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コロナを発症して考えたこと

2024-08-13 14:55:50 | 日記

「風邪や病気などにはかからない」が自慢だった。
現に退職してからの5年間は、病院といっても検診ぐらいで、あとは講演中にしゃべりすぎて歯が突然ポロリと落ちてきたこと、海外(モンゴル)に行く2日前、興奮のあまり鼻血が止まらなくなったことぐらいでお医者さんにお世話になることもなかった。
いろいろな方から
「どんな薬を飲んでいますか?」
と聞かれても堂々と
「全く飲んでいません。」
が決まり文句だった。
それがどうだ。
前期高齢者の年齢を迎えてから少しずつ身体に異変が現れた。
まずは目が見えにくくなった。
これもまた
「顔もスタイルも悪いけど目だけは良い。」
と自慢していたのだが、ほぼ急激に視力が落ちた。
少なくとも現職時代には視力が両目とも1.5はあったはずだが、検診に行けば、
0.7か0.8。
ただの老眼が進行していることかなとも思ったが、どうも視界がぼんやりしている。
眼科で診てもらったところ、「立派な」白内障。
この冬には、両目とも手術することになった。
血圧もそうだ。
検診でひっかかり医者と相談した結果、毎日1錠だがついに血圧を下げる薬にお世話になる日々が始まった。
そして、この度のコロナである。
いつもの通り、観察会を終え、お昼を食べようとした時のことだ。
どうも食欲がない、身体がだるい、それでその時はいつものように睡眠をたっぷりとることだなと考え、自宅に戻った。    ?
翌日は自宅で静養した。
だが、思うように体調が良くならない。
翌日の朝、病院に向かった。
発熱していることや身体の節々が痛いことを話し、検査したところ、コロナ陽性であった。つくづく「俺は病気とは縁がない!」という自分のバカさ加減を恥じた。
それから熱は3日ほどで下がったが、念のため10日間は活動を避けることにした。
私の活動は、たくさんの子どもたちを相手にしているからである。
活動のキャンセルも3つあった。
楽しみにしていた2つの懇親会もキャンセルした。
ストレスがたまりそうだったので、熱が下がってからは、誰にも会わない場所に行っては一人里山散策していた。
ただ、活動のキャンセルに関しては、本当は会えたであろう親子や子どもたちの顔が思い浮かんできた。
それは申し訳なさと同時に改めて自分にとって健康や老化ということについて考える機会ともなった。
まわりからは、「忙しすぎですよ。」とか「時に休むことも必要ですよ。」などと言われることもあったが、確かに6月から7月にかけてオファーや自分の仕掛けた活動で自分を忙しくすることは誇りであったし 自分の勲章であるとさえ思った。
ところが、その考えはあまりに甘すぎることに気づかされた。
今は、コロナ回復からほぼ3週間が過ぎ、元の活動に戻っている。
ただ、コロナ回復後にこれまでの考えを修正したり反省したりしていることも多い。
つくづく自分のスタイルは、頭脳で勝負している(大した頭脳ではないことを承知の上で)ということは感じている。
確かに、もともと体力勝負などできるはずがないし、年齢は増し、体力は落ちていく一方だ。
これまでは、一度に2つや3つのオファーや仕掛けたものがあってもそれを頭の中で整理し、いつどこで何を準備すべきか実施までの時間を見通しながら調整してきた。
つまり同時に複数の活動の準備に当たってきた。
それがコロナ発症で狂わされた。
今まで生きてきた人生の中でおそらく一番というぐらいの頭痛それも偏頭痛に襲われたからだ。
何しろ眠れないほどの痛みである。
もちろん、薬は飲んでいるが、偏頭痛には効かなそうだ。
痛みは、ちょうど30秒に1回、右耳の上部を針が貫いていくような痛みである。
それはそれは苦しかったので、夜中に起きだしては、ノーシンに頼ったりもした。
ただ、後遺症も心配だった。
今後、頭の中の機能は大丈夫なのか?と。
まだ、完全にコロナ発症前に戻ったとはいえないかもしれない。
もしかするともともと先述したような切れ味などなかったのかもしれないが。
ともかくも普段通りの活動に戻っている。
私をよく知っている人でさえも(コロナ発症前と)変わらないのではないかと言われることもあるが、自分としては完全に頭の中に関しては機能しているとは思えない。
ただ、単に老化が進んでいるだけのことかもしれないが・・・・
ともかくも今回の発症で気づかされたことは少なくなかった。
教訓は、先述したとおりだが、特に自分に言い聞かせたことは、「いい気になるなよ!調子に乗るなよ!油断するなよ!」だったのかもしれない。
今は、ただ一人静かに勉強し、次なる企画準備をひたすら考えている。
もちろん、反省の日々であることは間違いない。


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