いとう大の徒然日記

神栖市を今より少しでも発展させて、次の世代に引き継ぎたい!

決算特別委員会 「人件費」

2010-09-16 09:36:41 | 政治活動
決算特別委員会における審査の中で、人件費の部分について市から、「合併後、人件費の削減は進んだが、職員が減った分、委託費などは増加しています。」との説明がありました。

ちょっと待ってくれ!という思いです。


確か、合併する前には、両町の重複するサ-ビスなどが一元化でき、業務の効率化が図られるという趣旨の説明があったはず。

事実、合併して間もない平成18年に策定された「集中改革プラン」では、平成18年からの4年間で職員数を777名から10%減の699名まで減らすことを目標とし、実際にはそれを上回る削減がなされました。

職員数を削減しても、その分を委託や臨時職員などで穴埋めしているのであれば、その部分についての合併の効果とは一体何だったのか?職員の削減というのは、単なる見せかけだったのか?という思いにもなってしまいます。


現場としては、「職員を減らされて仕事が追い付かない」という思いがあるのかもしれません。また、「正職員を維持しておくよりは、委託や臨時職員の方が弾力的に対応できるし、費用的にも抑えられる」という面もあるのかもしれません。

しかしそれは、職員自らの努力により、業務の徹底した効率化と職員個々の能力向上をきちんと行った場合の話だと思います。


今回の件を受けて、もしかしたら職員の削減という部分について、市役所全体の中で、その意義というものが、十分に共有されていなかったのではないか?とも思ってしまいましたが、そうだとするならば、それ自体も大きな問題です。
コメント
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