ニール・ジョーダン監督、ジュディー・フォスター主演のミステリー映画「ザ・ブレイブ・ワン」をレンタルＤＶＤで見た。結婚直前の婚約者と散歩中、暴漢に襲われ、ひん死の重傷を負い、医師である婚約者は殴り殺され、愛犬は盗まれてしまう。ニューヨークの暗い犯罪社会に、立ち向かう勇気ある、ラジオキャスターをジュディーが好演している。犯人に気づいた刑事が、罪をかぶって、逃がしてくれるシーンもよい。それにしても、アメリカには、シェパードのような大型犬が似合う。アイアム・レジェンドの時にも、シェパードが活躍していた。私もまた、犬を飼いたくなった。暴漢に襲われるのは避けたいが・・・、日本がニューヨーク化しないことを祈る。
中学2年生の一人息子を、いじめから守ろうとする、40歳の父親の心境を描いた、重松清の「ナイフ」を読んだ。平成１２年７月に発行された、この作品が載った単行本は、息子の部屋に残されていたものだ。今は、下宿生活で、大学生になっているが、8年前に、この本を読んでいたのか、ページの左端を折り込む、息子のクセが残されている文庫本を、ページの折り込みをもとに戻しながら読んでいる。
チームカムカムでエントリーしていた、全国金魚すくい大会（大和郡山）は、参加抽選にもれ、出場できなくなった。この日のために、チーシャツ（チーカムオリジナルのＴシャツ）も、赤で揃えていたのに、残念！雰囲気だけでも見にいってみようかな、来年に備えて。
生きる希望を砕かれた天才ピアニストが、自分の才能を信じてくれる女性教師クリューガー（モニカ・ブライブトロイ）との出会いを通して、再び人生の輝きを見出すまでを描く映画「4分間のピアニスト」を、秋篠音楽堂に見に行ってきた。主役ジェニーを演じるのは、1200人ノオーディションから選ばれた新人女優、ハンナー・ヘルツシュブリング。一度でも心の痛みを味わったものなら、決して目をそらせない真実に迫る演技が絶賛され、本国ドイツで大ヒットを記録、世界各国の映画祭でも数々の賞を受賞しているこの作品は、クラッシックの名曲はもちろん、ジャズやロックなど、他のジャンルのテイストを自由かつ大胆にアレンジした、ピアノ曲や多彩な音色が奏でられる。ラストシーンの4分間は、音楽映画の観念を打ち破る、斬新な曲を聴くことができる。
藍沢（山下智久）らは、ドクターヘリで達夫（平賀雅臣）という患者を搬送、夏祭りの山車が倒れ、その下敷きになった達夫は、腹部に山車の一部の木片が刺さっていた。達夫の父、重蔵（織本順吉）らも事故に巻き込まれ、救急車で病院に運び込まれていた。しかし、一時安定していた容態が急変し、二人同時に緊急手術をうけ、無事助かる。耕作（晴耕雨読より）と名付けてくれた、藍沢の祖母は、孫を思い出せないまま、リハビリ病棟に移り、ガス爆発現場に、ヘリで派遣された黒田（柳葉敏郎）は、白石（新垣結衣）をかばって、二次災害に遭い、藍沢に、手を切断して救出される。次回は、黒田の手がどうなるのかが、とても気になる。しかし、救命に向かった医師が、ケガをするなんて、処置を求めていた、他の患者さんが、気の毒。「無事これ名馬」平穏に暮らしていくのが、一番難しいことのようだ。
