面影

日々の中で心に感じたことを綴ってゆきたい

アイスランド・・・今が買い時!?

2008年10月11日 20時05分55秒 | Weblog

写真は同国のハーデ首相

[ロンドン 10日 ロイター] 金融危機への対応策としてロシアから40億ユーロ(約5400億円)の緊急融資を受けるアイスランド。ネット競売イーベイでは10日、そのアイスランドが売りに出された。

 競売は99ペンス(約170円)からスタートし、10日の午前時点で最高1000万ポンド(約17億円)の値を付けている。

 出品者の広告欄には、アイスランド出身で世界的に有名な歌手のビョークさんは競売の対象外だと書かれている。

 これまでに匿名の26人が同オークションに参加し、84回の入札が行われた。

 入札者からは「火山・地震保険は付いてくるか」、「支払いは代金引換でいいか」などの質問が寄せられている。

(MSNニュースより)


マンモグラフィ?(ピンクリボンキャンペーン)

2008年10月09日 22時19分42秒 | Weblog

 乳がんの撲滅、検診の早期受診を啓蒙・推進するため、毎年10月に行われている「ピンクリボンキャンペーン」。日本人の女性のうち、20人に1人以上が乳がんにかかると言われていますが、早期発見につとめれば完治の可能性も高い事実を広めることを目的としています。

 女性の乳がん予防に対する意識は徐々に高まりつつあるようですが、実際には検査内容を知らず、尻込みしてしまう人も少なくないのではないでしょうか。そこで、近年重要視されている「マンモグラフィ」を含めた乳がん検診を、実体験に基づいてご説明。

 まずは診察。視診、触診により、しこりの有無や症状などをチェックします。続いてマンモグラフィ検査と呼ばれる乳房・乳腺専門のレントゲン撮影を行います。2枚のプラスチック板の間に乳房を片方ずつはさんで薄く引き延ばした状態で、上下左右方向から2度にわたって撮影。少々痛々しい光景ですが、そこはぐっとガマン。検査は10分程度で終わります。なお、他に超音波検査(エコー)もあります。医師と相談して、年代・タイプ別に受診を。

 検査以外に、日頃のセルフチェックももちろん欠かせません。定期的にチェックすることで、普段との違いが発見しやすくなるのだとか。特に生理直後の胸が柔らかい時期に毎月チェックするのがオススメだそうです。

 また最近では、乳房の病気全般を扱う「乳腺外科」を設置している病院が増えているようです。思わず婦人科に駆け込みそうですが、実は乳がんは外科が専門なのだとか。乳がんは、何より早期発見が重要。大事な家族やパートナーとともに「知って」さらに「行動」をしていきたいものですね。(gooサーファー)(gooニュースより)


温暖化で感染症広がる!?

2008年10月08日 23時39分45秒 | Weblog

 10月7日に発表された最新の研究によると、地球温暖化がもたらす最も差し迫った影響は、野生生物や人間の間に致死的な感染症が急激に広まることだという。

 地球規模で進む気温と降水量の変化により各地の生態系が変容すると、ライム病、黄熱、ペスト、鳥インフルエンザなど、さまざまな病気が大流行する恐れがある。アメリカのニューヨークに拠点を置く非営利団体、野生生物保護協会(WCS)は、その中から特に注意すべきものを“死に至る12の病(deadly dozen)”と名付けて注意を呼びかけた。

 このリストで上記4つ以外に挙げられている“病状”は、バベシア症、コレラ、エボラ出血熱、腸内寄生虫および外部寄生虫、赤潮、リフトバレー熱、アフリカ睡眠病、結核である。

 研究チームの一員でWCSのグローバル・ヘルス・プログラム担当副代表ウィリアム・カレシュ氏は、「国際的な野生生物モニタリング・ネットワークに基づいて“早期警戒システム”を構築するのが、唯一の効果的な防衛策だ」と語る。野生生物を注意深く観測することで、感染爆発の重大な兆候をとらえることができる可能性があるというのだ。

 カレシュ氏は、スペインのバルセロナで開催された国際自然保護連合(IUCN)主催の世界自然保護会議の記者会見で、「野生生物が存在しなければ、地球環境でなにが起こっているのか私たちにはまったくわからない。人間は病に襲われ死に至るのを待つつもりなのか?」と話している。

 現在、1万4000種の感染性微生物が確認されており、そのうち人間と動物がともに感染するのは600種である。WCSの保健衛生専門家は、その中でも健康に対する危険性が特に高いものを“死に至る12の病”として選び出した。

「今回のリストでは、微生物に注目を集めようと考えた。微生物は目には見えないが、破壊的な影響力を持つ。その存在を意識するころには既に手遅れという事態になりかねないのだ」とカレシュ氏は話す。

 微生物と野生生物は長い年月をかけてともに進化しており、動物種は微生物に対処できるように適応する仕組みを発達させている。「だから、感染症が流行するというのは、通常、自然界になんらかの乱れが生じている証拠なのだ」とカレシュ氏は話す。

 近年、気候変動により、既に各地で生態系のバランスが崩れていると指摘されている。例えば鳥インフルエンザは、1918年のスペインかぜのときのように、突然変異により人間に感染する可能性があるが、干ばつによって事態はさらに悪化する危険性もある。病原菌を保有する野生の鳥が、希少な水源を求めて飛来し、家禽(かきん)と並んで水を飲むようになるからだ。

 また、温暖化が進むと、マダニやカ(蚊)といった感染症を媒介する生物が、それまで生息していなかった地域にまで侵入するようになると言われている。そのような地域では、感染症に対してまったく準備ができていないために爆発的に感染が広がる。

 IUCNの主任研究員ジェフ・マクニーリー氏は、「環境問題としての気候変動は正しく理解されていない。気候変動の最も重要な点は、生態系のあり方を変えてしまうことなのだ。病気は各地の生態系に固有のものが多い」と話す。

 前述のカレシュ氏は“早期警戒システム”について、「既に実地モニタリングの試みが進んでおり、一定の効果を見せ始めている」と話す。

 ブラジルでは、森林地域の住民が、カ(蚊)が媒介する黄熱にかかっている霊長類を発見すると、政府の保健衛生担当局に連絡するようになっている。それを受けて、政府当局は黄熱の予防接種を開始する。

 コンゴ共和国では、地元のハンターが、野生生物のエボラ出血熱の兆候を発見できるように訓練を受けている。「この対策によって、この地域ではここ3年間、人間の感染者が出ていない」とカレシュ氏は話す。

 世界トリインフルエンザ監視ネットワーク(GAINS)は、各地の現地情報を得るために34カ国にまたがる体制を築いており、野鳥の間で病気の兆候が発生していないか監視を続けている。

 なお、感染症の拡大は、必ずしも自然要因だけで起きるものではない。例えば、野生生物の違法取引が引き金となることがある。2002年に大流行したSARS(重症急性呼吸器症候群)は、ハクビシンが起源だとされている。ハクビシンは中国では食材として珍重されているが、現在は市場から姿を消している。

Christine Dell'Amore in Barcelona for National Geographic News
(YAHOO!JAPANニュースより)
http://www.nationalgeographic.co.jp/
(ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト)


宇宙人?

2008年10月07日 21時11分18秒 | Weblog

10月7日17時6分配信 紀伊民報

田辺市あけぼのの小学5年生、多田悠人君(11)がこのほど、白浜町堅田のホームセンターで顔のような模様があるクモを見つけた。「まるで宇宙人の顔みたい」と家族や近所で話題になっている。


 田辺市稲成町のふるさと自然公園センターに持って行ったところ、ハナグモ(カニグモ科)と分かった。本体は緑色で、黒い目と鼻、赤い口のような模様がある。足を広げると大きさは1・5センチほど。


 ハナグモは日本全土に分布し、花に集まる虫を捕食する。人の顔のような模様があり、個体によって模様が違うという。
(YAHOO!JAPANニュースより)


オートランによる感染

2008年10月06日 18時11分22秒 | Weblog

10月6日14時32分配信 Impress Watch

 トレンドマイクロは6日、同社に寄せられたウイルス被害の件数などをまとめた9月度の「インターネット脅威レポート」を発表した。最も被害が多かったのは8月に引き続き、USBメモリなどのリムーバブルドライブ内で他の不正プログラムを自動実行する設定ファイル「MAL_OTORUN1」で347件。被害報告数は過去最多で、前月の143件から2倍以上に増えている。

 「MAL_OTORUN1」の被害が拡大する背景としてトレンドマイクロは、不正な「autorun.inf」(自動実行ファイル)によるリムーバブルメディアへの感染機能が、USBワームと呼ばれる「WORM_AUTORUN(オートラン)」だけではなく、その他のワームにも感染活動の1つとして定番化してきたことが挙げられると指摘している。

 同社によれば、9月に収集した新しいワーム検体のうち、53.7%がUSBメモリに感染する機能を備えていたという。この中には「WORM_AUTORUN」のほか、「WORM_LINEAGE」や「WORM_ONLINEG」などオンラインゲーム関連の不正プログラムも含まれており、USBメモリを侵入経路とする手口が一般化してきていると分析している。

 また、国内では9月中旬に、VisaやMasterCardなどのクレジットカード会社からのメールに偽装したウイルスメールが発見されたが、このメールはUSBメモリ関連の不正プログラムの配布を目的としていたことが確認されたとしている。

 感染被害報告ランキングの5位には、偽セキュリティソフトの「TROJ_FAKEAV(フェイクエイブイ)」がランクイン。これは、偽のウイルス感染警告を表示してユーザーの不安感をあおり、偽セキュリティソフトの購入を促すもの。

 購入画面では個人情報の入力が必要となり、詐欺行為の被害に加えて、個人情報漏えいの被害も予想される。こうしたことから、ウイルス感染警告の画面が表示されても、慌てずに周囲の人や使用中のウイルス対策ソフトメーカーに確認することを勧めている。

 このほか8月下旬には、日本語ワープロソフト「一太郎」の脆弱性を悪用する不正プログラムの流通が確認された。この不正プログラムは、スパムメールに添付される形で配布され、添付ファイルには日本語のファイル名が付けられていた。

 一太郎の脆弱性を突く不正プログラムは、2006年、2007年にも流通が確認されていることから、「日本独自のアプリケーションが本格的に攻撃対象となっている」(トレンドマイクロ)。なじみのある相手からのメールでも、少しでも不審に思った場合には不用意にメールや添付ファイルを開かずに、送信元に直接確認するなどの慎重さがますます必要になるとしている。

 なお、9月における不正プログラム被害感染の総報告数は5847件で、前月の6368件から減少した。
(YAHOO!JAPANニュースより)


柔道日本女子団体、初優勝!

2008年10月06日 00時58分48秒 | Weblog

体重別団体戦(7人制)で男女各8カ国が争う世界柔道団体選手権が5日、東京武道館で行われ、女子は前回3位の日本が初優勝した。男子は2連覇を狙った日本が5位に終わり、グルジアが初優勝した。女子の日本は北京五輪63キロ級金の谷本歩実(コマツ)、同52キロ級銅の中村美里(三井住友海上)らを擁し、決勝でフランスに5-1で快勝。男子の日本は1回戦で前回2位のブラジル、3位決定戦でロシアにそれぞれ敗れ、同100キロ超級金の石井慧(国士大)は出場しなかった。 

 ◇若手活躍で圧倒…女子の日本

 全3試合の打ち分けは16勝1敗4分け、うち一本勝ちは15試合。女子の日本は圧倒的な強さを示した。

 若手主体の布陣で勝ち上がってきたフランスとの決勝。日蔭暢年監督は「勝負に出た」と、それまで温存していた52キロ級・中村、63キロ級・谷本、78キロ級・中沢の北京五輪代表を起用した。先鋒(せんぽう)の78キロ超級・杉本がマテに一本負けしたが、嫌なムードを次鋒(じほう)の48キロ級・山岸、続く19歳の中村が連続一本勝ちして振り払った。

 山岸は左大外刈りを踏ん張られると、とっさに左手で相手の右足をつかんで朽ち木倒しを決め、1回戦に続く2戦連続一本勝ち。4月の全日本選抜体重別決勝で谷亮子を破りながら、北京五輪代表から落選しただけに、ロンドン五輪に向け「私が一番強いというところを見せたい」と意気込む。開始16秒で左小内刈りを決めた中村は「(銅メダルにとどまった)北京の悔しさを晴らしたい」と、北京から帰国直後から練習を始めたという。

 全3試合に一本勝ちの57キロ級・松本を含め、若手の成長が光った日本。谷本も腰痛をおして出場し、チームを鼓舞した。金2個を含むメダル5個獲得の北京五輪に続き、不振にあえぐ男子に代わって「本家」の面目を保った。【来住哲司】

 ○…男子の日本は5位と惨敗した。故障者続出で代表の顔ぶれがベストから程遠いうえ、エースの石井は練習不足とこ関節負傷で欠場。3勝した60キロ級・福岡をはじめ73キロ級・粟野、100キロ級・穴井ら“ロンドン五輪候補”が活躍した一方、07年世界選手権無差別級優勝の棟田が2敗するなど歯車がかみ合わなかった。斉藤仁・男子監督は「軸になる選手がいなかった」と敗因を指摘。任期切れに伴い来月辞任する予定のため「監督として最後がこの結果では……」と無念さをにじませた。また、この日一部で「プロ格闘家転向」と報じられた石井は「プロになる気はないです」と否定した。
(Yahoo!ニュースより)


「ピンクリボン キャンペーン 2008」

2008年10月05日 04時32分41秒 | Weblog

乳がんは、日本人女性の20人に1人以上がかかるといわれ、近年疾患する方は若い女性にも増えています。でも正しい知識を持って検診を行い、早期発見につとめれば治る可能性の高い病気でもあるのです。乳がんは決して女性たちだけの問題ではありません。大事な家族、パートナーと一緒に乳がんから、愛する人を守っていきましょう。
http://pinkribbon.goo.ne.jp/goo ピンクリボン キャンペーン2008

ハローキティは今年もピンクリボンフェスティバルのアンバサダー。
http://www.sanrio.co.jp/pinkribbon/Sanrio ピンクリボン フェスティバル2008

日本の女性の20人に1人が乳がんになると言われています。
乳がんの早期発見・早期診断・早期治療には正しい知識と「勇気」が必要です。

http://pinkribbon.yahoo.co.jp/Yahoo!Japan ピンクリボン キャンペーン2008

「ピンクリボン」は乳がんの早期発見、早期診断、早期治療の大切さを伝えるシンボルマークです。
http://postpet.jp/campaign/pinkribbon2008/index.htmlpostpet ピンクリボン フェスティバル2008


スカーレット・ヨハンソン結婚!

2008年10月02日 20時46分35秒 | Weblog

[eiga.com 映画ニュース] グラマーな雰囲気で男性に大人気の女優スカーレット・ヨハンソン(23)が、婚約者で俳優のライアン・レイノルズ(31)と結婚したことを、彼女の広報が米アス・ウィークリー誌に認めた。

9月27日夜、2人はレイノルズの出身地であるカナダ・バンクーバーのはずれ、大自然の中にあるリゾート地で挙式。ヨハンソンの母や兄も挙式に出席した。

野球選手デレク・ジーター、俳優ベニチオ・デル・トロ、歌手ジャスティン・ティンバーレイクらと恋の噂もあったヨハンソンは、07年春からレイノルズと交際しており、今年5月5日に婚約を発表した際には、彼女の薬指に光る推定3万ドル(約320万円)の3カラットのダイヤモンドリングが話題となった。

なお、ヨハンソンは今秋、主演作「私がクマにキレた理由(わけ)」(10月11日公開) 、ナタリー・ポートマンと共演した「ブーリン家の姉妹」(10月25日公開)が立て続けに日本公開される。

プロフィール

1984年ニューヨークに生まれる。父はデンマーク系の血筋を持つ。兄弟は、上に兄と姉がいて、下に双子の弟がいる(スカーレット曰く、“弟より3分早く生まれたことが人生で最も重要なことだった”とのこと)。家族の中でショウビズの世界に身を置くのは彼女だけ。母メラニーは自分と同じく「風と共に去りぬ」にちなみ彼女にスカーレットと名付けたという。子どもの頃は、離婚した両親が暮らすニューヨークとL.A.を行き来する生活が続く。もの心ついた頃には、早くも女優の仕事に興味を持ち始めていた彼女は、やがて子役のための演技教室に通うようになる。女優としてのキャリアは8歳の時に出演したオフブロードウェイの舞台に始まる。その時の相手役はあのイーサン・ホークだった。94年にロブ・ライナー監督の「ノース/小さな旅人」で端役ながら念願のスクリーン・デビューを果たす。96年には初主演した「のら猫の日記」で高い評価を受け、11歳にしてインディペンデント・スピリット映画賞で主演女優賞にノミネートされ注目を集める。その後はロバート・レッドフォード監督作「モンタナの風に抱かれて」やソーラ・バーチと共演した青春映画「ゴーストワールド」などに出演、実力とともにハリウッドでの認知度も着実に上げていく。03年にはソフィア・コッポラ監督の「ロスト・イン・トランスレーション」に主演、相手役のビル・マーレイとともにその演技が各方面から絶賛される。この年、さらに「真珠の耳飾りの少女」にも主演、ゴールデン・グローブ賞と英国アカデミー賞ではこの2作で主演賞にそろってダブル・ノミネートの快挙を達成(「ロスト~」で英国アカデミー主演女優賞を獲得)、女優としての大きな転機を迎えた。ハリウッドで今後の活躍が大いに期待される若手女優の一人である。

(MSNムービーより)


北極の氷

2008年10月02日 01時11分15秒 | Weblog

 今年の8月、北極の氷の融解速度はこれまでで最速だった。その結果、氷の面積は最小を記録した2007年よりわずかに大きい程度しか残らなかったという。氷は既に今週から冬に向けて凍結を始めたが、8月の急速な消失は、長期的には年間の氷量が大幅に減少することを示唆している。

 メリーランド州グリーンベルトにあるNASAゴダード宇宙飛行センターのジョセフィーノ・コミソ氏は、「今年の年間氷量は2005年や2006年と同程度になると予測していたが、8月に融解速度が急激に速くなったので、2007年と同じ程度まで減少した」と話している。昨年の夏の終わり頃に氷は平均より38%減少し、それ以前の最小の年間氷量よりさらに27%少なくなっていた。

 地球温暖化の影響で気温が上昇すると北極の氷が薄くなり、特に海水温度が上昇すると氷は融解しやすくなる。

 最も古い氷は数メートルの厚さがあり、長年にわたって成長してきたものだ。コミソ氏によると、このような氷の塊のかなりの部分が北極海から温かい大西洋へと漂流して融解したという。

 夏の間に漂流または融解した厚い氷に代わって、ひと冬の間に薄い氷が形成される。この薄い氷が次の年の夏にはさらに速い速度で融解する、とコミソ氏は説明する。これまで北極海の海面は氷で覆われていたために太陽の光や熱の大部分は遮断されてきた。しかし今では、氷のなくなった海面が太陽エネルギーを吸収するようになり、その結果、海水温度の上昇が加速されるのだ。

 現地の研究者によると、北極の氷は上部よりも底部の方から速く融解しているという。この現象は、北極の海水温度の上昇が夏の氷の減少に影響する重要な要因となっていることを示している。

 研究に使われた衛星データでは2次元の氷量のみを追跡しているため、底部の減少については氷が完全に融解するまで観測できない。この底部から速く融解する現象が8月の急速な減少の原因にもなっていた可能性がある。

 コロラド大学ボルダー校に本拠を置く米国雪氷データセンター(NSIDC)の上級研究科学者、マーク・シェリーズ氏も北極海の氷を観測している一人だ。「平年は8月には日照が減少するため氷の融解速度は遅くなる。2007年もそうだった。しかし今年の夏は8月中も氷の融解の勢いは強いままだった。原因の1つは、シベリアの北の海で温暖な条件を作り出した大気の循環パターンにある」と同氏はメールで回答を寄せた。

 NSIDCのWebサイトに掲載された最新情報によると、シェリーズ氏のチームでは、今年の春と初夏の氷の消失はボーフォート海(北極海の一部)に集中しているが、8月の融解はシベリア北東部のチュクチ海と東シベリア海で最大だったことを突き止めた。「チュクチ海と東シベリア海における氷の消失速度は、2007年よりも平均で1日当たり1万4000平方キロ速かった」と同レポートでは述べている。
(Yahoo!ニュースより)
(ナショナル ジオグラフィック サイト)http://nng.nikkeibp.co.jp/nng/index.shtml


高血圧

2008年10月01日 16時04分57秒 | Weblog

  ■痛みなく見逃しがち…毎日の測定を

 メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に着目した特定健診・保健指導(通称メタボ健診)が今春から始まり、メタボの診断基準の一つである「血圧」を気にする人が増えてきた。高血圧は日本人に多く、30歳以上の男性の約5割、女性の約4割が悩んでいるといわれる。「国民病」ともいえる高血圧について、専門医に危険性や予防策などのポイントを聞いた。(柳原一哉)

 厚生労働省の第5次循環器疾患基礎調査(平成12年、8369人)によると、「軽症高血圧」に限ってもその割合は男性で51・7%、女性で39・7%に上る。国民医療費の概況(18年度)では、傷病分類でみた医療費が、最高額の悪性新生物(がん)に次いで高血圧性疾患は2兆2077億円にもなる。

 血圧は、心臓から送られる血液が血管壁を押す圧力のこと。伊藤貞嘉・東北大学大学院教授(腎臓内科学)によると、高い圧力にさらされる血管壁は傷つきやすく、動脈硬化が起きてくる。これが高血圧だ。

 血管壁が硬く厚くなり、血液の通り道の「内腔(ないくう)」が狭くなると血流が悪化する。このため、心臓がより強く血液を流そうとし、さらに高血圧になる悪循環が起きる。

 動脈硬化が危険視されるのは、脳梗塞(こうそく)や脳出血、狭心症、心筋梗塞、大動脈瘤(りゅう)など命にかかわる合併症につながりかねないためだ。

 また、血圧はメタボの診断基準に欠かせない要素。腹囲が男性85センチ以上、女性90センチ以上に加え、高血圧や高血糖などが重複すると、生活習慣病の危険性が高まるとされる。

 これほど注意したい高血圧だが、当人は痛みなどをあまり感じないため、見逃しがちだ。そこで、専門医らは、日ごろからの血圧測定をすすめている。

 家庭医として血圧管理を指導する松村医院(東京都世田谷区)の松村真司院長は「血圧は日によって変動する。家庭用血圧計を使い毎日朝・夕と測って、記録をつけたい。続けるうちに自分の平常値が分かり、異常が出たときに分かるようになる」と指摘。そして「普段の血圧から数値が20以上高ければ、医療機関に相談してほしい」と話す。

 製薬会社ファイザー(東京都渋谷区)が行った全国の4700人(40歳以上)への調査では、脳卒中の危険因子として高血圧を挙げた人がすべての都道府県で9割を超えた。危険性が広く知られている高血圧だが、予防意識は高くなく、高血圧の診断を受けても約4割の人が医療機関を受診していない実態も、この調査で浮き彫りになった。

 では、高血圧の対処、予防はどうすればいいか。伊藤教授が呼びかけるのが、食事の減塩だ。食塩(塩化ナトリウム)をとると血中のナトリウムが増加。血中濃度を下げようと血液の水分が増えるため、血圧が高くなる。この状態が続くと、高血圧が常態化するメカニズムだ。

 だが、日本人の平均的な食塩摂取量は約11~12グラムと決して少なくない。このため、高血圧疾患が多いこともあり、同省の「日本人の食事摂取基準」(17年版)は、男性で10グラム未満、女性で8グラム未満に減らすことを目標に掲げている。

 伊藤教授は「例えば、みそ汁1杯の食塩は2グラム程度。1日3回みそ汁を飲む人は毎回、量を半分にするよう心がけてほしい」と助言。「食事の味付けはなるべく食塩を避け、酢やレモンなどで変化をつけてみて」と提案する。

 ただ、生活習慣の改善努力を続けても、病状はよくならないこともある。そうした場合は、伊藤教授は「脳卒中などの合併症を防ぐため降圧薬が必要になってくるので主治医とよく相談してほしい」と話す。
(産経新聞、Yahoo!ニュースより)