いとう大の徒然日記

神栖市を今より少しでも発展させて、次の世代に引き継ぎたい!

内閣不信任決議案

2011-05-31 10:29:07 | 国政・県政
の提出を自民党が検討しているとのこと。

子供の頃から政治関連のテレビ番組を見ることが好きだった私は、政策的なやりとりも好きでしたが、政局が緊迫してくる場面も、子供心にワクワクする気持ちがあったことを思い出します。

政治家を見ても、いかにも政策に強そうな人もいれば、政策論争はイマイチでも、政局の場面になると存在感を増す人もいます。

何となくではあったのでしょうが、政策論争とは違う、権力闘争から感じる迫力や駆け引き、うさん臭さであったり、その中から新しいものが生まれてくるのかもしれない、あるいは何かが変わるのかもしれないなどという期待感を感じていたのかもしれません。


今回の不信任決議案については、私が大人になった(?)のか?それとも谷垣総裁のキャラクターなのか?そういうにおいを感じることはありませんが、大きな節目になることは間違いないと思います。

日本国民のみならず民主党内部でも、どうしても菅さんに首相を続けて欲しいと願っている人は、ほとんどいないと思いますが、続投を支持する人の中でも「震災後の復旧・復興の最中に首相を変えるべきではないから菅首相でも…」という消極的な理由が多いようです。

私などは、確かにその理由も理解できますが、今までの言動や対応を見ていると、それを考慮したとしても、菅さんには即刻辞めてもらいたいという思いです。


自民党からしても、もし不信任決議案が否決された場合には、逆から見れば菅内閣が信任されたということにもなりますので、その場合の跳ね返ってくるダメージも考慮しなければなりません。


― 今回も小沢さんが鍵を握っているようです。

いろいろな評価がありますが、しぶといと言うか、ポイントとなる場面では必ずと言っていいほど絡んでくる、というよりも絡んでくることができるこの人は、政治家として、やはり凄い人だと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

首相経験者

2011-05-28 14:57:39 | 国政・県政
自民党の中堅・若手議員を中心とする党改革委員会がまとめた提言案の中に、首相経験者を次期衆院選で公認・推薦しないことが検討課題として掲げられたとのこと。

それに該当する方が何人もいる自民党においては、何とも大胆な提言ですが、確かに、首相まで経験した方がその後に何をやるのか?だったら、首相の時にやっておけば… という感じもします。

(その意味では、小泉元首相の引き際は見事だったと思います。)


一方で、その知識や経験を生かし、国民から求められる限りは議員を続けてもいいのではないか?という考え方もあると思います。

(比例ではなく、選挙区で当選できるのであればということです。)


ここは、まさに個々の判断や考え方になってくると思います。

また、同じ首相経験者でも、「この人にはもう少し頑張って欲しいが、この人はもうそろそろ…」という場合もあると思います。

(だからこそ、”首相経験者”という括りにしたのかもしれませんが…)


いろいろな考え方があろうかと思いますが、最終的には有権者の判断であるべきだと思います。

今回の提言は、それを党としては入口のところで規制しようとするものですが、これはあくまでも自民党内の決め事ですので、立候補しようと思えば他党からでも無所属でも立候補できますし、選挙に強そうな方も多いので、当選できる方もいるでしょう。

(個人的には、功労者に対してはもう少し丁寧な対応をして欲しいとは思いますが…)


いずれにしても、提言をするだけで腰砕けになることなく、前進させることができるだけのパワーがあれば、首相経験者等のベテランたちも、「そろそろ若いものに任せても…」という思いになるかもしれませんね。

(メンバーを見ると、そんなことはないか…)


そういえば、党は違いますが鳩山前首相も、一度は引退宣言をしながら、あっけなくそれを撤回したということがありました。

鳩山さんは、”もう少し…”か”もうそろそろ…”というよりも、”もういい加減にして…”という感じですが…
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鹿島地方事務組合議会

2011-05-27 17:16:06 | 政治活動
が先日開催されました。

鹿島地方事務組合については、このブログでも何度か取り上げていますが、神栖市と鹿嶋市が共同で行う事業のために、それぞれ一定の割合でお金を出し合い運営している組織で、現在はRDFセンター、市場、消防についての事業を行っています。

そして、この組合は前述したとおり、両市からの税金で運営されていますので、それをチェックするための議会もあり、現在は神栖市議会から6人、鹿嶋市議会から5人の計11人の議員で構成されています。

(ちなみに神栖市議会から選出される議員についても、来年2月の神栖市議会議員の改選以降は鹿嶋市と同じ5人となります。)


今回からは、鹿嶋市議会議員選挙が4月におこなわれたことにより、鹿嶋市議会から選出される議員の顔ぶれが変わりましたので、何となく新鮮な気分に…

そのうち、お二人の議員さんは初対面でもありましたので、当日はほとんどお話しすることはできませんでしたが、どのような考えを持った方なのか?どのようなタイプの議員さんなのか?今後が楽しみです。


当日は、消防事業特別会計に191万8000円を追加する補正予算が全会一致で可決された他、前述したとおり鹿嶋市議会から選出されている議員が変わったことなどにより、議長、副議長の選挙、及び監査委員の選任も行われ、議長については全議員からご推薦をいただき、私が選ばれました。

任期については、神栖市議会議員としての任期である来年2月までということになりますが、その間、全力で議長の職を務めてまいります。


なお、組合の3事業について、それぞれ私が注目している点を一つずつあげると、

RDFセンターについては、今後もRDFセンター自体が必要なのか?両市の可燃ごみについて、RDFセンターを経由せずに直接再資源化センターで処理した方が、コスト削減にもなって良いのではないか?


市場事業については、今後、現在の場所から移転する際に、現在のように公設にするのか?あるいは民設にするのか?また、運営は公営にするのか?民営にするのか?


消防事業については、鹿島地方事務組合に統合されてから2年余りが経ち、統合の効果は出ているのか?組織としての一体感は出てきているのか?

というところです。


この他にもいろいろと課題はありますが、これらについては、残された任期の間に特に力を入れていきたいと思っています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

り災証明書

2011-05-26 14:31:48 | 東日本大震災
このブログにも、「り災証明書の発行が遅い」というコメントが寄せられたことがありますし、また、直接そのようなお話も何度となくいただきました。

一方で、最近はプロジェクトチームができたことなどにより、以前よりはスピードアップしてきているという認識もありましたので、先日の臨時議会でそのあたりの現状を確認したところ、市からは「当初は申請件数も多く滞った面もあったが、最近は順調に進んでいる」という趣旨の答弁がありました。


現在、り災証明書の発行は、プロジェクトチーム16名に市職員を増員し、茨城県からも4名の派遣を受けながら対応しており、さらに臨時議会では、その業務の一部を民間に委託するための予算も提案され、可決されました。

民間委託の方は、主に二次調査を担当するようですが、いずれにしてもさらなるスピードアップが期待されます。

なお、市の説明では一次調査は5月中には終える予定とのことです。


ちなみに、臨時議会でり災証明書の数字的な面を確認したところ、受付件数は4225件で、そのうち一次調査の実施は2472件とのことでした。


また、発行された証明書の内訳は、5月16日現在で下記のとおりとなっています。

・全壊123件 ・大規模半壊419件 ・半壊508件 ・一部損壊986件
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

平成23年度予算実施対象事業

2011-05-25 16:51:28 | 政治活動
前回は、平成23年度に予定されていた事業のうち、震災復旧費用の捻出のため、見直し対象となった事業について取り上げましたが、今回は反対に、見直しの検討はされたものの、最終的には中止や先送りはされずに、予定通り実施されることとなった事業のうち、主なものについてご報告させていただきます。


・敬老祝金の支給
・心身障害者(児)福祉手当
・分娩者手当金
・人間ドック等健康診査助成事業
・医師確保対策事業
・ヒブ、小児肺炎球菌ワクチン接種費用助成事業
・子宮頚がん予防対策事業
・公害対策事業
・太陽光発電、高効率給湯システム設置補助金
・チャイルドシート購入費補助金
・防犯対策事業
・土研跡防災公園整備事業
・耕作放棄地対策事業
・水田農業構造改革交付金
・松くい虫防除事業
・神栖夏まつり助成事業
・学力向上推進事業
・学校校舎等耐震改修事業


当初、見直しの対象となったのは、一般財源で41億3100万円分でしたが、その後の検討の結果、実際に見直し対象となったのは、前回取り上げた約20億円分であり、上記の事業など、残りの約21億円分は予定通り実施されるということになります。

ただし、今後の財政状況によっては、さらなる見直しが必要になる場合もあろうかと思います。
コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

平成23年度予算見直し事業

2011-05-24 15:05:51 | 政治活動
昨日このブログで、震災における復旧作業などのために必要となる財源のうち、約20億円分については、平成23年度事業の見直し(中止や先送りなど)で捻出されることを取り上げましたが、その見直し対象事業のうち、主なものについてご報告させていただきます。

(詳細については、市の広報紙やHPなどで取り上げられるものと思います。)


・海外親善訪問事業
・庁舎改修事業
・第2庁舎建設事業
・はさき火葬場建替事業
・電気自動車購入、電気自動車用充電施設整備補助金
・住宅リフォーム助成金
・神之池緑地公園再生事業
・南浜緩衝緑地公園整備事業
・土合緑地公園いきいきらんど再生事業
・砂丘荘跡地周辺整備事業
・日川浜海岸環境整備事業
・文化センター施設整備事業
・トライアスロン大会業務
・市民マラソン準備業務
・海浜庭球場改修事業
・市議会常任委員会等視察


これらについては、あくまでも平成23年度予算の分ですが、復旧は今のところ3年間で実施する計画となっており、また、今年度17億円の減収が見込まれている固定資産税についても、急激に回復するものではないと思いますので、来年度以降も厳しい財政運営となることが予想されます。


また、議会では上記のとおり、本年度の視察研修を中止としましたが、その他にも議員報酬の削減について、先日の議員協議会で議論されました。

議長からは、「全会一致」で削減案を提案したい旨の説明がありましたが、一部の議員が削減反対を表明したことから、全会一致ではなく、賛同する議員のみによる提案となりそうです。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

災害復旧費用③

2011-05-23 11:38:06 | 東日本大震災
先日の議員協議会において、4月28日時点の災害復旧費用の見込み額が、神栖市から示されました。


○道路:86億8500万円     ○下水道:50億9720万円  
○公園:6億7800万円      ○上水道:14億7000万円
○小中学校等:1億330万円  ○農業用施設:12億7300万円
○その他(庁舎等):5億4460万円


合計で178億5110万円となっており、これらについては平成23年度から平成25年度の3年間で進めていく計画となっていますが、問題はこのブログでも何度も申し上げていますが、そのための財源です。


神栖市は財政的に恵まれているというイメージを持っている方も多いかとは思いますが、近年は徐々に厳しさも増してきており、また、これらについては、当然ではありますが、予定されていた事業ではありませんので、そのための財源を新たに捻出しなければなりません。


そして、その内訳は下記のとおりとなっています。


○国からの補助金(見込み) 85億6860万円
○借入金(見込み)       86億8970万円
○市の一般財源         5億9280万円


さらに、この他にも今回の震災の影響で、固定資産税が約17億円減収見込みとなっており、それと前段の市の一般財源分の約6億円を合わせた部分については、予定されていた事業の見直しにより捻出することになります。

つまり、当面は今まで実施されていた事業や今年度から実施されるはずだった新規事業について、可能な範囲で削りながら、やり繰りしていかなければならない財政状況になるということです。


なお、平成23年度の見直し対象事業については、約20億円分が予定されていますが、それらについては、あらためてご報告させていただきます。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

災害復旧費用②

2011-05-18 10:15:35 | 東日本大震災
東日本大震災に関する復興費用について、以前このブログでは約145億円とお知らせしましたが、市の説明によると、その後さらに膨らんで、現在では約178億円を見込んでいるとのこと。

そのうち、どの程度が国の補助対象になるのかが、まだ明確になっていないので、結果として市の負担がどれほどになるのかも、はっきりしていません。

当面は、手探りの状態となりそうです…


その他の部分については、借金と事業の見直しなどで対応していくことになりますが、それに加えて、税収が下がることも予想されますので、今後は神栖市といえども厳しい財政運営となりそうです。

それらの具体像については、明日開かれる議員協議会で示されるものと思いますので、あらためてご報告させていただきます。


それにしても、繰り返しになりますが、国の対応がまだ明確ではないので、それ次第では明日示される内容についても、変更の可能性があるということになります。
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

定年延長

2011-05-17 10:18:13 | 政治活動
本来であれば3月末で定年退職となるはずだった職員のうち、10人が6月末まで勤務が延長されています。

東日本大震災の影響で、例年4月1日に行われている人事異動が、3ヵ月先送りされたことなどによる対応なのでしょうが、その間に支払われる10人分の給与等は以下のとおりとなっており、これを見ると他の方法はなかったのかという思いになります。

(もちろん、金額だけの問題ではありませんが…)


○給与(3ヵ月分) 15,398,553円
○ボーナス      9,573,742円

合計で24,972,295円となります。


震災の混乱の中で、人事異動を延期したことは理解できますが、問題はそれに伴って、定年退職者の勤務を延長する必要があったのかということ。

定年退職者ということは、最も給料等が高額な人達ということになりますが、その10人がいなければ十分な対応ができなかったのか?

それとも、人手が足りなかったのか? だとするならば、臨時職員ではだめだったのか?


など、その効果の検証を市に対して求めていきます。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クールビズ

2011-05-12 10:38:35 | 政治活動
神栖市役所では、例年より前倒しで5月16日からクールビズを実施するようですが、神栖市議会では…


昨年は協議の結果、賛否両論ありましたが、「市議会は市民の代表として神栖市の意思を決定する議事期間であることから、身だしなみにも厳格さ求めなければならない。」という理由で、実施が見送られました。

クールビズは国会でも実施されていますし、地方議会でも広がりを見せる中、もはやこの理由は通用しないものと思います。

6月議会までには議論されると思いますが、東日本大震災による電力不足も懸念されていることもありますので、今年こそは神栖市議会でもクールビズを実施していただきたいと思っています。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする