熱帯魚・金魚・犬

愛するペットとの日々

Rich Girl

2005年05月27日 | Weblog
今、金持ちが熱い。
か、どうかはしらない。
が、少なくとも金持ちを、金持ちだけを対象にした雑誌が存在している。

例えば「SEVEN」という雑誌だ。

どのくらいの金持ちを想定しているのか。
それは最初の連載記事のタイトルでもわかる。

「パトロンへの道」

そんな道があることを知らなかったし、
おそらくこれからも私の前にその道は出てこないだろう。
できればその道を通った人が私に援助してほしいくらいだ。
私の何に対してだか知らないが。


さらに見ていくとこんな記事。

「1億円からの資産防衛術」

1億円から。
そんくらいあると防衛しようという気になるのか。
しかし金持ちたるもの、防衛だけではないのだ。
こんな記事が続く。

・ 失敗を恐れない服装術
「攻めの姿勢で自分自身をプロモートする」

攻めの姿勢だ。
なんとなく小太りの人が露出過多なドレスをきちゃってる様を思い浮かべた私だ。
失敗を恐れてほしいものである。


他にも魅力的な記事が満載。
その金額がいくらなのか想像もつかないマネーコラム
「大きいお金 小さいお金」

何を言われているのかわからないタイトル。
「 真のクラブライフはロッホローモンドから始まる」
ロッホローモンド。
ハトか。

金持ちはやはりわからないのだった。


そしてもう一誌。
新聞にたまに広告が載っている「Nile's Nile」。

登録すればただで雑誌を送ってくれるのだが
審査が必要なのだ。
感じ悪いのだ。

そんな「Nile's Nile」のサイトにあった
ゴージャスな宝石の数々には、
やはりゴージャスな説明文が踊っていた。

例えばブルガリの1300万円のチョーカー(ちょーかーって何?)
の説明文はこんな感じだ。

『明るく雲状にたなびく銀河の偉容は、
 もはや地球上の都市では見えないけれど、
 地上のひかりはまだここにある。
 自然が創造した宇宙からの贈り物。
 その美に感情は蒸発する。最高級の宝石。』

言ってることがよくわからないが
何しろ最高級にひかってるんだな。
感情が蒸発するほどに。


ティファニーのネックレス385万円。

『空を見上げると、すぐにわかる。
 光は洞察と憧憬に対する期待だということを。』

わかんねーよ。


そしてティファニーのピアス420万円。

『空を見上げるとき、
 わたしたちは、ある開放感を得る。
 そこにはつねに最高の美があるからだ。
 すべてのアートは天然自然界から生まれると、
 哲学者プラトンは言った。
 風邪が心をそよがせる。』

締めでミスったな。
確かに私の心はそよいだけど。

ま、ともかく金持ちすげーってことで。


SEVEN
http://www.7hills.ne.jp

Nile's Nile
http://www.a-nb.com/index.html

Day By Day

2005年05月20日 | Weblog
最近すっかり週刊になってしまったわけだが、
今回はそんな私の多忙な1日を紹介しよう。


まず朝は6時に起きる。

かつてコピー機の営業をやっていたときは
あきれるほど朝寝坊していたことが信じられないくらい
これはもうちゃんとおきる。

そして腕立て50回、腹筋50回をこなしてから2キロのランニング。
始めてから3ヶ月。
最初は相当きつかったが今は結構軽くいける感じ。
やるのが嫌にならない程度に少しずつ、回数と距離を伸ばしている。

ランニングから帰ってきてシャワーを浴びる。
シャワーを浴びながら考え付いたビジネスのアイデアをメモしつつ、
野菜ジュースと牛乳とパンの朝食をとる。

これで大体7時半になる。


ここからは読書タイムだ。
何しろ本を読む時間はきっちり取りたいと以前から思っていたのだ。
テレビを音を消してつけつつ、ビジネス書を読む。
最近はビジネス英語の勉強も兼ねて原書で読むようにしている。
読むスピードはとてつもなく遅いが、
その分、内容を吟味できているように思う。

8時半からは30分ほど株のサイトを確認し
9時には家を出る。
何しろ会社が近いので9時15分には遅くても会社につく。


そして激務をこなし、
大体夜の10時ころに家に帰る。

まずシャワーを浴びて一日の疲れを洗い流す。
相変わらず夜はあまり食べないので
チーズ、生ハム、野菜のスティックなどで
ワインを2杯飲む。
英語のヒアリング能力を高めたいのでCNNを見ながらゆっくりとすごす。

時間が早いときは映画だ。
アクションなどは苦手なので、イギリスの文芸系が好みだ。

音楽をかけてゆっくり考えにふけることもある。
こんなときに大抵、新しいビジネスの種を思いつく。
ノートに書くときもあるが、興がのったときはパソコンを立ち上げ、
プランの大枠を組み立ててしまう。

あとは熱帯魚にえさをやったりなど、
そんなこんなで大体寝るのは午前2時ごろ。

充実した日々を送っている。


そんなわけない。
誰だ、これ。
いるのかこんな奴。
でもいそうだな。案外。
大体カフェみたいな家具の家に住んでんだぜ。
落ち着くのかそんな家。
こんな生活してるやつとはきっと友達になれない。
何人だお前。
そして何業界だ。

「こんなことばっかり考えているから人脈とかないんだね君。」
「うん」



今日のタイトル
Day By Day / The Hooters
85年に発売されたファーストアルバムに収録。アメリカのバンドですね。珍しく。

WRIGLEY'S CHEWING GUM

2005年05月10日 | Weblog
たまには心を豊かにするかということで
美術館に行ってきた。
国立西洋美術館である。

なんとか展をやっていたが
そこまで豊かにすることはあるまいと考え
迷わず常設展チケットを買った。

なんだか口さびしかったので
入り口近くでガムを口に入れ、
常設展の入り口はこちらという文字の下にいくと
受付のもぎりのお姉さんに呼び止められた。

「何か、ガムのようなものを食べていませんか?」

<何か、ガムのようなもの>という部分で
スライムやら、単なるゴムとか、
ファミレスのステーキとか色々思いついてしまって困ったが
私はどう考えてもガムを食っていたので、
「はい、食べています。」
と英会話の例文のような回答をした。

すると
「ガムはご遠慮いただいておりますので…」
といわれた。
つまりたしなめられたわけだ、私。

「俺はガムをくちゃくちゃ音を立てて食うような下品なまねはしないぞ!」
と心の中では力強く叫んだが、
それは所詮、心の中だったので
もぎりのお姉さんには素直にガムを出してゴミ箱に捨てる人
に見えていたはずだ。


そんな通過儀礼を経て、ようやく作品を見始めた私だが、
これが結構面白い。
私は特に絵に詳しいわけでもなんでもないので
価値とかはよくわかんないんだけど、なんだか楽しい。

キャンパスに描かれたもの
板に描かれたもの
銅板に描かれたもの。

さらっと塗られているもの
絵の具もりもりなもの。


あまりにも楽しいので
絵に顔を近づけてみていたところ、
今度は学芸員と思われるお姉さんに声をかけられた。

「線の内側に入らないでください」

怒られたのだった。

芸術は楽しいが、
ルールがうるさいのだな。
心は豊かになったが
まるで小学生のような気持ちにもなった。
ついでにパンダを動物園で見ようと思ったほどだ。
勿論見ようと思っただけだけど。



全く関係ないが、昨日のYAHOO!のニュースの見出しは素敵だった。

「過剰リフォーム姉妹に市支援」

過剰リフォーム姉妹。

NEAT NEAT NEAT

2005年05月05日 | Weblog
昨日、NEETについての番組を見た。

NEETの人には申し訳ないけど
ひとつも理解できなかった。

理解できなかったどころか
お前ら死ねよ、ぐらいまで思った。

でもそれはそれ。
親がお前らを見捨てたくないのだからしょうがない。
親に死ぬほど感謝して死ねばいい。
でも親が先に死んだらどうすんだ?


やりたいことがないから働かない。
それで暮らしていけるならそんなにいいことはない。
私だって仕事が心底嫌いだが
飯が食えないから働いている。


誰でもがいってることだろうけど
俺もいうよ。

やりたいことがなくても働け。

やりたいことが大きすぎでどうにもならない私に比べれば
お前らの小ささはどうなのだ。

世界征服をしなければいけないのに
35歳にもなって部下一人の私はどうすればいいというのだ。
お前ら全員俺の部下になったらどうだ。
俺がやることを全て強制してやる。

しかも強制した上で気を使ってやる。

どうだ。
気持ち悪かろう。
なんだかわからんが。


ようするに腹が立ったんだな、俺。
働かなくても笑ってるやつがいるのを見て。



今回のタイトル
NEAT NEAT NEAT / The Damned
パンク御三家と言われながらも
非常に影の薄いダムド。でも大好き。