ひしだまの変更履歴

ひしだまHPの更新履歴。
主にTRPGリプレイの元ネタ集、プログラミング技術メモと自作ソフト、好きなゲームや音楽です。

ケイオスドラゴン1~5話の感想

2015-08-02 10:59:31 | TRPG

アニメ『ケイオスドラゴン』が5話まで放送されたが、うずうずしてきたので感想を書いておきたいw

原作のレッドドラゴンは非常に面白い作品だったので、そのアニメ化と聞いて楽しみにしていたが、その期待に違わず楽しんでいる。
オープニングの音楽も何度も聞いていると格好いいし、背景のダイス目と自動失敗・効果的成功とか良いよね(笑) 

事前情報で各キャラの設定がレッドドラゴンと異なることは知っていて、特に婁が女キャラなのはどうなるかと思ってたけど、意外と違和感が無くていい感じだ。(逆に七殺天凌はザコの魂で満足しちゃったり楽紹を無視したり、少し性格が丸くなってる?)
スアローとメリルは一番設定が変わってなくて安心、想像していた通りの掛け合いで楽しいし。
禍グラバのドリルも面白かったしw
エィハとヴァルって、ああいうふう(尻尾みたい)につながってたんだなー。 

しかし、1話で真シロが死んだのには驚いた。これで、原作を知っている人にも「原作で生き残ったキャラもどうなるか分からない」という恐怖を植えつけるのに成功している!^^;
(真シロは良いキャラだったのになぁ。エィハのスープ…)
1~2話は忌ブキが「友達と引き換えに敵を殺す」という流れだったので、原作を知らない人からするとそういうアニメかと思ってしまったかもしれないけれど、調査隊が結成されてからが本番開始なので、3話以降は原作に近い流れになって、(忌ブキは誰も殺していないという意味で)平和な展開になっている。いわば1~2話は(シーン制の)TRPGでいうところの「オープニングシーン」に過ぎなかったわけだw (つまり本筋ではないので(回想シーンのようなものなので)派手な演出をしている、というだけ。TRPGのオープニングシーンでは、敵将を討ち取ったり孤児院が燃えたり身内が死んだりする程度のことはよくある^^;)

まぁ、平和だなぁと思っていたら、原作で死ななかった楽紹さんが5話で還り人化して「油断してた、やられた」となったわけだが^^;
(禍グラバと忌ブキが赤の竜の力について話していて、忌ブキが「生き返らせる力の方が欲しかった」と言ったけど、それは還り人である辺り、忌ブキが知ったらどう思うか…ひでーなw)


ただ、(自分はアニメオタクではないので、普段は特に何かを期待してアニメを見るということも無いのだけれど、)ケイオスドラゴンに関しては「原作を知らない人にも面白いと思って欲しい」という、普段よりも高い期待を持っているw

そういう意味で、各シーンの展開が早い(というより短い)ので、何も知らない人が見て理解できるのか不安な感じになっているのが惜しい。各シーンがもう数秒長ければ、あるいは一言二言増えていれば分かりやすいのに、と感じる。
例えば婁が初めてザコを相手に剣(七殺天凌)を見せたシーン。急にザコ共が同士討ちを始めたように見えたけど、目の色が変わってから全員が「あの剣が欲しい」と言って、お互いにぶつかりそうになって初めて同士討ちを始める、という流れになっていれば分かりやすかったと思う。
婁の「今生に一度」の台詞も、その前にちゃんと視聴者(あるいはスアロー)に「婁自身の人生で一度しか剣を抜かない」と誤認させておけば(誤認させるシーンをもっとしっかりやっておけば)、もっと効果的なのにw
ザコの魂を吸ったときの七殺天凌の台詞も、「満足した」だけじゃなくて、「最近吸ってなかったからこの程度でもひとまず満足した」みたいな感じの方が良かったような。
忌ブキが王になると決意するのも、本当はもうちょっとゆっくりして欲しかった。

(13話?でレッドドラゴンの最後まで行こうと思ったら、詰め込まざるを得ないだろう、というのは分かるんだけど…)

(ニル・カムイの状況説明は毎回ちゃんと入ってるよね。島がドナティアと黄爛に侵食される様子。あれも黄爛は赤っぽいけど、ちゃんと黄色っぽい色にした方がいいと思う


あと、いわゆるサービスシーンの質が高いのは良いと思うw
けっこう随所にそんな感じのシーンが出てきていると思うんだけど、昨今のアニメでけっこう見かけるようになった、白塗りや黒塗りにしないといけないような直接的で下品なシーンが無いのはとても良い。(ああいうのが頻繁に入るとストーリーが全く進まないので邪魔)


逆に、肝心の赤の竜がいまいちぱっとしない。忌ブキとの対話のシーンやオープニングムービーでは小さく描かれているからだろうか。
同時期にやってるアニメ『GATE 自衛隊』で出てきたドラゴンの方が迫力があったので、あんな感じが良かったな~。
イズンの岩巨人は巨大で迫力があったし(これもシーンが短くて残念だったが^^;)、禍グラバとの回想シーンでは赤の竜も巨大だったので、今後の直接対決に期待かw

そうそう、赤の竜と言えば。
原作を知っている漫画や小説のアニメ化って、声のイメージが違うととてもがっかりするんだよね。例えば『ドラゴンボール』の悟空や『ONE PIECE』のルフィ、『空の軌跡』(ドラマCDで声が初出)のエステルは違和感があったorz
(ちなみに実写ドラマ化は、絶対にイメージが違うので、絶対に見ない)
で、ケイオスドラゴンの場合、他のキャラは非常にしっくりきているんだけど、唯一赤の竜だけ違和感が…宇宙戦艦ヤマトの真田さんの声に聞こえるんだよねー^^;
(もしや、赤の竜はヤマトと真田のつながれものだった?(爆))


さて、最後に今後の予想と期待を書いておきたい。

  • エィハが第1次調査隊だったのは第5話で分かったが、けっきょく還り人なのだろうか?(もしここで還り人になっていない場合、忌ブキに殺されて還り人化するのか、とか思ってた)
  • 楽紹が死んじゃったけど、これでウルリーカさんが死ななくなった
    ってことは無いだろうなぁ(苦笑)
  • メリルや禍グラバの従者(シャディかソルのどちらか)も危険が危ないw(さすがにメリルが死ぬとしたらラストバトルだろうが、逆に言えば最後まで分からない、というところが戦々恐々。ちくしょーめw)
  • スアローの操縦と婁軍団は絶対外せないよね!
  • スアローが七殺天凌を使うことはあるか…?!


最新の画像もっと見る

コメントを投稿