とりあえず空が青けりゃ それでいい

筋金入りのパニック障害。
同じ所をグルグルして
生きてます。

芥川龍之介『食物として』

2020-10-20 23:07:00 | 日記


昼休みに青空文庫を
見ている時、
面白い本があった。

芥川龍之介の
『食物として』だ。

内容は金沢の方言で
「うまそうな」という
言葉は「肥った」の意味を
もつらしい。

この方言が食人種の言葉
みたいで愉快に思った
芥川龍之介は、
自分の友達が食べ物に
見えるように
なってしまったという話。

写真の文はここまでしか
書いていないけど
この後が傑作で、

室生犀星は干物だとか
友達の作家達を
椎茸と鼻を一緒に煮たら
美味しそう・・だの
西洋風な味付が合いそう
だの・・

面白かったよ

なんか
芥川龍之介の本て
じわじわ
浸透してくるんだな・・
脳ミソに。

『猫』という短編も
東京で鼠を
取らなくなった猫が
田舎に行っても取らず、
役立たずと捨てられたの。
ある日、
飼い主が野生化して
鼠を食ってる元飼い猫を
見かけるって話。

結局、
人間が
勝手なだけじゃん❗️って
私は思ったんだけど、

そこら辺は
読み手それぞれ
みたいな感じね。

話は逸れますが、
私は芥川龍之介の立派な
オデコを見る度に

超~羨ましいのですわ。

私なんぞ
猫よりも
猫の額なもんで

またまた話は逸れますが、
うちの相方は
芥川龍之介と太宰治の
区別がつきません。

マジかっ




















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