ヨルガオ(夜顔)
ヨルガオ(夜顔) ヒルガオ科
別名:ユウガオ(夕顔) 花期:夏~秋
ユウガオ(夕顔)と呼ばれることもありますが,ユウガオは、ウリ科の植物でカンピョウをとるもので,まるっきり別のものです。
※みなさま、「朝顔」・「昼顔」・「夕顔」・「夜顔」があるのをご存知でしたか?
私は知りませんでした。昼顔があるのも知りませんでした。昼顔は朝顔と大きさも同じくらいだと思う。
夕顔は他のものとは雰囲気がちょっと違いますね。
夜顔の事を夕顔だと思っていました。夜顔は朝顔よりもぐんと大きく夕方に開くと鮮やかに白さが目立って印象的です。
昔、中学生くらいの時、家の庭に人が通れるほどの、竹で作ったアーチに夜顔を誘引して夕方になると鮮やかに花が開き素敵な雰囲気だった事を思い出しました。下のような雰囲気でアーチ型に咲き誇っているのを想像してください。
今日も見ていただいて有難うございました。
では又~~
「竹のアーチ・・・」のところで、ふと、源氏に登場する夕顔の君のことを思い出しました。彼女のお家に咲いていたのは瓜の花なんですねぇ。
「心あてに それかとぞ見る白露の 光そへたる夕顔の花」だったかな?さすが式部ですねぇ。
ひろこさんも才媛でおはしますね。今頃遅い朝を戴いたところです。正に個(孤)食でした。それでは、けふもよき日に。
アーチの花は夜顔(ヨルガオ)です。
夜顔って名前、あまりロマンチックではありませんね。。
このことを知ってからでも夜顔のことは頭の中では夕顔(ユウガオ)が離れません。ユウガオであってほしかった・・・(^^)/
注釈 「ユウガオはウリ科で、干ぴょうちなみに、ユウガオの実は加工して食べられる品種もあります。
寿司のネタにもある”かんぴょう”」 ということらしいです。
ところで、源氏第四帖の、この夕顔は干瓢ではなくて、夜顔のことなのでしょうね。きっと美しい大輪が咲いていたのでしょうね。
それで、源氏の返歌は、
寄りてこそ それかとも見めたそかれに ほのぼの見つる花の夕顔 でした。
しかしながら、この帖・夕顔の君も女人哀歌ですんねぇ・・・。