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音楽修行日記

作編曲家、花岡宏晃の日記です。

成人の日

2016-01-11 21:25:25 | 日常
新成人の方々おめでとうございます。

TVで晴れ着のシーンを見て思い出したのですが、
年末年始の金沢出張で、地元をイメージした
素敵なブライダル衣装のお店を発見しました。




すごく素敵!

あけましておめでとうございます

2016-01-10 16:39:45 | 日常
今年もよろしくお願いいたします。

さて、さきほど今年のパワーヨガの初レッスンがありました。
去年、通っていたジムが潰れてしまってからはレッスンを受けている
運動はこれだけなので、今年は家でのトレーニングをしっかり習慣化するか
仕方なく別のジムに入るかをしないといけないなぁと思っています。

さて、今日のレッスンの中で初めて「クルマアーサナ」(亀のポーズ)
というのをやったのです。


これです


・・・・できるわけないじゃん!!びっくり人間か!
と思いきや柔軟性のある女性の方2人は初めてでも
あと一歩で完成形というくらいまでできていました。どちらも僕より年上。
うーむ結局柔軟性なのか。

若い頃は「体が柔らかいに越したことはないだろうけど、だから何?」
くらいに思っていましたが、人間はぐにゃぐにゃ柔らかく産まれて
歳を重ねるごとにカチコチになってリンパやら何やら滞って死んで行くという
流れを考えると、バカにできないなぁと。


今日のレッスンは丁度先生が指導しに回ってきて下さったので
ちょっとヘッドスタンド(頭立ち)を頑張りすぎてしまいました。
明日、明後日くらいに頭痛が来ないと良いのですが。

首に筋肉痛?が来ると、同時にごく軽い頭痛が起きてしまい
その度に「あ~次回はヘッドスタンド少なめにやろう」
と後悔するのです(^^;)

皆様も今年1年健康でありますように。
何をするにも健康あってです。

メリークリスマス!

2015-12-25 23:58:33 | 日常
本日は僕のメドレーアレンジなどを演奏していただいた
新星'78の皆さんのクリスマスコンサートがありました。
毎年演奏していただいて有難うございます。

去年書いた曲はヴァイオリンとヴィオラさんに曲中で楽器をウクレレのように構え
ギターのストラミング(日本で言うカッティング)してもらう箇所があるのです。

それ自体は全然新しい奏法でもなんでもないのですが、
その後自分でヴァイオリンを買って弾いてみたのですが、あれものすごく指が痛いですね。
爪の付け根あたりが真っ赤になります。すみませんでした・・・。


さて最近は主演の方以外はSNSなどに投稿禁止というお仕事が続きましたが。
(中にはそれは気にしすぎでは?と思うようなものもありましたが^^;)
今は今年のラストの仕事として、オーケストラアンサンブル金沢さんの
カウントダウンコンサートのお手伝いをさせて頂いています。こんな年の瀬まで仕事できるなんて僕にとっては幸せです。


また、先日は恩師のひとり川崎絵都夫先生の門下会にも参加してきました。
去年から始まり、今年で第2回。音大受験の勉強をされている方、アマチュアで作曲を
勉強している方、また奏者としてプロの方が作編曲を学びに来ていたり様々です。
色んな方々が集まりました。ちなみに僕は学生時代からの長いお付き合いではありますが
マンツーマンの正式なレッスンは受けたことが無いので門下生ではないのですが(^^;)

スカイプレッスンもされているようで、九州にも生徒さんが何人かいるそうで。
なんと今回は大阪のレッスン生も駆けつけてくれました。

僕はこの席で、昔川崎先生が「劇伴をやるならこれを読んでおけ」といわれた本(絶版)があり
それはなんだったか伺おうとしたのですが、その場で検索して下さって、
幸いなことに安価で中古本がAmazonに1冊だけあったので購入できました!
その1冊以外は、1万円以上のプレミア価格をつけていて。
ちなみに本には定価180円と書かれています(^^;)
文庫本サイズの薄い本ですが、仕事がひと段落したら読んでみたいと思います。

川崎先生いわく、「(プロ作曲家として長年活動している)今読むとそれほど特別なことが書いてある
訳ではないけれど、今でもこの内容は(時代に流されることなく)通用することに驚きだよね。」
とのことなので、楽しみです。


なんだか久々に書いたので色々話題を詰め込んでしまいましたが。
皆様どうぞ良いお年を!
メリークリスマス…と言おうとしたら、もう日付が0時をまわる直前です(^^;)

1曲に2種類のパート譜

2015-12-10 18:36:55 | 日常
ひとつの曲に2種類のパート譜があるというのは初めてだなぁ。
などと思いながら作業をしていました。

僕は視覚障害の方に演奏して頂く機会があり、
その際は点字のパート譜を作ってもらっています。

なのですが「(とあるパートを)健常者の人が演奏することになったので
パート譜を作ってくれないか。」という連絡が。

譜面制作ソフトはSibeliusに移行中とはいえ、
昔作った曲はFinaleで譜面にしているので、久々に立ち上げ、パート譜を作りました。
操作してみて、9割方やはりSibeliusの方が早く作業できるなと思いましたが、
ページレイアウトだけはFinaleの方がまだ使いやすいかも。
まぁ10年どころじゃない付き合いですし(^^;)

Sibeliusのレイアウトは、かなり自動でやってくれるものの、
その設定を自分好みにカスタマイズしていくあたりを勉強中です。

Finaleはしょっちゅうバージョンを上げている割に、
肝心の機能が大して発展していかないんですね。

たとえば「コードを拍に合わせて入力できるようになる」
たったこれだけの改善に10年以上かかりました。
そりゃ後発ソフトに追い抜かれますわぁ。

もっとも、

Finale...細かな部分まで自分の思う通りのレイアウトの譜面にしたい
    (→浄書屋さん、現代作曲家向き)

Sibelius...短い時間で現場使用に耐える譜面を作りたい
     (→作・編曲家向き)

という住み分けはあるかと思いますが。

えびレース

2015-11-20 22:01:58 | 日常
かなりテンポの揺らぎのあるオケ(録音物)に合わせて奏者に演奏してもらう
ことを想定しているのですが、本番は恐らくクリックも指揮もなく
音源を聞きながら演奏しないといけないため、どうしようか悩んでいます。

アレンジの中にできる限りテンポの取れる音を入れたいのですが、
いかにもカウントだと分かるとかっこ悪いので難しいところです。




えびがなぜだか整列してて面白かったので思わず撮りました(笑)。

再度Sibeliusにチャレンジ

2015-11-17 20:20:32 | 日常
つい先日Sibelius使いの人と話したこともあり、久々に僕も
Sibelius7(あんま評判良くないので7.5にはしていない)を起動してみました。

買ったものの、そんなに使い込んでいなく、メロ譜を作った程度。
最低限バンドスコアとオーケストラ譜面をスコア・パート譜まで作れないと
仕事にならないので、何か譜例を打ち込んで練習しないとです。

弦5部を少し打ち込んでみたのですが、ただでさえ使い込んでいないのに
久々ということもあり、まだ初歩の初歩である音符入力に戸惑っています。
装飾音符とかパレットのオンオフが上手く切り替わらなかったり...。

Sebelius登場時にFinaleユーザーを驚かせたマグネティックレイアウト
(mfや<などが音符や五線にぶつからないよう自動で回避してくれる)はもちろん
それにしてもスラーのつけやすさ(&向きの変えやすさ)や、スコア完成後の
パート譜の作りやすさなどはFinaleより便利かもしれません。

一例ですが、パート譜の左上にデフォルトで楽器名が書かれているとか
スコアをスクロールしても常に画面左にパート名が表示されるなど、
そういうちょっとしたことが積もり積もって時間短縮になりそうです。

ジャズ・ポピュラーでは割と良く使う、音符のしゃくり上げやフォールの
表記が最初からついた音符がパレットにあるのも便利ですね。

清書を細かいところまで正確に行いたい出版系の方は
やはりFinaleを推すんでしょうが、現代音楽以外の作・編曲家はそこまで
のものは求めないと思うので、より早く仕事ができるという点で
もう少し使えるようになっておきたいなと思うツールです。

ま、もっと大事なのは良い内容の曲を書くことですが(^^;)



えび始めました

2015-11-09 01:34:32 | 日常
なかなかご報告する暇がなかったのですが、大きな仕事が終わった9月に
レッドチェリーシュリンプを飼い始めました。


(この頃はまだ酸素が多いほうが良いのかと、念のためにエアーのほかにも
追加の酸素石を入れていました。)

実は一度遠方からの空輸で買ったことがあったのですが、皆1週間以内に
ぱたぱたと死んでしまい、エビはとても弱いんだなと思っていました。

が、今回1日での陸配達で着くところから今回20匹買ったところ、
たった1匹が1週間くらいに落ちた以外、全匹無事でした。
今ではとても強すぎて困るくらいのエビに思っています(^^;)

この経験から、レッドチェリーを買うなら

・通販なら1日で着くところから買う
・見栄えが良い赤い個体ばかり買わない


がポイントだと思います。

特に赤い種類は「レッドファイヤーシュリンプ」と呼ばれて、選別して
より高く売られることもありますが、赤が強いエビは【脱皮を繰り返し成熟したメス】です。

なので見栄えが良いからと言ってこればかり集めると、余命(寿命は2年くらいと言われています)が少なく、また繁殖目的としても偏ってしまいます。
増やしたい方は色々な大きさ混在で、あまり赤くない若いオスも混ぜて買うことをおすすめします。

どちらにしても月単位飼育していればメスは充分に鮮やかな赤みが出てきます。
特に密閉された通販では到着して数日は色がとても薄いですが、徐々に色が戻りますので安心して下さい。

うちでは熱帯魚と一緒に飼っているのでヒーターやエアレーションしていますが、
検索すると関東では屋外飼育している報告も出てきます。
(急激な温度変化はまずいので、最初は室内飼育から慣らしていくと良いです。)

僕も最近は生後数ヶ月(1cm程度)の個体を15センチ角ほどの100均一のプラケースに入れてスタジオに置いています。


また、生まれたばかりのエビが異常に飼育しやすいのも助かります。

1、飼育下で大抵の熱帯魚は、生まれた稚魚の天敵は【生んだ親】なのですが、
このエビに関しては元々動いているものを捕まえることができないのか、
全く親に食べられません。一応隠れ家になる水草(ウィローモスあたりが定番)
を入れるよう推奨されていますが、底面に居ても全く問題なさそう。


2、熱帯魚の稚魚は食べられるエサを与えるのがひと苦労ですが、
こやつらは勝手に水草についた藻や、少し大きくなったら親の食べ残しを
食べたりするので、稚エビ専用のエサが要りません。
つまり完全放置でも勝手に大きくなっていきます。

この2点により爆発的に増えています(^^;)
ただ親と同じくらいに育つまではまだ数ヶ月はかかりそうです。
その分小さいスペースでも飼えるともいえますが。


・エサは雑食、金魚/熱帯魚/ザリガニのエサでも可。
 材料に甲殻類成分が入っているもののほうが尚良いとのこと。
 僕は保険の保存食で昆布を入れています(昆布は長く入れていても水が悪くならないので)。

・脱皮した皮はそのままカルシウムになるそうで(さすが甲殻類というだけある!)
 取り出さないで食べさせる

・死んだエビも跡形もなく仲間が食べてくれるので放置でOK

こんな感じでとても飼いやすいですので、もしお近くで飼ってみたい方がいましたら
タイミングがよければ抱卵中のメスも含めお譲りしますのでどうぞ。水草もおつけします。
これからの季節は一応室内飼いしたほうが安全と思いますが、プラケースでも充分です。


稚エビが産まれて2日後
色は白いながら、産まれながらにエビの形をしていてビックリ。
大人のエビには食べられることはなく、上手く逃げます。


生後10日目
ほのかに色が着いてきました。丁度この頃見た「ジュラシックワールド」で大小様々な恐竜が登場するシーンがありましたが、こっちもわしゃわしゃ凄いことになってます(^^;)
ちなみに右奥では大人のエビがエサのアロワナスティックに群がっています。
ふぐのエサように使っていますが、エビ達の食いつきも良く、
原材料にエビも入っているのでカルシウム補給もできるかと。


抜け殻はヒゲの1本まで綺麗にするっと抜けるんですね。
殻を食べているエビは色が透き通っているので、脱皮後の個体でしょうか。

Finaleのバージョンアップを予定しています

2015-10-25 16:29:57 | 日常
このところ、大小様々な編成でのスコア・パート譜を書く
仕事が続きました(つまり打ち込みではなく生演奏ということですね。)

そのため、少しでも楽譜制作の効率を良くしておく必要性を感じています。

僕の使用している浄書ソフト「Finale」は毎年少しずつ
(意図的にでしょうか^^;)新機能を追加してバージョンアップを
しているのですが、僕のものは気付けばもう最新から4つ以上前のバージョンです。
なので丁度仕事にひと区切りついた今のタイミングで一気に最新にしてしまおうかと。

丁度今最新のFinale2014は力が入っていて、便利そうな新機能が幾つかありました。
使用していない方には何のことやらかもしれませんが、スコアとパート譜での
連係解除項目が増えたことや、松葉(< >)が拍に設置できるようになったこと、
多声部を1段の譜面に入れる時の臨時記号処理、休符の統合が特に便利そうです。

「アナ雪」のオーケストレーターがこのソフトで、普通なら数アクションかかる作業を
自作ショートカットを駆使してガンガン効率よく進めている様子を見て、
僕も勉強して真似てみようとは思うのですが、ただでさえこのソフトは膨大に
ショートカットが用意されているので、どこに空きがあるのかを
探すのがまた大変そうです(笑)。
Shit+もAlt+もCtrl+も大体埋まっているので、Shit+Alt+○とか?

バージョンアップは、直近の昨年版を持っている人でも16,800円、
僕のように一昨年以前のソフトからの人は22,800円
(共にダウンロード版は1,000円引き)で、毎年更新していると結構かかりますが、
それで効率よく仕事が進むなら。

問題は昔からFinaleは下位互換のないソフトなのですね。
つまりこのソフトで作曲家間などでやりとりをするにも、
双方のバージョンが違うとファイルが開けないのです。
やっと最新の2014で、下位バージョンで開ける保存ができるようになりましたが、
それも2012まででしか開けないようです。

でもそういえば昔ほど、人とFinaleデータをやり取りすることがなくなったように思います。
昔はFinaleしか選択肢がなかったのですが(Logicの譜面データを
人とやり取りするという話は聞きませんね)、今はSibeliusなんかもあるからでしょうか。

プロの技を見ました

2015-10-22 17:32:07 | 日常
先日の現場ではヘアメイクさんが来られていたのですが、
僕は初めて男性のヘアメイクさんを見ました。
それもベテランの方で、教え子の方から「先生」と呼ばれているところをみると
その道の凄い方なのでしょう。

そんなプロの技を垣間見ることができたちょっとしたアクシデントが。

出演者の男性1人がセットしてもらうのを忘れていて、
慌てて直前にセットをしてもらうことになったのです。

他の人たちは既に準備ができていて出番を待つだけだったので、
みんなにじーっと見られながらセットしてもらう彼。
しかし、ものの1、2分で仕上がって行き、これは凄い!と思いました。

その他、メイクさん、照明さん、音響さんなど、様々なプロフェッショナルが
一見他の分野の人間から見ても分からないと思われるところまでこだわって
ステージが成り立っているのですね。
僕も音楽の責任者なので少しでもこだわりたいところです。

しかし「ここはこうして、ここはああして…」と演奏者を縛りすぎては
逆効果になることもあるので、最小限のお願いに留め、雰囲気作りを含め
演奏者がなるべくストレスなく演奏できるよう気をつけたいです。

ただ今回は、あと数時間あれば改善してあげられるアレンジ内容があり、
そこだけ申し訳ない。でも演奏者の力でバッチリ問題なくカバーして頂いています。
(リハが終わってから、そこで発生した問題を編曲者として解決していったのですが、
本番までの時間が今回は少なく、最小限の変更でお願いしているのです..。)

度肝を抜かれました

2015-10-19 21:03:45 | 日常
とあるリハーサルがありました。
僕はヴァイオリンの楽譜を書いていったのですが、現場に着くと
なぜかそこにはチェロケースを抱えた青年が。

ボス「ヴァイオリニストが都合つかなかったからチェロを頼んだ。なんとかして。」

いやいやいやいやいやいや!
音域違うし、ストップだってヴァイオリン用に書いてきてますし!

(※ストップ:マルチストップとも言い、2つ以上の音を同時出する奏法。
ただし調弦の関係で何でも好きな音を出せるわけではないので
注意して音を選んで書かないといけません。)

しかしながら、チェロの方がとても気さくで協力的だったことや
(そもそもよほど良い人でない限り、ヴァイオリンの譜面を渡されて
「弾いて」なんてオファーに付き合ってくれるわけがない^^;)
先日大きな編成での緊張感あるリハを経験した後だったので、
落ち着いて「ここはオクターブ下げて」「ここはこの音をはずして…」
といった感じで冷静に直していき、事なきを得ることが出来ました。
曲の事前準備をしっかりしていけば作曲家は大丈夫かと言うと
そうでもないこともあり、瞬時の対応力が求められることもあるのです。
(正直得意なほうではないですが^^;)

とはいえ、本来弦を入れる予定のなかった仕事なのに、
「入れるとステージングも音も、より華やかになりますよ」と提案したのは
僕なので、ご協力感謝なのですが。でも結果的にチェロは雰囲気が合っていて、
これはこれでいいなぁと思いました。

突貫工事で気付いたのは、書いてきたヴァイオリンのフレーズを生かすことにこだわらず
その楽器が本来深く良く鳴る音域に持っていったほうが無理なくハマるな…ということでした。
当たり前と言えば当たり前なのですが、なまじチェロは高音も魅力的なだけに、
部分的にヴァイオリンの中低音域のフレーズをそのまま(音を下げずに)
お願いするという選択にしようか迷うこともあったのです。
頭の中ではヴァイオリンの音が鳴っているので、未練があると言うか(笑)。


練習では手旗を振らせて頂き、まだまだながらも
テンポはもちろん、弦の表情(硬い音だったり歌うフレーズだったり)なども
伝えることができたと思います。
いちいち演奏後に「何小節目のフレーズはこういう感じで」と言うより効率もよく、
いい歳になってからでも指揮を勉強してよかったなぁと思いました。
ちなみに本番では振りません(笑)。