春が好きな人、夏が好きな元気な人、私は枯れた晩秋の風景が好きなんです
あちこち行きたいところがあって、歩き人にとって秋は活気あふれる日々となります
昨日は約10か月ぶりの訪問、大泉緑地を歩いてきました
大阪メトロ「新金岡駅」から約15分歩きます
秋は結実する季節
ホルトノキにも実がたくさん成っていてとてもかわいかったです
そう言えば今年になって初めてこの花を見ることができたんですよ
場所はここではなく、なんばパークスで偶然通りかかった時でした
ちょうどお花が満開で、ネット写真で見たとおりのちょっと変わった個性的な花でした
こちらの紅葉はサルスベリです
熟した茶色い果実とともにい感じで晩秋を迎えていました
白いサザンカがきれいに咲いていて目を引きました
紅葉もいろいろありますが、中でもハナノキはとても美しく見ごたえあります
この通りには数本植えられていて、黄色や緑の葉のものもありました
ムクロジ科カエデ属 雌雄異株
きれいな葉を2枚拾って帰りました
久しぶりの行為は心の余裕を感じます
さて、大泉緑地に到着
入口すぐのところにあるイチョウの黄葉が目に飛び込んできました
抜けるような青い空に金色の葉が輝いて見えました
幸せを感じる瞬間
忘れかけていた感覚が戻って来た
羊さんたち、お元気でしたか?
どんどんこちらへやって来たので観察タイム開始
一生懸命何かを食べていたんだけど・・・枯葉のはずはないし・・・
その時一瞬、カリカリって音がしたのでドングリか何かだったんでしょう
以前、奈良のシカが美味しそうにポリポリ音を立てながらドングリを食べていました
うれしいことに、私の手からも食べてくれたんですよ
感激しましたね~あれは
さて、歩きますよ
思う存分、林の中をゆっくりのんびり歩きます
ここへ来ないと味わえない贅沢な気分
木漏れ日が差し込むチップの道を歩きます
これが私の至福の時・・・
ふと気が付くと辺りに群生する水仙の葉
冬が終わる頃には順に咲き出すんだろうな・・・
素敵だろうな・・・辺り一面に咲いた白い水仙の花
その光景を想像しながらまったりとした散歩を続けた
つい、イヌビワコバチを想像してしまう
知ることは勇気も必要なのだと実感
鼻歌を口ずさみながら落ち葉を踏みしめて歩く足取りは軽い
トウカエデの樹皮には思わず見とれる
同時に畏敬の念を感じる
木の精霊たちが生きる森を荒らしてはいけない
そんなことを本気で思わせる不思議な空気が辺りに漂っている
写真が多いので明日に続けます・・・