
渡れる確信も情報も
全くありませんでした

この状況からして
渡れるなどとは
思いもしませんでした

私独りであれば
早々に撤収していた事でしょう
真っ暗闇で長靴をビチャビチャに
待てど暮らせ一時間
闇夜に「道」が現れます

諄いようですが
渡れる確信など全く
ありませんでした

滞在時間は30分
初めての上陸に
潮が満ち帰れなくなるのではと
ヒヤヒヤでした

広島県呉市蒲刈島の沖合に点在する
神様が祀られる「荷島」の眺め
「にしま」と呼ぶ人もいれば
「にないしま」とも呼ぶそうです
更に、「夫婦岩」とも呼ばれているようです
大潮の時にだけ
渡ることが許される島の眺めでございます。