両生類日記

今日は会えるかな

早春の西中国山地の山野草

2011-04-17 22:11:46 | 生物

盗掘などにより個体数が激減している、希少な植物の一部を紹介します。
セツブンソウ (Shibateranthis pinnatifida)
キンポウゲ科セツブンソウ属の多年草で、関東地方以西に分布し、高さ10cmほど。
花期は2~3月で、直径2cmの白い花を咲かせる。
アズマイチゲ (Anemone raddeana)
キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草で、北海道・本州・四国・九州に分布し、高さは15-20cmほど。
花期は3~5月で、直径2-3cmの花弁状の萼片を持つ花を1個つける。
カタクリ (Erythronium japonicum Decne.)
ユリ科カタクリ属の多年草で、北海道から九州の各地に分布するが、四国・九州では希。
高さは10-20cmほど、花期は3~4月で、薄紫から桃色の花を咲かせる。


セツブンソウ


アズマイチゲ


カタクリ

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2 コメント

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http://www.okinawa-kaeru.net (YUJI)
2011-04-17 23:08:15
花をあるがまま、自然の状態で楽しんで欲しいものですね。自然の中にあってこそ、一番美しいのですから。
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「まったくもう」です! (TOKUNAGA)
2011-04-20 19:22:23
希少種は、メンバーが看板を立てたり立ち入らないように柵をしたりしているのですが、盗掘は後を絶たない状態です。困ったものです。
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