両生類日記

今日は会えるかな

北海道紀行その4 ― 北海道の両生類 ―

2011-11-09 20:42:41 | 生物

 北海道には、キタサンショウウオ・エゾサンショウウオの2種類のサンショウウオとニホンアマガエル・エゾアカガエル、そして移入種であるアズマヒキガエル・ウシガエル・ツチガエル・トウキョウダルマガエル・トノサマガエルが生息しています。
 10月7日は、網走を朝出発し知床半島を経由して釧路までの行程でした。 あいにくの雨でしたが、夕方暗くなってまもなく、国道272号線 (釧標国道) を釧路まであと30kmばかり残す地点で、エゾアカガエルの大移動に遭遇しました。
 暗闇で周りの様子がよく判らなかったのですが、雷別川が近くを流れており、R272の起点から35kmポスト~20kmポストと思われ、とにかくおびただしい数のアカガエルでした。冬を前に産卵場所近くの水中で越冬するつもりで移動していたのでしょうが、中には繁殖に参加できそうにない若い個体も混じっていました。


国道272号線の路上にいたエゾアカガエル (Rana pirica)


コッタロ湿原展望台頂上直下にいたエゾアカガエル


釧路湿原温根内の湿原の水中にいたエゾアカガエル


エゾサンショウウオ (Hynobius retardatus) :野幌森林公園自然ふれあい交流館にて

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