中国の現代ドラマ見てたら、車のドア開けて!って言うシーンで「開門!」って言ってるのが耳に入った。
中国の時代劇では、よく○○府っていう誰かの家まで行って「開門!」って言ってるのをよく聞くんだけど、まー、これは日本語と
してもその漢字の通り閉まっている入り口を開けろ的な意味。
けど、なんか現代ドラマでも玄関ドアならフツウなんだけど、車のドアだとなんとなく文字を思い浮かべてしまって違和感を感じた。
ちなみに、それで思い出した友人の中国人の話。
以前家のドアの話をしていて、何気なく聞いていたんだけど「割れたから修理して・・・」とかいってるので何の話かよくよく
聞いてみると、ベランダに面した窓ガラスの話だった。
中国では、とにかくすべてが門であって門=ドアってことらしい。
でも、日本人(私だけ?)の感覚からすると窓ガラスというか、いわゆるサッシってやつを「ドア」っていうのはかなり違和感がある。
なので、それぞれの言葉の私の中でのイメージを無理矢理、明文化してみました。
門:家や建物の玄関より手前にある敷地内と外を分けているような扉、堺目。
ドア:玄関とか洋室の入り口とか、クローゼットとかについてる蝶番のついたドアノブやハンドルで押したり引いたりして開ける
割とブ厚めの洋扉。
窓:外に面してたりする採光用の壁ではない部分。主にガラス製だったりするもの。
戸:(ほんとなんとなくのイメージだけど)木製の薄目な引き戸。もしくはただの引き戸。
今回気になったのは、たまたま「開門」て言葉でしたが、その他にもほんとたくさん中国語聞いてて色んなこと思います。
で、一番よく思うのが、日本には漢字以外にもカタカナっていうのがあってめっちゃ便利だなっていうこと。
英語の単語とか、わざわざ日本語に訳さずにカタカナで表すだけでそのまま導入できるし。逆にカタカナ英語という新しい日本語
ができたりもするし。
例えば「design」って言ったら中国語では「設計」って訳されてて、確かに日本語でも設計でもあるんだけど、そのまま「デザイン」
っていうと、芸術的センスも含まれるニュアンスな言葉になったり、とか?
ちょっとこれを語りだすと止まらなくなりそうなので今回は割愛しますが、中国ドラマってイケメン俳優や日本のドラマにはない
ベタベタな恋愛ドラマで癒されるってだけでなく、そういう文化の違いとか、改めて感じる日本の良さの再発見とか、色んな楽しみ
方があって面白いです。
中国の歴史に詳しかったら、さらに深みも出てくるんだろうなーとも思いますが、今はまだ、そこまではちょっと無理かなー。
※タイトルは、オザケンの曲名から。(意味はないです。)
♪誰かにとって特別だった君を マーク外す飛び込みで僕はサッと奪い去る~
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