面影

日々の中で心に感じたことを綴ってゆきたい

ブエナビスタ、世界的名牝へ

2010年10月31日 21時23分21秒 | Weblog

 最後の直線に入ると、スミヨン騎手がゴーサインを出した。ブエナビスタは瞬く間に後続との差を広げる。余裕ある勝っぷりで牝馬15頭目の“盾”制覇。最近3走で「一番よかった」と仕上げに自信を持っていた松田博調教師も「強かったね」と舌を巻いた。

 ここまで14戦して4着以下が一度もない。だが、今回はそれだけではなかったはず。落馬負傷した主戦の横山典に代わって騎乗したスミヨンの存在も大きかった。

 フランスのトップ騎手で、一昨年の凱旋門賞では3歳牝馬のザルカヴァを7戦無敗で優勝に導いた。研究熱心で知られ、ブエナビスタもDVDなどで研究。2着以下に敗れたレースは後方からの展開が多いと分析し、今回は中団の内側に位置取りし追走させた。「馬が出るところを分かっていた」と謙遜したが、潜在能力を引き出した騎乗ぶりが光った。

 次走はジャパンカップ(JC、11月28日)を予定。「年度代表馬を狙っていきたい」という調教師。スミヨンも「JC、有馬記念と勝てば、ザルカヴァ以上に強くなると思う」と世界的名牝へ期待を膨らませた。(松本恵司)

(MSN産経ニュース、http://sankei.jp.msn.com/sports/race/101031/rac1010311858001-n1.htm


超リアル!

2010年10月31日 20時49分55秒 | Weblog

もうすぐハロウィン。週末には街中でパーティが催され、仮装に頭を悩ませている人もいるのではないだろうか。ハロウィンで必ず目にするのが、カボチャをくり抜いて作ったちょうちん「ジャック・オ・ランタン」だ。レストランでは店先に自家製のパンプキンを飾ってムードを高めている店もあるのだが、作るとなるとこれがなかなか難しい。上手に仕上げるにはかなりの技術を要する。

そのカボチャを使って驚くほど精巧な作品を作り上げる彫刻家が話題を呼んでいる。カボチャと思えないほど緻密に彫り込まれた彼の作品は、まるで今にも動き出しそうだ。

ミシガン州に住む彫刻家のレイ・ヴィラファーネさん(41歳)は、毎年この時期になると大忙し。普段はおもちゃメーカーに作品を提供したり、砂の彫刻を作ることを仕事にしているのだが、ハロウィン間近になると、カボチャを材料にした作品作りに追われる。また、小学校に出向いて生徒にジャック・オ・ランタンの作り方を指導しているのだ。

「上手に作り上げたいと思うのなら、自分の限界を超えなければいけない」。元々教師であった彼は、指導は大の得意。しかし子どもと言えども、時には厳しく愛情を持って接しているという。

毎年10月になると自宅の地下にあるスタジオにこもって、徹夜の日々が続く。「私は強迫観念が強いのかも知れない。1度制作に取りかかると、すべてを忘れてまったく睡眠をとらない。徹夜でひとつの作品に没頭する」。そんな制作の日々を15年間も続けているそうだ。彼は作品に対して妥協を許さない。「カボチャを彫るということは、私にとって生命を与えることを意味している」と、語る。その言葉通りに、彼の作品には魂がこもっており、今にも動き出しそうなほどのリアリティがある。

カボチャを自在に彫り上げるレイさんなのだが、実は意外な弱点があった。それは「カボチャアレルギー」なのだ。この時期になると、徹夜とアレルギーで精神をすり減らすようだが、妥協なき情熱で乗り越えてもらいたいものだ。

screenshot:facebook.com Villafane Studios

(MSNトピックス、ロケットニュース24、http://topics.jp.msn.com/life/column.aspx?articleid=436232