ひさへ的ポンコツ脳内劇場

マンガ描いてピアノ弾いて料理(栄養士免許有)も作ったりの引きこもり主婦。無断転載お断り~。

本番 その5、コンサートも終盤への巻

2013-10-29 | 音楽ひとりごと
私の後はずっとオール・ショパン。
やっぱりショパンはピアノ弾きに人気ですね。

rさんのノクターン16番に続き、
毎年Pのコンクールの決勝では常連のh大hpのa先生によるノクターン17・18番。
受付で扉越しに聴いていましたが、いつもの通りCDのような完璧な演奏。


そして、トリはe先生によるバラード4番。
これは、きちんと席について拝聴しました。
リハーサルではかなり苦戦していたようですが、本番では「気合」で弾き切っていました。
「気合」だけで演奏できる曲ではないのですが、先生の「気合」に感動しましたね。
私に足りないモノの一つに「気合」があるんだなーと思いました。
このくらいの難曲を演奏するって、「旅」のイメージがあります。
イントロは旅の始まり、旅の途中色々な事があって、エンディングの頃には
「良い旅でしたね、大変お疲れ様でした」と弾く側も聴く側も「無事のご帰還」が何とも言えない達成感。
演奏中、e先生の口がモグモグしていたので、もしかしてガムを噛みながら演奏してる・・・?
コンサート後のお食事会で質問したら、リラックスのためにガムを噛んでいたそうで、
うーん、さすが、歯科医。
でも曲の後半では口の動きがピタッと止まっていました。気合がMAX?
今まで聴いたバラ4はプロの女の人の演奏ばかりでした。
バラ4って重厚で迫力があるので男の人向きだな~と、何となくではありますが、そう思っていました。
e先生の演奏はアマの領域ではありましたが、やっぱり男の人が弾く方がいいなーと思いました。
特に先生の指は太いので〈本人曰く「レの鍵盤を押すと両方の黒鍵も押してしまう」そうで。〉
厚みのある音質で迫力ありました。

コンサート終了後、少しの時間お客様達とおしゃべりをしたのですが、
私の弾いたワルツについて「あのワルツはひさへさんバージョン?」と聞かれました。
演奏表現の事かなーと思い「うん、ちょっと大げさな弾き方だったかなー」とテレながら答えたら、
「いや、なんか普通のバージョンとは違うメロディだったからー」
「あ、あれはパデレフスキ版の楽譜で、ショパン自身が編曲をした異稿なの」
と説明して、納得してもらいました。
やっぱり、プログラムに「パデレフスキ版」と記載してもらえば良かったなぁ。
じゃないと私の編曲だと思われるし、それってショパン様への冒涜だと思われてしまう。

お客様が帰った後、ステージで記念撮影。

そして、隣にある巨大コンサート・ホール「キタラ」のレストランでの「お疲れさん会」。
その後、徒歩でススキノに向かいBlanc Noirの4人で「2次会」。
 結局、帰宅したのは深夜1時10分でした。

一週間以上も前の事ですが、こうして思い出して書いてみると、
再び「燃えカス」になったような気がします。

読んで頂き、ありがとうございました。




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コメント (10)
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