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ヒロちゃんの独り言

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ふるさとには、里山という子育て資源がある

2024-07-15 15:08:59 | 日記

先月は、山下太郎地域文化奨励賞という名誉ある賞をいただいた。
また、つい先日は、秋田県庁において、地域環境保全功労者賞(環境大臣表彰)というこれまた一生に一度しかいただけない賞をいただく機会を得た。
山下太郎地域文化奨励賞は、横手市長さんから推薦書をいただき、地域環境保全功労者賞は、秋田県からの推薦があったことが大きい。
環境大臣表彰では、現職の国会議員の先生からもお祝いのメッセージをいただいて本当にうれしかった。
心より感謝申し上げたい。
続けての授賞だっただけにうれしさと同時にこれからの活動について考えた。
まずは、二つの賞は、自分一人だけの力で取れるものではないということ、これまで一緒に活動してきた仲間がいたからだということが忘れられない。
4年目に入った「釣りキチ三平の里自然体験塾」は、毎回複数でガイドすることに務めてきた。
これは、複数のガイドによって、子どもたちへの厚い手ほどきができることであり、私一人では気づかないこともたくさんあるだろうと考えたからだ。
また、このことによって私に代わるガイドがたくさん生まれてほしいという願いもあったからだ。
別の角度から言えば、共に汗を流した仲間であり皆大切な仲間である。
だから、心からこの授賞を皆で喜び合いたいと思うのだ。
増田ネイチャークラブのメンバーの他、わくわく科学工房や森っこ倶楽部のスタッフそして増田地区交流センターの皆様には、感謝しても感謝しきれない。
さらに、活動を通して協力していただいた関係団体があるということも忘れられない。
例えば、昨年から始めた「こどもの日スペシャル企画」は、主催を「青少年育成横手市民会議」にお願いしたし、ターザンロープなどは、地元の森林組合にお願いし、企画が実現できた。
ところで、いつも強調していることが、企画は一過性のもので終わらせてはいけないということだ。
継続してこそ意味があるというものだ。
なぜなら、継続してこそ参加した子どもの成長につながるからだ。
これまでボランティアでは20年以上、専属では7年間活動してきたが、この7年間でほぼ観察会という観察会に参加してきた男の子がいる。
7年前は小学校3年生だったが、現在は中学校3年生。
小さなころより大好きだった両生類や爬虫類の知識は、今や大人顔負けだが、それ以上に感心することは、一人の人間としての成長ぶりである。
例えば、山道を歩けば、どうしても元気な子たちは、先頭を行く私より先に行きがちだが、それを危険な行為だと承知したうえで押さえてくれたり教えてくれたりする。
また、途中出会った生き物を取り上げては、それを提示したり時には触らせてくれたりする。
いわば自然の中の生き物との接し方を教えてくれるのである。
資格こそまだ持っていないものの今では立派なガイド役として活躍できるまでになった。
こうした子が二人三人と増えていくうちに自然体験活動はより魅力的なものとなる。
仮に私がどんなに子どもたち向けに楽しい話をしたとしても今ではかなわない部分がたくさん出てきた。
それは、小さな子たちと年齢が近く憧れの存在となりうるからである。
現に、彼が小さな子どもたちに向けて話し出すと子どもたちは真剣に集中して話を聴くし、「ボクもお兄さんのようになりたい。」と言う。
ところで、これまで活動のフィールドは、地域の里山を中心においてきた。
それは、身近で豊かな自然が広がっているからだ。
近年、ツキノワグマやイノシシなど望まない野生動物との遭遇や松枯れナラ枯れなど課題は多々あるが、だとしても本来は私たちの日常生活と結びついてきた存在なのだ。
しかも里山は、私のふるさとにはあふれるだけある。
おそらく今、60代以上の方であれば遊びのフィールドでもあったはずだ。
課題はあったにしろ、それは、昔も今も変わらない存在であるはずだ。
だから、目を都市部に向けなくても里山を子育ての場と捉えられるならまわりにはいくらでも存在する。
これまでにもこのように位置付けてきたつもりであったが、今回の授賞はこれまでの活動が県や国を始めとした多くの方々に認められたという証明ではないだろうか。
これからも里山の自然を探求し、プログラムを開発し、子育ての場として進めていきたい。ちなみに、今回の授賞にあたってうれしいことがあった。
それは、地域環境保全功労者賞を共に授賞した団体の代表が、同世代の大学の先生であったが、話をしたとたん、いきなり「(私に)すごいパワーを感じる!」と話されたのである。
もう一人、授賞式で同席された県の幹部の方が、私に「一体どこからそのパワーが出てくるの。」と話された。
自分では、そんなパワーなどないと思っていたが、お二人から感じられたとしたらこれほどうれしいことはない。
このパワーを保ちつつ、それを活動のエネルギーとしてさらに推進していきたい。