東京市場は小幅に反落。前日、170円近く上昇しましたが、目新しい買い材料が乏しく、利益確定売りに押される展開となりました。上海や台北、ソウルなどアジア株式市場が下げたため、買いを手控える投資家が増えたことも影響したようです。ただ米景気が腰折れする懸念が後退しており売り急ぐ動きはみられません。
7日の米雇用統計、来週以降の米主要企業の決算発表本格化を控え、動きにくい面もあるようです。雇用統計が予想以上に改善し、米企業の業績拡大が確認されれば、日本市場にとっては最高の形となります。
騰落銘柄数は値下がり557に対し値上がりが950。指数はマイナスですが、中小型株中心に値上がりする銘柄が多くなっています。スマートフォン（高機能携帯電話）や電気自動車の本格普及をにらみ、シャープや急速充電器製造の高岳が買われるなど個別株物色は引き続き活発。
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