ロシア貿易中・脱力進行中

以前のブログ「ロシア留学中・脱力進行中」のつづき。タイトルが嘘になってしまったので引越したが、内容は特に変わりなし。

ご記憶下さいます様に

2008-08-23 04:48:36 | 08年8月 Las Vegas
Las Vegas 旅行記⑧

TIからHRの奢りでタクシーに乗り、
今日の戦場、ホテルMonte Carloへ。
ここのポーカールームに来たくてしょうがなかった俺のリクエストだ。
日本でテキサス・ホールデムをネットで勉強している時に、
ここのポーカールームでは4カード以上のプログレッシブボーナスに加え、
4カード以上で負けた際のバッドビートボーナスがあると読んだ。
しかもそれはプログレよりでかい!数千ドルとか・・・ほんまかいな?
とにかくそんな所に惹かれ、ポーカーやるならMonte Carloと勝手に決めていたのだ。

ホテルに着き、分かりやすいレイアウトのカジノをずんずん奥まで進む。
あった!ポーカールーム。
ここのはLuxorのと違い、きっちり区分けされている。
うッ、ちょっと入りにくい。。。
とりあえず見学していると、他の2人も興味を持ってこっちに来た。
俺の戦場へ赴く勇姿を見届けようというのか。
しかし肝心の俺は、あるテーブルの1人の男に釘付けになった。
かなり日本人ポイと思われる風貌のその男は、自分の待つ間、
手元のチップを片手でちゃらちゃらと玩んでいる。
8~10枚を片手で手に取り、2つの山に分けて重ね合わせると・・・
ジャラララ、あら不思議、両方の山のチップが交互にシャッフルされました。
トランプでやるリフルシャッフルみたいに右・左・右・左と、
キレイに交互にチップが混ざり合っている。

駄目だ、あんなプロフェッショナルな男の居るテーブル。
とても俺なんかでは太刀打ちできん。しかも俺は海外で会う日本人が苦手なのだ。
HS「いや、あんな小技、俺もよく麻雀牌で似たような事やってるぞ」
俺 「麻雀暦10数年のお前がやれるんだろ?奴はポーカー暦何年かな?」
HS「そうだな・・・」
という訳で代名詞チキンハートの俺は、ポーカールームから去った。

行く先はテーブルゲーム。とりあえず他の2人は例の如くブラックジャックに座り、
俺は低レートの台がなかったので1人でルーレットに行った。
この日のルーレットは調子良かった。
賭ける所賭ける所に当たりが入り、あっという間に100ドル勝てた。
ブラックジャックに移動しても好調は続き、あまりマイナスに陥ることなく推移。
しばらくしてシャッフルが入った際、隣に座ったHRに俺が一つの提案をした。
「カウンティング、やってみるか!?」
映画「ラスベガスをぶっつぶせ」でも話題になったカウンティング、
とても1人じゃ記憶は無理だが、2人で手分けしてやれば話は違う。
俺が2~6のカード、HRが10カードとA。行くぜ!

2ゲーム、3ゲームと消化し、ここまではくずカードが多く出ている。
カウントは+5近辺をウロウロ。このままもう少し偏れ!
+10を超えたら、1度でかい勝負に行こうと決めた。
くずカードの枚数が40枚を越えたあたり、ゲームは8ゲーム目であったか?
HRに10カードのカウントを尋ねた。。。「悪ぃ、忘れとった」
なにー!なにおー!!!カウント忘れるとはどういうことやねん!
2ゲーム前の自分の勝負のヒットに興奮し、
そのまま他の札に気を配るのを完全に忘れ去ったらしい。
確かに慣れないから俺も一瞬忘れそうになるが、それでもまだ8ゲーム目だぞ!
結局次のシャッフルまで待ち、また頭からカウントやり直しになった。
結局このデックでも、同じようにカウントを忘れ去り途中で意味が無くなった。
「お前、さてはやる気が無いな!?」
そりゃそうだ。HRはこの日は好調。カウントせずとも勝ってるんだから。
遠回りなカウントよりも、好調時は運に任せて賭けたほうが手っ取り早い。
しょうがない、俺は負けているHSと組むことにした。。。
結果は同じだった。。。お前ら・・・

結局この日はHRがベガスに来て初の勝利。500ドルほどを儲けていった。
俺はブラックジャックで80ドル、ルーレットで145ドルの勝ち。
HSは・・・昨夜の無謀な賭けが災いしたのか、1人負けだった。

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