きたいです。
スイスも好きなんですよ。これは観なければ♪
なんだか楽しいブログですね。ワクワクします。
これからまた訪ねさせていただきます。
よろしくお願いします^^