熱帯魚・金魚・犬

愛するペットとの日々

Like a Hurricane

2005年07月22日 | Weblog
台風だ。
歩いて会社に来ているので
何も関係ないのが腹が立つ。


それはそうと話の続きを書こうと思ったのだが
あまりにも長くなりそうなので挫折。
もう少し余裕があるときに書き直したいと思います。


で、話は学生のころ。
私は心理学科だったので
カウンセリング実習などという授業もあった。
そのときの話だ。


実習はこんな具合に行われる。

まず、真ん中に一人座る。
これが実習の対象者。カウンセリングを受ける人の役である。

その周囲に6人ほど座る。
これがカウンセラー。実際には6人もいるわけないが
あくまでも実習。しかも初級なのでそんな感じでやるのだ。(たぶん)
で、この人たちは真ん中に座っている人が
どんな人であるかを聞きだす。

そして残りの生徒はその様子を観察する。


進め方は簡単。

真ん中にいる人は6人から様々な質問を受け
それに答える。

そして質問者の6人がその結果を受け、
真ん中の人がどんな人か、そしてその人の何パーセントを理解できたか
というレポートを最後にする。

そしてその結果に対して真ん中の人が感想を述べ、
観察者達の感想を聞くという按配。


そして私が真ん中の人に選ばれた。

「休日は何をやっていますか」
「趣味はなんですか」
「嫌いなものはなんですか」
などの質問を浴び、素直に答えた私だが
いかんせん、何も私の心に踏み込むような質問はひとつもなく、
質問時間は終わった。


そしてカウンセラー達の結果発表。

とても楽しみだったのだが、
「社交的な人だと思います。」
「多少利己的なところがみられますがおおむね周囲とうまくやっていきそう」
など少し<うるせぇなこの野郎>的な感想もあったが
あまり面白い私像は提示されなかった。


驚いたのはその後だ。
6人のカウンセラー達が私という人間の何パーセントを理解したか。

最低でも50%以上だったのだ。
平均60%で、最高はなんと75%だった。

クラスメイトではあったが
そもそもそんなに仲がよかったわけではない。
絶対うそだ。
と私は思った。


私が感想を言う番になったので
しっかりと意見を伝えた。


あなた達があげた数字は間違っていると思う。
短時間で人の半分を理解できてると考える、
その思い上がりに大きな問題があるのではないか。

そしてそんなに自分がわかりやすい性格だとも思わない。
何しろ自分だって自分のことを50%もわかっていると思えない。
大体私自身が他人のことをフルで理解したとしても
せいぜい5%くらいだと思う。


と意見を言い終わった私を襲ったのは
圧倒的な反論の嵐だった。


・その考え方はおかしい
・人は理解しあうことができるはずだ
・質問に対する答えがまじめじゃなかったんじゃないのか
・そんなさびしい考え方でよく生きていけるね

等々、非難ごうごうである。


きっと私はみんなの信じていることの
根底部分を批判してしまったのだろう。
そうでなければあんなにも感情的な攻撃は受けなかったと思う。


まあ、否定的意見を言ったので、
攻撃をうけるのは一向にかまわないのだが、
みんな私がいいたいことの本質を少しもつかんでいなかった。


だってそんな短時間のたった少しの質問で人が理解できるくらいなら
心理学なんて必要ないのだ。
人は、他人のことを、そして自分のことをすこしでも知りたいから
様々な学問をつくり、研究しているんじゃないのか。

理解しているという思い上がりが
どれだけ多くの悲劇をつくってきたか
きっと考えたこともないのだ。

人が他人を理解するのは本当に難しい。
これはとても悲しいことで、
なんとなく救われないようだけど
大切なのは理解しようという姿勢であり
理解したいと思う気持ちなのだと思う。

だから少しでも、ほんの少しでも他人とわかりあえるとうれしいのだ。
きっと。

そのスタンスは私はいまだに変わっていない。


そしてそんな真理に19歳で気づいていた俺ってすげーな
という自慢話なんだな、これ。
がっかりだね。

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ノックは夜中に パート1

2005年07月13日 | Weblog
ドンドンドン
ドンドンドン

扉をたたく音で目を覚ました。

私の家の扉ではない。
隣の家の扉を誰かがたたいている。
壁が薄いんだよ。大体において。

それにしても、平日の夜中の2時。
私のすんでいるマンションは
夜8時以降は鍵がないと入れないようになっている。
つまり住人が何かをしてるのだ。


仕方なく私は鍵をあけ
隣の扉をたたいている人影に声をかけてみた。

「何かありましたか」

振り返ったのは50歳代のおばさん。

「あ、私、この部屋の下の階に住んでるんですけど、水が漏ってきてて、
何回呼んでも出てこないんですよ。どうすればいいですか?」

どうすればいいも何も、大家を呼ぶか、不動産屋を呼ぶか
それくらいしかないだろう。
それを極めて丁寧な口調で説明する大人な私。

「ああ、そうしてみます」

そうしろよ、ていうかそれくらい気づけよ最初からと思った私だが
とりあえず音はしなくなったので一安心。
さあ、明日も仕事だからしっかり寝なければ、
そう考えながら布団に入った。


しかし、何かが私の頭にひっかかる。
答えはすぐに出た。

このままじゃあ終わらない。
だってそりゃそうだ。
今、私が持っている情報は以下の2点。

・水漏れしてる。つまり水を流しっぱなしにしている。
・どんなに呼び鈴を押しても、扉をたたいても出てこない。

隣の家で何かが起きているのだ。
とてつもなく嫌な予感もする。

すっかり眠気もうせ、
めがねをかけてベットの上に座り、次に起こる何かを待ってみた。


そして10分ほどした頃、
やはり何かは起きたのだ。


つづく
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Lion's Mouth

2005年07月07日 | Weblog
「ライオンかヒツジの皮みたいなのよ」

先日、食事をしていたところ
隣の席に座っていた3人の女性の会話が耳に入ってきた。
というよりは60代に手が届こうかというその女性達の声が
異様にでかくて、聞きたくなくても耳に入ってくるのだ。

その一言がきっかけになったのか
3人が同時に話しだした。

それは本当に会話しているのか?
とあきれながら食事を再開していたところ、
次に私の耳に入ってきた言葉はこうだった。

「ライオンか水牛の皮みたいなのよ」

ヒツジ落選。
ライオンは譲れないらしい。

それにしてもどんな皮なのか。
そしてその皮を使って何が作られていたのか。
まったく謎である。
知りたくもないタイプの謎である。

今日の朝、谷亮子が何を食ったかくらい
知りたくもない謎である。


そこまででもないか。

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Perfect Kiss

2005年07月01日 | Weblog
たまたま目に付いた恋愛相談の記事。
タイトルからしてすばらしい。

「ルックスも教養も完璧な私。普通の恋愛がしたい。。。 (27歳/女性) 」

完璧。すげいな。


>わたしはよくプライドが高いのに自信がないと言われます。
>プライドが高い理由は、ひとつはルックス、もうひとつは学歴、教養です。

自信がないようには思えません。


>小さい頃から一度も(就職以外は)挫折したことがなく、
>中、高、大学とすべて最高峰に一発合格でした。
>(自慢のようですがほんとです。)

「自慢」と「ほんと」の区別はなにかを考えさせられます。


>顔もスタイルも昔からほめられます。
>また、音楽の才能もありました。

英語の翻訳を間違えましたか?
文章のつながりがわかりません。


>いろいろな集まりでも、はじめは必ず私が一番に声をかけられます。
>パーティーや飲み会などでは私の前だけ男の群れができてしまうほどです。

男の群れ。
男の群れ。
2回書いてしまいました。


>男性は最初の可憐で女らしい私の外見とのギャップに驚愕するようです。

可憐で女らしい私の外見。
鏡の前で1日3時間はすごしていることが想像されます。


>なんとかモテる外見と知性を利用して、すばらしい恋愛をしてみたいです。

モテる外見と知性。
知性!


>どうしたら中身的に普通のかわいい女の子に変われるか教えてください。
>お願します!!


中身的に。
だんだんとこの方には知性が足りないような気がしてきました。
勝手に悩めばいいと思います。
他に悩んだほうがいいことがあることに気づくべきですね。


http://www.sunmarie.com/cgi-bin/renai/asahi_renai.cgi?no=423
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