今更ながら、録画してあった「風たちぬ」を見た。宮崎監督って、本当は心の中に結構ダークな部分があるのかなと思う。さてさて、この映画、良いとも悪いとも思わなかったけど、当時の言葉使いの綺麗さに惹かれて何となく最後まで観た。戦争の是非はともかく、そんな時代にこういう綺麗な言葉を使っていた当時の日本人は強かったんだなと思う。”言葉の乱れが文化を云々”とか、学者みたいなことを言うつもりは無いけど、今みたいに単語を繋げただけの言葉を使っている我々は、当時の人達に比べて根性も無いし、基本的に頭も悪いのだと思う。
息子には、彼が小さい頃から本を読めと言い続けてきたのだが、高校一年の現在でも、全然×だね~。竹刀を構えている時の彼は戦士だけど、ソファーで横になって○ズド○をやっている彼の姿は、クズそのものですな。学校の勉強やら課題やらを全くやらなくても、剣道と読書だけやってりゃ、ボク的には120%グッドな高校生なんだけど・・・、彼は彼なりに生きりゃあ、いいさ。
100の言葉を知っている人より200の言葉を知ってる者の方が、自分を表現できるし想像力もある。本でもネットでも、ともかく文章を読まないと、どんどん馬鹿になる。年齢や仕事とかに関係無く、ボキャブラリーの少ない人と話していると、内心、”あ~、アホだなー”って思うもの。(笑)まあ、自分もアホの部類ですが。
文字を追っかけて自分で考える習慣が無くなると、ダマスゴミの3S政策でどんどん白痴化されてしまいますぞ。