シニアの身辺瑣事・PCライフ・ペナンあれこれ

日常の目に留まったこと、気がついた小さなコト、PCライフ、ペナンのあれこれを書き綴ることにしました

新朋友を求めて

2014-10-13 06:25:30 | シニアライフ・一言
スマートシニア全員集合!!に下記コメントし、シェアした!

超高齢者!?ともなれば、新しい出会いを積極的に求めるのは億劫なもの・・
気心の知れた旧友との交友が居心地がいい!しかしマンネリになり思い出話がメインとなる。

それもまた至福の喜びだが、
新朋友を求めてスパイスを効かせる楽しみを忘れないようにしたい!!

https://www.facebook.com/shinrojin/photos/a.215874771862438.47406.205777362872179/650400431743201/?type=1&theater

一言・備忘録:「人間関係を壊す人」の特徴

2014-09-28 11:38:15 | シニアライフ・一言
仲の良い夫婦や良いチームは、
決して意見が一致することが多いわけでも、
ケンカや議論をしないわけでもなく、
上手に意見の対立や不満などを乗り越えている、といえます。

■人間関係を破壊させる会話とは

(1)批判(Criticism)

相手の人格などを決めつけて批判するのではなく、自分の気持ちや状況などを「文句」として伝えましょう。
「あなた/君」ではなく、
「私」を主語に会話を始めると、批判ではなく文句になるので、意識的に主語を自分にして話すとよいでしょう。

(2)自己防衛(Defensiveness

上述の批判をされた場合をはじめ、何かを指摘された場合、
「攻撃された」と認識し、自己防衛をしてしまいがちです。

「自分は悪くない」という自己防衛や言い訳をすると、相手は「歩み寄る姿勢がない」と見なして、
余計に非を認めさせようとするか、コミュニケーションを終わらせようとします。
まずは非があれば素直に認め、解決策を提示するようにしましょう

また、実際にあなたに非がない誤解だったとしても、
一旦は「率直に言ってくれてありがとう」「そのような見方もあるのですね」など、
相手の言っていることを受け止める言葉を発すると、
その後のコミュニケーションに良い影響を与えることができます。

(3)はぐらかし/拒絶(Stonewalling

コミュニケーション自体をシャットダウンし、
口も心も閉ざして相手と理解し合う努力などを放棄する姿勢のことです。
拒絶された方は無視されたような気分になり、関係がより悪化します。

(4)見下し/侮辱(Contempt)

最も人間関係を破壊するのがこの「見下し/侮辱」です。
他者との比較で見下すのは、人間関係に大きなダメージを与えことになります。

人間とは優劣をつけたがる生き物です。
普段は口にしなくとも、ケンカや対立がヒートアップすると、
相手の弱点や劣っている点をつい指摘してしまうことがあるので、注意が必要です。

■ネガティブなことに聞く耳を持ってもらうには

人はポジティブなことを言われ、
「自分のことを理解してくれている」と感じられる人の意見には耳を貸しますが、
「いつも自分を攻撃する人」に対しては、最初から身構える姿勢を取りがちです。

つまり、普段どのくらい「ポジティブなこと」を伝えているかも、
前向きなケンカをする上では大変重要なのです。

ゴットマン博士によると、ネガティブなこととポジティブなことを言う比率がある一定を超えると、
人間関係が壊れやすいとのことです。
この比率を「ゴットマン比率」と呼びますが、ゴットマン比率は以下のように、関係性によって異なります。

(1)親子...ポジティブな言葉3:ネガティブな言葉1
(2)上司と部下...ポジティブな言葉4:ネガティブな言葉1
(3)夫婦や恋人...ポジティブな言葉5:ネガティブな言葉1
(4)友人...ポジティブな言葉8:ネガティブな言葉1
(5)スポーツクラブのコーチと教え子...ポジティブな言葉10:ネガティブな言葉1
(6)お店の従業員と客...ポジティブな言葉20:ネガティブな言葉1

親子であれば、3回誉めたら1回くらい叱っても人間関係に問題は発生しないということです。
上司と部下なら4:1、夫婦や恋人同士は5:1くらいの割合がメドとなります。
ネガティブなことを素直に伝え合える関係になるには、普段から相手を尊重し、
長所を見つけて誉める、感謝の気持ちを伝えるなど、
ポジティブなコミュニケーションを取っておかなければならないかが分かります。
「良いことは口に出さなくても分かる」と思ってしまうことがありますが、
いざという時に率直に話し合いができる関係を築くためにも、意識的に相手の長所を探し、
言葉で伝える努力するようにしましょう

■人間関係を破壊する人・深める人の違い

以上ご紹介したように、人間関係を破壊する人と深める人の違いは、以下の2点に集約されます。

・ネガティブなことを伝える時:自分の正当性を認めさせることや相手を論破することがゴールとしておらず、
相手に伝わり、相手の心を動かすものの言い方や態度をしている。

・普段のポジティブコミュニケーションの量:相手の良いところをしっかりと理解し、言葉で伝えることで、
ネガティブなことを伝えても聞く耳をもってもらえる信頼関係を築いている。

この2点の根本にあるのは、

「日常的にも、ケンカの最中でも、相手を尊重(リスペクト)する」
ということと、

「本来の目的を見失わない」ということではないでしょうか。

カッとなればなるほど「相手を傷つけてやりたい」「負けたくない」などと思いがちです。

しかし、夫婦や恋人、家族などの私的な関係でも、ビジネス上の関係でも、
本来の目的は「問題を解決し、家族の幸福度やチームの業績を高めること」のはず。
いがみ合って小さな勝ち負けを争うことではありません。

相手を尊重し、本来の目的から逸れないことが、
人間関係を良くする最大の秘訣と言える
のではないでしょうか。

「米ワシントン大学の名誉教授で、
人間関係の研究で有名なジョン・ゴッドマン博士の研究」(スキンケア大学): HuffPostJapan

タブレット考

2014-09-24 06:17:14 | シニアライフ・一言
未完:

昨年、小学生低学年年代の孫たちと約一ヶ月ともに過ごす幸運に恵まれた・・
食事時二人ともタブレットに集中!大人たちの食事の邪魔にならなかった・・
と思ったのは大間違い!!・・彼らと共通の話題で一緒に食事を楽しむよう努めるべきであったのだ!!!

スティーブ・ジョブズが子どもにiPhone やiPadを使わせなかった理由
http://singaporeryugaku.blogspot.com/2014/09/iphone-ipad.html?spref=fb

あるべき老人像

2012-04-28 16:44:25 | シニアライフ・一言
過日、当地で知り合った友人、
かねてより、ネット社会でもいろいろとやりあえる友人と期待していた御仁から
以下のような趣旨のメールをもらった。

鈍感の進めで行かないと楽しくありません。
カレンダーをつけて忘れん様にしている約束も
時々、鈍感力で面倒になります。
うっかり忘れる事もあるが、
突然行けなることもある。
失礼が多くなってもしょうがない。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そこで考えた:

彼との貴殿のあるべき老人像と小生のとは大きくへだっている!

老人像の基本は何か・・
楽しい老後、納得いく人生にしたい!

良き人に囲まれ、接し、楽しい日常を送る。
そのための環境なりサポートが必要。
それは、自分から求めなければ、与えられない。

自分だけが楽しければいいのか、面倒を厭うだけでいいのか。

日ごろの心がけ、前向きの姿勢が大切と、日ごろそう思っている。

面倒がれば面倒になる・・
気配りをいとわなければ気配りも楽しくなる。

年配者ともなれば、
勘違い・思い込みが激しくなる・・は当然のことでもあり、
おおらかに・許しあうようにありたいもの。
しかし、当たり前のこととして、他に甘えてはならないとの自戒が必要。

生きている日常の世界は厳しい現実であるわけで、老人の自由気まま、
自分勝手を、そう簡単に許される世界ではない・・ということ。

いかにしのいで、自分なりの納得いく、おおらかな世界に身をおくか・・
知恵の求められる所以だと思う。

自戒・自戒・自戒

http://blog.goo.ne.jp/hirofugoo/e/5ea0dd1d1a26250cda49130ac339481e
今日の一言:鈍感力


今日の一言;鈍感力

2012-04-18 15:13:28 | シニアライフ・一言
通常8時ごろに三々五々集まってくる恒例朝粥会での話題・・

渡辺淳一の「鈍感力」・・

爺を自称するようになってますます「おおらかに、いい加減に」を標榜し、
「勘違い・思い込みの世代」を自認、
少々のことは許しあって・・楽しく日常を・・
とはいえ、悠々の生き方を誤解してはならぬ!

もし好き勝手に生きたいならば、耳寄り情報、人の助けなどとまったく無縁な

「人里慣れた山奥で霞を食って生きるしかない」との日ごろの主張・・

いくらリタイアライフといえども社会生活を営む限り、
それ相応の気配りは不可欠、社会生活の基本をはずしてはならぬと日ごろそう思っている。

何でもかんでも?「邪魔くさい!」とのたまう御仁もいるようだが・・

http://www.shiawasehp.net/hint/6donkanryoku.html

鈍感力なるもの、
いわゆる鈍感とはことなることを納得した。

ぎすぎす・ガチガチではなく、年配者ならではの好々爺を目指し、
おおらかに生きましょう・・との提案と見受けたり!!

鈍感力を鈍感と誤解せぬよう・・自戒・自戒!


社会性・社交性を育む

2011-08-25 15:42:28 | シニアライフ・一言
ドイツ在住の娘が子供たちを泊り込みで屋外遊びに連れて行ったことが
スカイプの話題になった。
その時の写真アルバムをPICASAで観た上でのチャット・・
泊まりはポーランド人の女性が、
村に残されていた元ドイツ人貴族だかが建てた廃墟のお屋敷一帯を買い取り、
自分や友人たちとコツコツ改造して寝泊りできるようにした場所。
なだらかな野原の大木アリ、水辺あり、
まさにヨーロッパの野原に数組の老若家族が同宿、食事も自炊し、
一緒に食事し、食後の散策・水浴びを楽しむ。
そこには人種の壁も、年齢・性別を越えた交流がある。
小学生・幼稚園の孫たちは年長さんたちと、
そして毛色に違ったおじさん・おばさんとスキンシップ。
翻って、日本でのわが若きころの民宿への旅、
殆ど家族だけでの行楽に明け暮れ、他人との交流は皆無。
スキー学校にほり込んだぐらいが他人との交流の機会。
見知らぬ他人との接触の機会があってこそ、
どう他人と交わるか社交性を育み社会性を身につけるようになる。
日本の家庭教育・学校教育に、
社会性・社交性を身につける上で根本的に問題があるようだ。

再び志について・・

2011-02-03 23:07:01 | シニアライフ・一言
Facebookで下記コメントした:

志をうんぬんする歳ではなくなった爺ですが、
予てよりこころざしには関心があったものですから、
質問させていただきました。
知識偏重の受験中心の衛星都市育ちです。
横浜のネットデイで志を言う中学の先生がいたのが眩しかったことを思い出します。
誤解を恐れずに言えば・・指導者たるもの「世の中の役に立つ・ひとかどに人間になれ!」
「少年を大使を抱け」と口酸っぱく唱えるべき・・と思っています。

我が思い(その1 仕事人OB)

2010-04-15 14:07:06 | シニアライフ・一言
実業界を卒業した最大のメリッは、自分の時間を最大限自由に出来る
ということだと思っている。
すなわち、毎朝、目覚ましで起こされ、いわば時間に追いまくられる毎日。
職場では多かれ少なかれ、人様に自分の行動を決められるよう仕組みになっている。
アポなど最たる例。
「忙しい」とは、心ならずも行動していることが多いことにある。
自分で自分の時間が自由になるならば、
「忙しい」思いをしないようなスケジュールを組めばよい。
「忙しい」を楽しんで、疑わない御仁は、この際、問題外。
したがって、「忙しいとは言わず」「気忙しい」ことはありうる。
なお、最近の発見は、現役時代の意識をそのまま引きずっておられるがごとく、
どうも、忙しいことがその人の値打ちであるがごとくのOBさんがおられる・・
すなわち、現役時代の価値観から脱却できず・・OBにふさわしい価値観を
見出せず、身についていない御仁がいるということである。
「忙しい」といえば、「大変ですね、くれぐれもご健康に留意されて・・」と
まるで尊敬されているかのような錯覚を起こさせるご挨拶が当たり前、
OBになってなお「忙し」がってる愚かさよ・・など言おうものなら、
青筋立てて怒り狂う。
もっともOBといっても爺の似合う70数歳もいれば、
早期退職60数歳の青二才もいるから、
この際、発言にご用心!!・・にしくはない。



気になる言葉(その14)「出る杭」

2010-03-11 23:17:42 | シニアライフ・一言
「出る杭は打たれるが、出すぎた杭は誰も打てない。
出ない杭、出ようとしない杭は、居心地は良いが、そのうちに腐る。 」

以前から前半は愛用?していたが、
後半については活用?していなかった。

世の「事なかれ氏」に声を大にして聞かせたい・・
といっても人それぞれ、生来の「出ない」主義の人もいるだろうから・・
「腐らない」恵まれた方というのもあり・・
表面にはすぐには表れないだろうから・・・

再び プロフ考関連

2010-03-06 23:39:38 | シニアライフ・一言
ツイターNMの呟き(要約):
自分と違う意見を批判することは簡単だが、一歩踏み出すには、全ての人が自分とは異なる価値観を持っているんだ、という覚悟が必要かもしれない・・・

物言わぬは腹膨るる業・・
思うことは大いに発信すべし、批判的意見・異論・・大いに結構大歓迎なれど、
身分を明かして、責任もって発信すべきと日ごろそう思っている。
それが故もあって、mixiは当然のこと、skypeなどもプロフの充実をお願いしている。

気になる言葉(その13)「アンチエイジング」

2008-12-22 11:37:13 | シニアライフ・一言
ミクトモのゆっこさんの日記に触発されて、
ココにその一部を引用させてもらうことにしました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
97歳になる現役医師でもある日野原氏の長寿の秘訣は、究極のエコでした。

(1)低体温
(2)低インスリン
(3)抗加齢ホルモン値が高い

カロリー制限をしたほうが、健康で長生きをする。

腹八分目と言うが、七分目くらいが丁度いいそうです。
また、ご馳走を食べ過ぎた日は、
3日くらいかけて帳尻をあわせているそうです。

中略

きちんと目標を持って、充実した毎日を過ごすことこそが、
アンチエイジングなんですね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
毎日深夜2時に就寝して、睡眠時間は5時間・・だそうです。

まず、アンチエイジング・・なる言葉に従来抵抗があった!
歳を取ることに抗することはない、万物経年変化はあり、
素直に受け入れるべきであり、
美容整形などで若く見せるなどは愚の骨頂!!
美しく老いた婆さまなんてーのは、最高に素晴らしい・・・。

肉体的・物理的に老醜はある程度やむをえない。
老臭を避け、相手に不快感を与えぬよう気を配り、
歳なりに老いることこそ自然。

とは言え、歳以上によぼつくより、
出来れば、歳以上にはつらつと日常を送りたいもの・・
そのためのアンチエイジングなら大賛成。

低体温、低インスリン、抗加齢ホルモン値・・
というのは今後の課題だが、

要は、低カローリーを心がけ、メタボにならないような
メリハリのある充実した日常生活を送ること・・・
ということらしい。

その著書「生き方上手」で
笑顔や希望を持ち続けて生きることの大切さ
わかりやすくテーマごとにお話しておられ、
健やかに生きるためには歩き方や呼吸法など良い習慣を身につけることの大切さ、他の人の役に立つことで自らも豊かにあること等
上手に老いていく術を教えてくれて入るとのこと。

「爺の憂い」後日談

2008-06-28 19:00:58 | シニアライフ・一言
わが番外・日誌にすばらしいコメントいただいた。
これは是非、何らかの形で残したい。
皆さんに転載を了承いただくようお願いのメッセージを差し上げ、
これまた、快諾の即答を得た。

「hirohuさんも共感いただけたのだと嬉しく思います。
また、他の皆様のご意見も然り、益々親としての責任を感じています。」

「つたないコメントをのせていただいて、有難う御座います。
今後とも、よろしくお願いします。 (いつでも、転載OKです) 」

「この話題については、私も常日頃痛感しておりましたので、
一言書かせていただきました。」

等々


その間に子育て中のママさんからメッセージをいただいた:

不登校児のお母さんらしい・・・

お友達のアドバイスで、一歩踏み込み今や良化の道のようで、
自分の背中を見られているということも再認識され
「優しいお言葉をありがとうございました。」とのメッセージをいただきました。

爺のこのような話題提供、勝手な想いが世代を越えて、
ほんのわずかでも何らかのお役に立てることがあれば、
ネチズン爺冥利に尽きるというものです。

PCインターネットの負の面が強調されがちな昨今、
このような微小ではあっても
人助けの場面に居合わせることができる幸せをしきりに思う昨日今日です。


有りうべからざる事件

2008-06-27 19:21:42 | シニアライフ・一言
いわゆるミクトモの日記で取り上げられていた話題に触発され、
少し調べてショックを受けた。
うかつであったが、こんな事件があったとは・・・
外資系航空会社の機中のこととは言え、
居合わせた人々のお粗末さにあきれ果てている。

飛行機内で救命中、傍観乗客の視線と写真撮影でPTSDに - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/life/body/080625/bdy0806250910003-n1.htm

宙航空環境医学 Vol. 44, No. 3, 71-82, 2007
航空機内での心肺蘇生の実施により心的外傷を負った1例
http://www.sasappa.co.jp/online/abstract/jsasem/1/044/html/1110440301.html

まさに、過日の秋原無差別殺傷事件と軌を同じくする事件である。

爺の憂い
http://blog.goo.ne.jp/hirofugoo/d/20080626

なお、30数年前テニスに狂っていたころ、同じテニスクラブ所属の
心臓欠陥を持っている友人がテニスゲームの最中に倒れた。
別のコートでテニスに興じていたが、
メンバーが異様な雰囲気で集るコートの片隅に彼が倒れていた。
居合わせたお医者さんと人工呼吸お施した。
お医者さんの息の吹き込みにあわせて心臓マッサージをしたことがある。
まったくの見よう見まねであったが、
お医者さんに「経験がおあり?」褒められたことを思い出した。
以来、救急救命には強い関心がある。

爺の憂い

2008-06-26 13:14:25 | シニアライフ・一言
SNS MIXIの日誌に
(番外)どうしてもメモしておきたいコト・・と題して
連続少女誘拐殺人犯の死刑執行や秋葉原無差別殺人事件などを背景に
最近の日本の世相に関しての爺の思いをアップしたところ
ミクトモの皆さんからすばらしいコメントの数々を頂き、
感銘を深めている。
いただいた皆様のお許しを得てここに転載する。

(わが日誌)
2008年06月20日18:40
先日、連続少女誘拐殺人犯が死刑執行された。
何の反省もなく、絞首刑は羽目板が外されて落ちていく恐怖感がどうので、
他国のように薬剤処刑が良いとかいったとか。
このような犯罪には育った家庭環境が大きく影響しているとの
専門家のコメントを視聴した。
親兄弟・親類縁者・友人に迷惑をかけない、悲しませないとの思いが
犯罪に走らせない大きなファクターという。
専門用語があるようだが思い出せない・・。
孤独感に苛まれ、むしろ自分の身の回りに復讐しようと犯行に走る。
素材としては、上手く育てれば社会に有益な人材だったかも知れず。
哀れなことである。

親をはじめとする周囲の人間は、常に濃淡の差はあれ、子育てにかかわっている。
特に親たるもの、本当にその一瞬一瞬がその子にとって、
その子の将来にとって望ましいことかどうかを問い続けたいもの。

常に教育の場にあるとの自覚を持ちたいもの。

過日、日本の電車やバスに乗る機会があった。
乗客の無表情、赤ん坊ずれや年寄りが乗り込んできても無関心・・が気になった。
子供を横に座らせて、他を顧みない。
子供も当然という顔をしている。
貧相な乗客の多いのが気になる。
品格が話題になっている・・日本人総貧相化が進んでいるように思えてならない。
翻って、当地ペナン、バスに乗るのは学生と低所得者という。
汚い服装ではないが、豊かとは縁遠い服装・・
年配者には必ずといっていいほど席を譲ろうとする。
学生同士、群れているのは別として、
どのような教育を日常受けているのかいつも興味を覚える。
豊かな生活とは・・といつも思わせられる瞬間である。


(皆さんからいただいたコメント)

クララさん: 2008年06月20日 19:11 同感です。
私も、子を持つ親として偉そうな事は言えませんが、hirofuさんが帰国されてから、
秋葉原での殺傷事件が起きました。
エリート社会が、子供や親の心を歪めてしまった結果だと思います。
以前ほど、日本が安全な国と言われた頃に比べると、銃こそ持たないにしても、
何時どこで災難に遭うか分からない世の中になってしまいました。
マスコミが騒いでいるうちは、こぞって当事者やその家庭環境を批判しますが、
どこの家庭でも起こりえると言う認識が低いように思えます。
もし、貴方や貴方のお子さんは大丈夫ですか?
事件を起こすようなことは家に限っては無いと断言できますか?と聞かれたら、
どれだけの人が胸を張って言い切ることができるでしょうか?
何時、秋葉原の事件のような渦中の人になりかねないかもしれないという懸念さえ持っていない人が多いのではないでしょうか?
hirofuさんのおっしゃるように、多くの日本を訪れる観光客の方の中にも、
日本人社会の在り方を厳しい目でご覧になっているのかもしれませんね。

洛趣味さん: 2008年06月20日 19:13 日本人総貧相化には同感です。
戦後の教育による権利優先教育のせいかとも思いますし核家族化による先人の知恵をでんじゅされなくなったこと。
ましてや今のモンスターペアレンツなど一体教育をなんだと思っているのか不思議です。
責任はすべて学校に押し付けて義務である給食費も払わないなんて。
日本は今後が見えませんね。

腰曲が爺さん:2008年06月20日 20:16 自分に責任がないか、自問すべきです。
何でも人のせいにするのは悪い風潮です。
これが行き過ぎると世間が悪いから世間に復讐する。
自分を不幸せにした代表としてなるべく大勢の人を道連れにあの世に行きたい。

馬鹿な話です。老人は戦争の理不尽さを体感しながら育ちました。
現在はあのころと違って、
朝家を出掛ければ夜には無事に家に帰ってこれるのが普通です。
日本は少し平和になりすぎたのではないでしょうか。

tedsaabさん: 2008年06月20日 21:20 アメリカでは銃による大量殺人や猟奇事件がよく発生します
日本ではこれがナイフによる殺人事件となるのでしょう
アメリカでは白人の25歳前後、孤独な人間という犯人プロフィールが一般的ですが
日本もそれに該当するような人物像が当てはまりそうです
黒人やヒスパニックの人達は家族的で孤独な人は少ないと云われています
日本にもっと麻薬や覚せい剤が広がると怖くて外を歩けないようになるのでしょうね
私も2児の父親ですが会社人間でしたから家庭内教育には自信がありません
反省しています

鎮守様 :2008年06月20日 23:25 誰か忘れたけど言ってました。
問題の親は居るけど、問題の子供は居ない」
子供の問題行動はみな親の育て方ですよね。

すーちゃん :2008年06月21日 09:53 皆様のご意見にまったく同感です。
戦後の、過度の民主教育、権利意識優先教育が、
モンスターペアレントなどの、わけのわからない日本人をつくった。
我々世代も、エコノミックアニマル化して、家庭教育ができなかった。
単に、学校教育だけの問題でなく、社会教育や環境、今の大人社会のモラル欠如、
など反省すべき点がおおいですね。
最近のジェンダーフリーの考え方や、弱者利権には、おおいに疑問をもっています。

pasalado さん:2008年06月21日 09:54 海外から戻られた時に、
いろいろ痛感されるのはきわめて当然と思います。
われわれも日常感じながら、 だんだんと関心が鈍くなっています。
注意すべきところもそのまま放っておいてしまう傾向にあります。
豊かさとは何なのか考えさせられますね。
我々が子供のころは、 社内では立っているように親から言われたものです。
座っているときに年寄が来られたら必ず席を譲るようにとも厳しく言われた。
今では子供を優先的に座らせる親が目に付き、 不快感をいつも抱く私です。

腰曲が爺さん: 2008年06月21日 11:38 問題の子もいると思います。
親を反面教師にできない子供はやはり問題児だと思います。
親よりも立派な人間になろう。
その子供はまた親より立派な人間になろうとして、初めて人類は進歩すると思います。
修身・斉家・治国・平天下ということぱがあったと思います。
私は修身に励みたいと思っています。

あーちゃん: 2008年06月21日 16:43 こんにちは。
今まさに、子育て真っ最中です。
子どもの自主性を大切に、誉めて育てましょう。
と、してきました。
が、足りないものがありました。
『自分の感性を信じて、悪い時はしっかり叱る。』
本当の愛情をもって、しっかり向き合うことでした。
本当の優しさもそこから生まれますし、育つのでしょう。
優しくて良い子は、心の奥に淋しさを隠しているのでしょう。
そんな思いをさせないためにも、
仕切り直して、子どもと向かい合いたいと思っています。

チャッピーさん: 2008年06月21日 18:13 私もKKに来て、ここの人たちの親切に触れました。
ちょっと目があってもニコっとほほえんだり、すれ違いざまに子供をなでていったり
日本じゃこんなことなかったなあ、と。
心の豊かさを感じました。
日本もこんなふうならもっと子供を育てやすいでしょうね。

ガンアジさん: 2008年06月21日 22:40 日本国中、
中流思想というものがそもそも悪いと思っています。
みんな同じ幸せの形、条件がそろうことが最重要という枠組み。
昔、各家にはそれぞれの階層が存在していて
それぞれの家庭は、自分達にとって何が幸せで大切なのか
よく知っていたし、自己に誠実で責任感もプライドもあったと思います。
実感できる幸せ、そういうことを考えず、子供に伝えることもなく
子供は、物事の成り立ちや仕組みを知らずに
実力以上の、頑張り以上の結果だけを欲しがる。
自分のことだけしか見えない視点で育てられているから
当然、自己中心的に育つのだろうと思います。

なお さん:2008年06月22日 01:02 日本は人間関係が希薄なのよね、
ペナンでは余り気がつかなかったけれど、
ペナンの前に行っていた南インドでは私達と顔が合うと誰しもが
「ハロー」と声を掛けてくれました。
勿論、私達も率先して挨拶を交わしましたけれど・・・
インドの子供達は合掌スタイルで「ナマステ」と挨拶をしてくれました。
日本では見ず知らずの人には、まず声は掛けませんよね。
インドに行って、つくづく、挨拶は大切な事だと気づかされました。
インドの人達の様に日本も顔を合わせたら「こんにちわ」と声を掛け合ったら、
秋葉原事件の様な寂しい人間が起こす悲惨な事件は無くなるのではと思います。

hirofu :2008年06月23日 02:04 生煮え・生半可ながら、自分の中で埋もれてしまわないうちに・・と
日頃の想いをアップしましたところ・・・
皆様からすばらしいコメントの数数をいただきました。
心からお礼を申しあげます。(とりあえず)
皆さんも同じ思いのご日常で、ご発信いただけたことを、
大変うれしく思っています。

Nyan さん:2008年06月24日 14:09 頓珍漢/大げさと思ったらすみません。
その昔、成田開港の際に、Foreignerと記すべきところがなぜかAlien となっていて、
物議をかもし出し取り替えられたことがありました。
Hirofuさんが見たり考えたのと同じことは、数年前から現在まで、
日本国内外で同じパスポートを持つ人達と、
彼らの鏡だろう子供達の言動を見聞きするにつけ、
英語の'Alien'という言葉を思い出しつつ、感じたり考えて来ています。
なのでここ数年はかのエイリアン表示を日本旅券保持者の箇所に設けてはどうか、
そのほうが良いのではと、まじめに考えます。
確かに親は子供の人格を決定付けるだけの影響を、いやおう無しに齎しますが、
孟母三遷や門前の小僧の喩えの通り子供は環境が育てる/影響する事実を、
親以外の子供の周囲に居る成人個々が思い出し、対称が自分の子供でなくても、
自らが子供(特に20才前)の周りに居る限り、
社会責任は亡くならないと覚えることが肝要かと。
明治/大正生まれの伯母等は学校でも社会でもそう教わったからと言いつつ、
自分の周囲の子供に常に接していました。 
互助互譲/お互い様それが日本社会の温かさ兼背骨でなかったでしょうか。。。

「口をすっぱくして・・」(挨拶の励行)

2004-11-15 05:47:58 | シニアライフ・一言
何事も最初が肝心と言う。
「まず挨拶から・・」挨拶とか礼儀とか言うことがおろそかになって久しい・・といえるようです。
道徳というのは本来、社会生活にとって必須・基本的なことであって、
軍国主義に悪用されたからまずいのであって、そのものは必要であった。
然るにそのものまで、否定してしてしまった。ここにも人間の浅はかさの証がある。

最近、親も教師も、いや、社会全体がそれに気づき修正機運にあることは誠に喜ばしい。

先日、夕方散歩でいつもの公園に差し掛かったところ走ってきた小さな女の子に
「こんにちは!」と声をかけられ、いつもとは逆に「こんにちは!」と声を返した。
そのあとの声をかける間もなく、通り過ぎた後また追い抜かしていったた。

脇の小山に友達と上りかけたところにで追いつき
「ご挨拶をすること誰に教わったの・・」
「学校の先生」
「何年生?」
「一年生」とのこと。

むべなるかな・・、何の疑い文句先生の言うことを聞くであろう一年生に挨拶を教え、
励行させる・・まさにしつけの初歩の初歩・・。

「どうせ言うことを聞かない・・」ではなく、
良かれと思うことは「口に出して、染み込ませる」
ちょっとした気遣いとも言える努力がみを結ぶ・・。

今にして思えば、親が良く口にしたことを不思議に覚えており、
いつの間にか身についている自分を発見する。