現在のはさき火葬場は、築40年以上が経過していて老朽化が激しいため、新年度予算にはその建替のために2億1150万円が計上されています。
問題は、この施設が絶対的になければならないものなのか?ということ。
平成21年度のはさき火葬場での火葬件数は271件。(ちなみに、かみす聖苑は505件。)
今後、高齢化社会が進行する中で、その件数は増加するかもしれませんが、それらを最近増築したかみす聖苑のみで対応できないのかということです。
もちろん、火葬場に限らずどのような施設でも、市民からすれば近い方が利便性は高いとは思います。
しかし、限られた財源の中で、当然限度というものもあります。
今回のはさき火葬場建替事業は、一つの市の中に2つの火葬場を維持していくということになりますが、変な言い方になるかもしれませんが、他の施設に比べると一つの世帯でそれほど頻繁に利用するものではないと思います。
波崎地域の方からすれば、火葬場をかみす聖苑一ヵ所に集約した場合には、距離的な面などで若干利便性が低下するかもしれませんが、新年度予算において財政調整基金(貯金)を前年度決算見込と比較して18億円あまりも減らしている現状を考えれば、かみす聖苑のみでの対応ができないものなのか?もし可能だとした場合に、それでもこの事業はどうしても進めなければならないものなのか?
明日から始まる3月議会において、そのあたりの確認をしたいと思っています。
問題は、この施設が絶対的になければならないものなのか?ということ。
平成21年度のはさき火葬場での火葬件数は271件。(ちなみに、かみす聖苑は505件。)
今後、高齢化社会が進行する中で、その件数は増加するかもしれませんが、それらを最近増築したかみす聖苑のみで対応できないのかということです。
もちろん、火葬場に限らずどのような施設でも、市民からすれば近い方が利便性は高いとは思います。
しかし、限られた財源の中で、当然限度というものもあります。
今回のはさき火葬場建替事業は、一つの市の中に2つの火葬場を維持していくということになりますが、変な言い方になるかもしれませんが、他の施設に比べると一つの世帯でそれほど頻繁に利用するものではないと思います。
波崎地域の方からすれば、火葬場をかみす聖苑一ヵ所に集約した場合には、距離的な面などで若干利便性が低下するかもしれませんが、新年度予算において財政調整基金(貯金)を前年度決算見込と比較して18億円あまりも減らしている現状を考えれば、かみす聖苑のみでの対応ができないものなのか?もし可能だとした場合に、それでもこの事業はどうしても進めなければならないものなのか?
明日から始まる3月議会において、そのあたりの確認をしたいと思っています。
しかし、この火葬場は頻繁に使用しない施設でも、そこを利用する人の「想い」は他の施設より重いものがあると考えます。
伊藤さんは喪主になった事はあるでしょうか?
私は三度ほど経験があります。
一戸の事情でそこの親戚だけでなく近所の方々にご苦労をかけ、弔問に訪れていただく方々までお時間いただくのが葬儀だとすると、ぜひとも生活圏での利便性を考慮していただきたい施設かと思います。
そういった生活文化のある地域にある施設がこの施設かと思います。
統合した場合、現在のはさき火葬場の利用データがすべてかみす聖苑に移ると考えていますか?
私は、銚子の施設が受け入れ可能ならば相当数が銚子へ移行すると推測します。
矢田部の我が家から16キロがかみす聖苑ではさき火葬場が9キロ、銚子が13キロです。
現在も矢田部地域の方は、はさき、かみす両施設どちらでも距離はさほど変わりませんので、利用はマチマチだと思います。若松地域の方はかみす聖苑の利用が年々増加しているようですね。(感覚として感じます。)
波崎地域の方々はどうでしょうか?
圧倒的にはさき火葬場を利用していると思います。
海岸道路封鎖が解かれるなどのアクセス面での利便性の向上を検討材料に加えていただきたいものです。
神栖市でひとつの施設
それは神栖地区に偏らず神栖地区の方が波崎地区まで移動する施設配置も合併後の神栖市は目指しても良いと思います。
人が動けば交流が生まれます。新たな交流をすれば人に豊かな心が芽生えます。
市民協働が単なる行政と民間のワークシェアリングで終わるか?活き活きとした住民創造に発展するか?
施設配置の面からも「住民の心」に配慮した計画を望みたいところです。
神栖市に限った話しではありませんが各地で、お金が先に立つ議論展開での効率化に偏る傾向が見えるように感じます。
そういった計画を目にすると
お金は大切ですが、計画に心が込められたものかどうか?という見方をする体質を私は持っています。
施設のお話しついでに
学校耐震化について
1)箱は強固になっても雨に弱い
多くの窓がある学校ですが、サッシの老朽化とガラスをとめているパッキンの老朽化及び雨漏り。
というのが現場の声です。
校舎や体育館のガラスは、専門家からみたらかなり危険なものが多いようですよ。(ちなみに学校の体育館は地域のスポーツグループにも解放しているので、子どもだけの問題ではありません。)
検討材料のひとつに加えていただきたいものです。
2)財源はある
現在何かと話題になる学校給食費ですが、私の推計ですが、二億数千万円の補てんがなされています。
他市町村並みに集金すればその分増収となります。
坂東市のように給食費未納者は子ども手当てを窓口現金手渡し支給で未納分を徴収にしました。神栖市も導入すると数百円増収します。
神福の割合を半分にすると確実に5千万円程度増収になります。
というより、バラマキで出ていかず目的達成のための予算の有効利用ができるということになると思います。
まぁ
こんな考え方もあるんだなぁと思って軽く聞いていただけると幸いです。
もちろん、基本的な考え方や方向性が、多くの部分で近いからこそ、支援をしているわけですが、当然全てが近いというものでもありません。
そういう場合には議会において、遠慮なく厳しい言葉を投げかけます。
2~3年前には、どうしても理解できない事業が予算の中に含まれていたので、市長が提案した予算案に反対しようとしたこともあります。
(結局は、私の主張を理解していただき、その部分の予算は執行されず、その事業も中止となりました。)
私は、市長の後援会の役員である前に、市民から選ばれた議員ですので、このスタンスを変えるつもりは毛頭ありません。
確かに、民主党の内部のゴタゴタは、見ていて気持ちのいいものではありませんが、独裁国家のように、トップの方針に異を唱えることなく従っていく方が、より問題があると思います。
また、パフォーマンスでは?というご指摘がありましたが、どのあたりがパフォーマンスに感じられたのでしょうか?
ちなみに、私にはパフォーマンスをする必要など全くないのですが…
いつも貴重なご意見ありがとうございます。
今後の議員活動の参考にさせていただきます。