面影

日々の中で心に感じたことを綴ってゆきたい

オートランによる感染

2008年10月06日 18時11分22秒 | Weblog

10月6日14時32分配信 Impress Watch

 トレンドマイクロは6日、同社に寄せられたウイルス被害の件数などをまとめた9月度の「インターネット脅威レポート」を発表した。最も被害が多かったのは8月に引き続き、USBメモリなどのリムーバブルドライブ内で他の不正プログラムを自動実行する設定ファイル「MAL_OTORUN1」で347件。被害報告数は過去最多で、前月の143件から2倍以上に増えている。

 「MAL_OTORUN1」の被害が拡大する背景としてトレンドマイクロは、不正な「autorun.inf」(自動実行ファイル)によるリムーバブルメディアへの感染機能が、USBワームと呼ばれる「WORM_AUTORUN(オートラン)」だけではなく、その他のワームにも感染活動の1つとして定番化してきたことが挙げられると指摘している。

 同社によれば、9月に収集した新しいワーム検体のうち、53.7%がUSBメモリに感染する機能を備えていたという。この中には「WORM_AUTORUN」のほか、「WORM_LINEAGE」や「WORM_ONLINEG」などオンラインゲーム関連の不正プログラムも含まれており、USBメモリを侵入経路とする手口が一般化してきていると分析している。

 また、国内では9月中旬に、VisaやMasterCardなどのクレジットカード会社からのメールに偽装したウイルスメールが発見されたが、このメールはUSBメモリ関連の不正プログラムの配布を目的としていたことが確認されたとしている。

 感染被害報告ランキングの5位には、偽セキュリティソフトの「TROJ_FAKEAV(フェイクエイブイ)」がランクイン。これは、偽のウイルス感染警告を表示してユーザーの不安感をあおり、偽セキュリティソフトの購入を促すもの。

 購入画面では個人情報の入力が必要となり、詐欺行為の被害に加えて、個人情報漏えいの被害も予想される。こうしたことから、ウイルス感染警告の画面が表示されても、慌てずに周囲の人や使用中のウイルス対策ソフトメーカーに確認することを勧めている。

 このほか8月下旬には、日本語ワープロソフト「一太郎」の脆弱性を悪用する不正プログラムの流通が確認された。この不正プログラムは、スパムメールに添付される形で配布され、添付ファイルには日本語のファイル名が付けられていた。

 一太郎の脆弱性を突く不正プログラムは、2006年、2007年にも流通が確認されていることから、「日本独自のアプリケーションが本格的に攻撃対象となっている」(トレンドマイクロ)。なじみのある相手からのメールでも、少しでも不審に思った場合には不用意にメールや添付ファイルを開かずに、送信元に直接確認するなどの慎重さがますます必要になるとしている。

 なお、9月における不正プログラム被害感染の総報告数は5847件で、前月の6368件から減少した。
(YAHOO!JAPANニュースより)


柔道日本女子団体、初優勝!

2008年10月06日 00時58分48秒 | Weblog

体重別団体戦(7人制)で男女各8カ国が争う世界柔道団体選手権が5日、東京武道館で行われ、女子は前回3位の日本が初優勝した。男子は2連覇を狙った日本が5位に終わり、グルジアが初優勝した。女子の日本は北京五輪63キロ級金の谷本歩実(コマツ)、同52キロ級銅の中村美里(三井住友海上)らを擁し、決勝でフランスに5-1で快勝。男子の日本は1回戦で前回2位のブラジル、3位決定戦でロシアにそれぞれ敗れ、同100キロ超級金の石井慧(国士大)は出場しなかった。 

 ◇若手活躍で圧倒…女子の日本

 全3試合の打ち分けは16勝1敗4分け、うち一本勝ちは15試合。女子の日本は圧倒的な強さを示した。

 若手主体の布陣で勝ち上がってきたフランスとの決勝。日蔭暢年監督は「勝負に出た」と、それまで温存していた52キロ級・中村、63キロ級・谷本、78キロ級・中沢の北京五輪代表を起用した。先鋒(せんぽう)の78キロ超級・杉本がマテに一本負けしたが、嫌なムードを次鋒(じほう)の48キロ級・山岸、続く19歳の中村が連続一本勝ちして振り払った。

 山岸は左大外刈りを踏ん張られると、とっさに左手で相手の右足をつかんで朽ち木倒しを決め、1回戦に続く2戦連続一本勝ち。4月の全日本選抜体重別決勝で谷亮子を破りながら、北京五輪代表から落選しただけに、ロンドン五輪に向け「私が一番強いというところを見せたい」と意気込む。開始16秒で左小内刈りを決めた中村は「(銅メダルにとどまった)北京の悔しさを晴らしたい」と、北京から帰国直後から練習を始めたという。

 全3試合に一本勝ちの57キロ級・松本を含め、若手の成長が光った日本。谷本も腰痛をおして出場し、チームを鼓舞した。金2個を含むメダル5個獲得の北京五輪に続き、不振にあえぐ男子に代わって「本家」の面目を保った。【来住哲司】

 ○…男子の日本は5位と惨敗した。故障者続出で代表の顔ぶれがベストから程遠いうえ、エースの石井は練習不足とこ関節負傷で欠場。3勝した60キロ級・福岡をはじめ73キロ級・粟野、100キロ級・穴井ら“ロンドン五輪候補”が活躍した一方、07年世界選手権無差別級優勝の棟田が2敗するなど歯車がかみ合わなかった。斉藤仁・男子監督は「軸になる選手がいなかった」と敗因を指摘。任期切れに伴い来月辞任する予定のため「監督として最後がこの結果では……」と無念さをにじませた。また、この日一部で「プロ格闘家転向」と報じられた石井は「プロになる気はないです」と否定した。
(Yahoo!ニュースより)