両生類日記

今日は会えるかな

尾に黄条の無いカスミサンショウウオ

2011-03-28 17:30:15 | 生物

中国地方には尾の上下に黄条のあるグループ(松江型・岩見型・山口型)と
黄条のないグループ(岡山型・安芸型・移行型・島嶼型・高地型)が知られて
いる(大川・他, 2005)。
今回、尾の上下に黄条のあるグループが生息している地点に囲まれた場所で
黄条の無いカスミサンショウウオ (Hynobius nebulosus) を見つけました。
理由はさっぱりわかりません。毎年1~2卵塊程度しか産卵の無い場所です。


今回見つけた、尾に黄条の無いカスミサンショウウオ


この界隈の尾に黄条のあるカスミサンショウウオ


逆光で撮影したら、僅かに黄色みがあるような・・・。


黄条が鮮明なカスミサンショウウオ。こちらが普通。

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フッ フッ フッ! 禁断の買い占め 「ハンディ図鑑」

2011-03-26 11:40:05 | 日記

緊急配達速報 
「現在、シカ対策・イノシシのタケノコ食害対策・ウサんぽなど全ての作業を中断しアップに努めています。」
待望の図鑑が届きました。しかも批判を浴びない程度?の買い占め!。

「北海道爬虫類・両生類ハンディ図鑑」徳田龍弘さんの著書(サイン入り)です。
とても詳しく解説されていて、読み物としても興味深い内容で充実しています。


北海道にすむ全19種 携帯しやすい B6判・96ページ


著者のサイン入り(限定です)


お買い求めは「北海道新聞社出版局

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被災地への救援物資が山積みのまま・・・

2011-03-24 20:15:05 | 日記

被災地への救援物資が滞って、山積みのまま眠っています。
現地が受け入れられない理由は何なのでしょうか?。
お向かいの山口県消防学校の体育館が救援物資でいっぱいになり、
昨日から、私の職場「山口県セミナーパーク」にも物資が届いています。
今日は、20t超2台、4t5台、2t3台、全て手降ろしで1日が終わりました。
重かったのは、意外にもポケットティッシュ!(ドライ)、ゴミ袋、紙おむつ。
おかげで、背中で密着しているはずの背骨が急激にずれ動き、上半身と
下半身が別方向に横揺れしました(緊急ぎっくり腰警報発令です)。
ついでにセミナーパークも紹介しておきます。


施設内の体育館に救援物資を運び込みます。


狭くてトレーラーは施設内には入って来られないと高を括っていたら・・・。


画面道路の上全てセミナーパークの施設 外周のクロカンコースは全長3Km。


こんなものも → ボルダリングの壁面が3面・テニスコート・400mトラック。

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まさかの献立 雑草で腹一杯になった!!

2011-03-22 21:01:23 | 生物

3月19日~20日 西中国山地に入りました。入山前夜はいつもおじゃましている森田さんの別荘。
我が「やまぐち環境ミーティング」「宇佐川のオオサンショウウオを守る会」のメンバー宅です。

さて、表題のとおり食卓には雑草しかありません。全て天ぷらにしていただきましたが、
雑草を食べるのは初めてで、はっきり言って「明るい闇なべ」状態または「ウサギの気分」です。
食材は、ハコベ・ノビル・タンポポ・スイバ・ヨモギ・カラシナ・カナムグラ・ウド・ヤブツバキ
アシタバ・ロケット・ソレル・フキノトウなどで、全て敷地内での調達です。


西中国山地の入り口 岩国市錦町のアジトです。


なんでも天ぷらにして食べてしまう。実に美味しい。


雑草だけで満腹になるとは思いませんでした。


翌日向かった西中国山地 寂地方面はまだ雪深い状態です。


ナガレタゴガエルには出会えず撤退となりました。

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速報 西中国山地のニホンヒキガエル 2011

2011-03-20 21:00:44 | 生物

ニホンヒキガエルを探して、西中国山地に入りました。
3月20日 天気:雨  気温:5℃  水温:6.5℃
雪で「ヒキ神さま」を作り、ヒキガエルが現れるのを待ちます(注:私が考えたのではありません)。
現れたのは超特大のニホンヒキガエル (Bufo japonicus)。
西中国山地では、いよいよ繁殖シーズン突入です。


雪のヒキ神さま。手前は卵塊のつもりとのこと。


現れたニホンヒキガエル。神々しい光を放つ?!。


見るからに優しい眼差し。


それにしても「デカイ・・・」

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がんばれニッポン! カエル君もがんばっています

2011-03-16 12:42:43 | 生物

この度の地震で被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
がんばれニッポン! カエルのがんばる写真で応援します。


ニホンアカガエル (Rana japonica)


モリアオガエル (Rhacophorus arboreus)


ニホンヒキガエル (Bufo japonicus)


ニホンアマガエル (Hyla japonica)

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録音機材

2011-03-09 20:11:52 | 生物

その~ 何というか 形がエロいんですが・・・ (製作者本人がうれしそうに言っています)。
集音する能力はかなりのものです。
豊田ホタルの里ミュージアム 学芸員 川野さん製作です。
昆虫やカエルの声の録音に威力を発揮しています。



地上の鳴く虫などはL字で使い、差し替えて直線でも使えます。
100円ショップのロートの先にマイクが仕掛けてあります。


自分のレコーダー。そのうち集音マイクを作ろうと思っています。


職場で購入したICレコーダー。単体で使用しても悪くないです。

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春といえばフキノトウ

2011-03-07 19:44:24 | 生物

フキ (Petasites japonicus)、日本原産だそうです。我が家では今年初です。
早春、葉の伸出より先に花茎が伸び出したものを蕗の薹 (フキノトウ) と呼びます。
肝毒性が強いピロリジジンアルカロイドが含まれているため、灰汁抜きをする必要があります。

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ホントに赤いニホンアカガエル

2011-03-07 11:20:04 | 生物

ニホンアカガエル (Rana Japonica) です。カスミサンショウウオの様子を見に行った時、
カスミの産卵場所と同じ水溜まりで見つけました。
すでにあちこちで産卵を終えていますが、未だに僅かな数が鳴いています。
本種の体色は、橙色や赤褐色などと表現されますが、こんなに赤い個体を見たのは初めてです。

 

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