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★☆ひらりん的映画ブログ☆★

映画の難しい説明は他人に任せて、ひらりんは簡潔に箇条書きで映画を語ります。

★「戦場のレクイエム」

2009-01-18 03:38:42 | 映画(さ行)
<T916/2009/A009/S006>

今週の週末ナイトショウは、
「007/慰めの報酬」の先行や、月面ドキュメンタリー「ザ・ムーン」もやってたけど、
ひらりん的には珍しく、戦争ものの本作に興味が沸いたので。
2007年製作の中国系戦争ドラマ、124分もの。

あらすじ・・・今回はシネアミューズさんから引用させてもらいました。
第2次世界大戦後、中華人民共和国建国前夜-。人民解放軍と国民党軍の戦いの中で、最も死者が多く、最も熾烈な戦いと言われた准海戦役が勃発。人民解放軍139団3営第9連隊長グー・ズーティ(チャン・ハンユー)以下48名の部隊は、撤退のラッパが鳴らされるまで、旧炭鉱を死守せよという指令を受ける。しかし、圧倒的に数で勝る国民党軍の攻撃に、部下たちは次々と命を落としていく。負傷した兵士が死に際に「ラッパの音が聞こえた」とグー・ズーティに撤退の進言を遺すが合図を聴いていなかったグー・ズーティは戦いを続ける。だがその時すでに他の部隊は撤退しており、自分の部隊だけ全滅という最悪の結果だけが残った。そして戦場に散った仲間は、名誉の戦死ではなく、失踪者扱いになっていることが分かる。果たしてあの時、撤退のラッパは鳴っていたのか…。そして仲間の名誉は取り戻せるのか…。グー・ズーティの長く険しい第二の人生が始まった-。

ここからひらりん的レビューのネタバレ注意↓
(反転モード・・・左クリックのままマウスを動かしてね)
1.のっけから人民解放軍VS国民党軍の激しい市街戦・・・
指導員(=軍隊の任務を党に報告する役目の人?)を殺されて血迷ったのか、
投降して来た敵兵を銃殺しちゃって、投獄されるグー・ズーティ。

2.そんなこんなで次の任務が、旧炭鉱の死守だったけど・・・。
途中、爆音で耳をやられて、集合ラッパを聞き取る事が出来なくなってたのね。
3.ひとり生き残ったグーは、敵軍兵士と間違われ、野戦病院に担ぎ込まれるが・・・
敵も味方も同じ中国人で、当時は成りすましも多かったので、
自分の部隊の存在さえ信じてもらえない始末。
4.それでも根っからの軍人のグー・・・朝鮮戦争にも従軍・・・
敵軍のアメリカ兵に遭遇したり・・・
食いしん坊の上官チャオ・アルドウ(ドン・チャオ)が地雷踏んだのを除去してあげて、兄貴と慕われるぅ。

5.帰国して、戦場跡を訪れると、部下の家族に遭遇・・・
名誉の戦死=「烈士」と呼ばれるのと、行方不明の失踪者とでは、恩給が違うらしく、
グーの部隊の兵士はみな、死体も見つからず、失踪者扱いになったのね。
6.投獄されたときに知り合った元教師の男ワン・ジンツン(ユエン・ウエンカン)を、
部隊の指導員指名してたグー・・・
 
その未亡人スン・グイチン(タン・ヤン)にも遭って、親身になってあげる。
7.第9連隊の名誉回復を図るため、弟分のチャオ・アルドウの軍隊のコネを使ってみたり・・・
チャオにスンを紹介して結婚させたり・・
8.でもなかなか真実はつかめない・・・ので、
自ら炭鉱跡地で死体掘りを始めるグー・・・
この時期・・・中国も戦後復興期で石炭生産が活発で、この場所も大忙しなのに・・・
一応、勲章貰ってる古参兵士・・っつう事で、グーの勝手を許してくれてたのね。
9.そーこーしてる間に、ジンツンが戦場で書いた手紙から、グーの上官の師団長の居場所が・・・
もう既に烈士としてお墓に入ってたが、墓守してたのが当時のラッパ係・・・
ラッパ係は軍存亡の為、グーの連隊を戦場の盾にすべく、ラッパを吹く指図は受けなかったと告白。
10.お墓を前に激怒するグーだったが・・・
結局、遺体も見つかり、隊員の名誉は回復、
慰霊碑と勲章が授与されたのでした・・・といった感じの作品。

●日中戦争後に、内戦でこんなに激しく争っていたとは知らなかったね。
人は何のために戦って、死んでいくのか???
末端の兵士には、それが何かはわからずに戦かわされてるのが辛いね。
せめて、残された遺族には・・・と想いをはせる生き残りのグーの心情は計り知れないね。

ここまでネタバレ注意↑

ひらりん的この映画の関連作は・・・
中国の国共内戦モノは記憶にないけど・・・
朝鮮戦争モノといえば・・・「ブラザーフッド」・「トンマッコルへようこそ」。
 

という事で今回は・・・
戦争ドラマ度・・・
最近の戦争モノの戦闘シーンは生々しくてホントに過激に撮れてるね。
死んでいった部下のために出来ることを命を懸けて遣り通した主人公・・・
ラストはちょっと共産党賛美的な気もしないでもなかったけど・・・。


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最近下位に低迷してるブログランキング・・・
気にしちゃいないが・・・上位が映画とは無関係の韓流系やYouTube系ブログばかりで、
ちょっと悔しい・・・ので・・・、
この映画を観てひらりん同様「やっぱ戦争は不幸だよーー」・・
と思ったあなた・・・
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