伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

春の花咲く学舎でシーズンラストのしょしとり

2023年04月05日 | 遠野町・地域
 最後のしょしとりとなったのは、昨年までは捨てていた枝の先の方の細い枝。芽かきをした枝の跡がイボのように残り、なかなか黒皮を取り去りにくい部分だ。たぶん乾燥状態の重量にして20kg程度、本数にして1,000本近いのではないだろうか。



 なんといっても量が多い。皮から黒皮を取り去るしょしとり作業をしていた方々も、いつもより時間がかかっていたが、それ以上に私がしていたしょしとり後の皮の点検と、残った黒皮や汚れを取り去る作業は遅れに遅れた。きのうやり残しの皮は大きな角形のたらいに溢れんばかりに1つ分、今日は夕方4時半頃まで作業したのだが、昨日の残りを処理しきれず、新たに今日の作業分が加わり、おおよそ大きなたらい2つ分の皮が残った。明日から時間を見つけて作業を進めなければならない。

 さて学舎の周りには春の花々が咲いている。

 近くの諏訪神社の参道のソメイヨシノ、手前のレンギョウとも満開。




 サクラの下の参道を歩いてみるとたくさんタンポポが咲いている。よく見るとガクが閉じている。多くは日本古来のタンポポのようだ。たぶんカントウタンポポ。外側の花ビラの環が1層のようで、ネットで見るとカントウタンポポは数層で、カンサイタンポポは1層。ただ、奥のタンポポが数層に分かれているようだし、関西方面のタンポポがあるはずがないので、カントウタンポポと判断した。

 ガクが開いているセイヨウタンポポもあったが少数派。



 タチツボスミレが藤色の花を咲かせる。



 草の陰に埋まるように同じ紫系のキランソウ。



 同じように咲く、たぶんトキワハゼ。



 学舎の周囲には藤色の花の群落がある。近づいて見るとカキドオシが密集している。





 近くにはオオイヌノフグリも。



 黄色の花のヘビイチゴ。



 学舎とカラシナ(たぶん)。



 学舎とカラスノエンドウ。



 学舎とナズナ(ぺんぺん草)。



 コブシの花は散り際。



 今回で保存会の週毎の活動は終了して、月数日間の楮畑の草刈り作業に移る。

 


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