ジャニーズ問題

前提として私は、いわゆる芸能界と呼ばれる世界のことについて、その中でも特に、最近のことについては、かなり疎い。

アイドルといえば、ＳＭＡＰで止まっていて、Ⅴ６と嵐の区別はつかない。

大河ドラマに良く出演される岡田准一さんは知っているが、彼が前者のどちらの所属なのかは、何回教えられても覚えることができない。

そういう私ではあるが、毎日聴いているラジオ番組でも昨日、この問題が取り上げられていて、その中で気になるコメントがあった。

それは、今回の問題を受けて、ジャニーズ事務所所属タレントのＣＭ契約を更新しないなどの企業が増えてきていることについて、「タレントには責任が無いのでは？」というもの。

確かにその通りなのかもしれない。

しかし、それは芸能界側にいる人の発想だと思った。

実際に多額の費用をかけてＣＭを出す企業側からしてみれば、タレントに責任があろうが無かろうが、会社のリスクになりかねない選択はしないと思う。

そのタレントを守る以前に、会社を守り、従業員とその家族の生活を守り、取引先などを守る責任があるからだ。

立ち位置によって考え方というのは様々になるものなのだと、このコメントを聞いてあらためて感じた。