宝石商やコンビニを狙った窃盗傷害犯事件が、連続でおこった。伊達（堺雅人）らが、捜査をしている中、事件を管轄する警察署から、捜査一課にクレームが入る。鑑識課の久遠（錦戸亮）が、事件現場付近で、親から虐待を受けていると、うわさされている小学生の文弥（渡辺甚平）の自宅を訪ねたからだ。所轄の警察官が、親に会い、虐待はなかったことを確認していたのに、久遠が訪問したことで、対面を汚されたと親が怒り出した。久遠は減俸処分となるが、文弥が虐待を受けていることを、携帯電話のやりとりで確信する。窃盗犯の目撃で、父親の子殺しが、実証され、久遠も、虐待を受けていた過去の自分と向き合い、今は施設にいる、父親の過去の罪を許す。伊達が、久遠を思いとどまらせて、神隠しが行われなかった一話だった。
