勤労感謝の日の午後、ＮＨＫで新人大賞決定戦が放送された。三遊亭好志朗、桂小鯛、笑福亭生寿、春風亭昇也、林家つる子、桂二葉の６人が出演し、審査員全員の満点をとって、桂二葉が優勝した。休日にゆったりした気分で落語が聴けて大満足。
火曜日の夜はアスモ４Ｆで、しゃけ部タップダンスの練習があった。吉野先生指導の下、新しくフラップを習った。何でも青春映画の夕日に向かって駆け出すシーンを想像しながら動くとリズムが刻めるそうだ。一人ずつステップを踏んでいく時は超緊張するが、できない人にも親切に教えて下さる先生のやさしさに乗っかってなんとか続けている。
ミュージカル俳優で、奈良大和郡山に移住してこられた、さけもとあきらさんが、郡山駅前で開業された、「しゃけバ－」にちゃもり出演メンバーの慰労をかねて、金曜日の夜、飲みに行ってきた。しゃけさんのおもしろ話や、「ちゃもり」での四方山話、ぐちなどを各自堰が切れたように話し、あっという間の5時間半、おいしいお酒とお料理に至福の時を過ごせた。貸し切り時間をかなり超過したけれど、しゃけさんの神対応に癒やされた宵。また行きたくなった。
郡山城ホールに、「桂 文枝 襲名披露公演」を観に行って来た。一番最新の新作落語を聞いて、大いに笑い、芸の濃さに感心した。ちょうど文枝の年代にあった、同窓会の話、赤いコンパスを小学校に寄贈する男性の人生が、あざやかに描かれていた。
落語のＣＤを聴きながら眠りにつくという生活を続けている。小学館、昭和の名人完結編⑯の三代目三遊亭金馬の「死神（誉れの幇間）」が面白い。昭和34年にラジオで放送されたものの収録だが、話ぶりが生き生きとしていて、金馬が65歳であることなど感じさせない。不幸な列車事故にあったにもかかわらず、元気に復帰した金馬であったが、70歳で生涯を終えている。名人は、早死になのかも。
