Asakusa Framework Advent Calendar 2017の15日目です。
2017/11/29に出たAsakusaFW 0.10.0(→リリースノート)の機能を紹介していきたいと思います。
今回はM3BPとHadoopの連携方法についてです。
Asakusa on M3BPであっても、Hadoopのライブラリー(HadoopのFileSystemクラス)を使ってファイルアクセスを行う為、実行環境にHadoopが必要となります。
ただ、わざわざ実行環境にHadoopをインストールしなくても、AsakusaアプリケーションにHadoopライブラリーを含めてしまうという方法が用意されています。
そして、デフォルトでどちらかのHadoopを使うのかがAsakusaFW 0.10.0で変更になりました。
従来はデフォルトで(実行環境のHadoopを使わず)AsakusaFWに同梱されるHadoopライブラリーを使うようになっていましたが、0.10.0では逆になり、デフォルトで実行環境のHadoopを使用するようになりました。
また、これらを切り替えるために従来はbuild.gradleでuseSystemHadoopを設定していましたが、0.10.0でこの設定は無くなり、hadoop.embedに変わりました。