伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

出会いたくなかった・・イノシシ

2020年11月20日 | 生き物
 フロントの写真の解説から。
 これはあくまでイメージ画。イノシシが30m先を横切った時の印象を絵にしたもの。駆けて横切るイノシシを見かけて、カメラのスイッチを押したが、準備が整う前に全てが通り過ぎてしまった。残念ながら写真はない。

 毛色が濃い焦げ茶色の一回り大きいイノシシの後を、若干小ぶりで明るい焦げ茶のイノシシ3頭が追いかける。若干の間を開けもう1頭が横切った。おそらく母親1頭と子どもの若イノシシ4頭のファミリー。

 毎朝の散歩道は片道1.5km。その間に獣道とおぼしき踏み分け道を4ヶ所程度見てきた。明らかにイノシシが泥浴びをしたと思われる跡や、草を掘り起してミミズを探したと思われる跡もたびたび見てきた。確実にイノシシはいると思っていたが、明るくなってからは合わないだろうと思っていたし、願わくは合うことがなく過ごしたいと思っていた。

 ところが、今日の散歩で出会ってしまった。時間は午前7時の少し前。

 次の写真中央下の土がむき出しになった部分が、このイノシシファミリーが通った獣道だ。



 この獣道は数年前から見ていたが、ここを獣が通ったのは初めて見た。

 以前も書いたが、調べるとイノシシは本来、昼間に活動する昼行性なのだが、人間生活があるところでは人を避けるために夜行性の行動をとるという。
 そのイノシシが、明るくなってから姿を現すのは、人に慣れてきているからではないのだろうか。そう思うと、これからの散歩に若干の怖さを感じる。

 幸い愛犬の散歩なので、犬を恐れてイノシシもおいそれと近づいてこないかもしれない。しかし、突然、直近で出くわしたらどうなるのだろう。クワバラクワバラの思いだ。

 散歩道でこれまで見かけた獣は、モモンガ、リス、ウサギ、ニホンアナグマ、ハクビシンと言ったところだろうか。
 最近も足跡を見かけたばかりだ。



 丸内が足跡だが、黄緑色の丸内とその右側の足跡は5本指に見える。橙色の丸内は4本指に見える。

 5本指が半円形に並ぶ足跡はハクビシンの足跡。しかし、この足跡は大きい。ハクビシンとしたら、よっぽどの大物だ。一方、4本指は何だろう。大きさから判断するとキツネかもしれない。もっとも5本指に見えるのは実は勘違いで、実は4本指が正しいのかも。とすると、この足跡は1頭の足跡ということになる。

 いずれにしても、ここいらには何らかの野生の動物が生息しているということになる。遠目に見る分には構わないのだが、近くで遭遇することだけは避けたいものだ。

 さて今朝も美しい朝焼けを見ながら朝を迎えた。



 夜間に風が吹く。紅葉というか、落葉の季節を迎えている。
 地上に落ちることに抵抗し、電線で踏ん張る枯葉があった。大ケヤキの葉っぱだ。



 冬の到来を告げるユキムシの数も増えてきたように思う。



 木枯らしが吹く頃だから当然か。


 


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