★☆ひらりん的映画ブログ☆★

映画の難しい説明は他人に任せて、ひらりんは簡潔に箇条書きで映画を語ります。

★「Dr.パルナサスの鏡」

2010-01-27 01:38:35 | 映画(た行)
<T1151/2010/A016/S005>

今週の平日休みは川崎のシネコンをはしごして、3本観てきました。
その1本目は、ヒース・レジャーの遺作で、
奇才テリー・ギリアム監督作。
ヒースの取り残し部分をジョニデとジュード・ロウとコリン・ファレルが演じて完成させた、
涙ぐましい作品として、世に語り継がれるでしょうね。
原題は「THE IMAGINARIUM OF DOCTOR PARNASSUS」。
THE IMAGINARIUMは造語のようで、「想像の館」みたいな意味。
何故か「映倫 PG12」。
2009年製作の悪魔系ファンタジー・ミステリー、124分もの。

あらすじ・・・今回はmovieWalkerさんから引用させてもらいました。
2007年、ロンドン。旅芸人の一座が今にも壊れそうな馬車で現れる。座長は年齢1000歳以上といわれるパルナサス博士(クリストファー・プラマー)。出し物は、人の心の中の欲望を具現化する“イマジナリウム”と呼ばれる鏡。博士に導かれて鏡を通り抜けた観客は、自分の願望を反映した幻想世界を体験できるのだ。だが、怪しげな出し物に興味を持つ客はなく、博士は何かに怯えていた。実は、かつて偉大な僧侶だった博士。悪魔のMr.ニック(トム・ウェイツ)にそそのかされて、1人の女性に恋をしたことからすべてが始まった。不死と若さを手に入れる代わりに、生まれた娘が16歳になった時、彼に差し出す約束をしてしまったのだ。そうとは知らない博士の娘ヴァレンティナ(リリー・コール)。ある日彼女は、殺されそうになっていた青年トニー(ヒース・レジャー)を助ける。記憶喪失の彼は一座に加わると、巧みな話術で女性客を惹きつけ、ヴァレンティナも彼に心奪われる。そして期限の3日前。Mr.ニックが現れ、賭けに勝てば娘を渡さなくてもいいと博士に告げる。その賭けとは、鏡の世界に入り込んだ客に、悪魔の欲望の道と節度ある博士の道を選択させて、先に5人を獲得した方が勝ちというものだった。事情を知ったトニーは、次々と女性客を鏡の中へ誘導。そして、記憶を取り戻し、自分を殺そうとした男たちの姿に気付いたトニーも鏡の中へ逃げ込む。鏡の中で客の願望を形にしたトニー(ジョニー・デップ)は、次々と客を博士の選択へ導く。しかし残り1人になったとき、トニー自身の願望を反映したトニー(ジュード・ロウ)が誘導に失敗。追っ手と悪魔に迫られ、一緒に鏡の中へと逃げ込むトニーとヴァレンティナ。すると、ヴァレンティナの願望を反映したトニー(コリン・ファレル)が彼の真の姿を現す…。期限まであとわずか、博士とヴァレンティナの運命は……?

   

ここからひらりん的レビューのネタバレ注意↓
(反転モード・・・左クリックのままマウスを動かしてね)
●今回もレビューが溜まりまくってるので、
最近得意のiphoneメモレビューで・・・
i・・ヒース・レジャーの遺作。
i・・テリー・ギリアム監督、「ブラザーズ・グリム」も確か鏡モノだった。
i・・変身した1人目のジョニデ・・・オバサンの扱い上手はさすが。
i・・2人目は、悪徳金融業者に追われる役でジュード・ロウ。
i・・3人目は娘に恋される役でコリン・ファレル総統。
さすが、デカ●ン疑惑があるだけに、オイシイ役。
i・・ヴァレンティナ役のリリー・コール、小顔の割にはダイナマイトバディ。
i・・ラストは、またまた悪魔との賭けで、娘の恋するトニーを騙して死なせ、
娘は自由となり、幸せな家庭を築いたのでした。
i・・登場人物のにちゃんと役割があって、
話が上手く繋がってて、最後まで目が離せない展開。
i・・悪魔がDr.に関わる理由はイマイチ不明だけど、
人間の賢人にイチャモンつけるためなのか・・・
ずいぶんしつこく付きまとってたね。

   

この監督の作品って、紆余曲折の末、出来上がった・・作品って気になるね。
ラマンチャ」のようにメイキング映画じゃなくて、
ヒースの代わりを務めてくれた俳優3人のおかげで、なんとか完成したって感じ。
まあ、大幅な脚本変更が功を奏した・・・のは、不幸中の幸い。

ここまでネタバレ注意↑

ひらりん的この作品の関連作は・・・
ヒースといったら、「ダークナイト」を観てください。

ジョニデといったら、「シザーハンズ
ジュード・ロウといったら、「こわれゆく世界の中で
コリン・ファレルといったら、「アレキサンダー
  

ということで今回は・・
作品、バラサナくて良かった度・・・
この監督に集金力があれば、
こういう作品も今流行の3Dで立体的に作って欲しいね。

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5 コメント

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Unknown (vic)
2010-02-01 23:42:01
本当に涙ぐましい努力で完成して良かったですよね!

上手いこと3人で補ったな、というか、新しい魅力が加わっていて楽しめました!

ちょっと気持ちがあっちに行ったりこっちに行ったりして集中できませんでした...
TBありがとうございます。 (KGR)
2010-02-08 09:48:54
ちょっと難解でした。
全体としてはよくまとまっていると思いましたが、
テリー・ギリアム・ワールドについていけなかったということでしょうか。

台詞がいまいち理解できず、字幕が間違ってんじゃないかと思うところもありました。
こんにちは (たいむ)
2010-02-08 17:23:22
やはりヒースといえば「ダークナイト」ですねー。この映画見たら見直したくなりました。(まで見てないのだけど・・・^^;)
TBありがとうございました。 (sakurai)
2010-02-09 08:30:15
ギリアムさんにしては、結構わかりやすい作りだったなあとニマニマして見てました。
悪魔の役割としては、≪誘惑≫で、こっち側に来させる!ってのが仕事ですから、ああいう賢人見ると、つい触手が動くんでしょうね。
3Dに興味 (メビウス)
2010-02-09 19:49:47
ひらりんさんこんばんわ♪TB有難うございました♪

内容こそ困惑した部分はありましたが、主演のヒースをはじめ、代役を務めたジョニーらの演技はさすがでしたね。絶賛とまではいかないまでも、無難に観れた気がします。それに鏡の世界の風景も幻想的だった分、あの映像を3D化したら面白くなりそうな気がしますねぇ。


・・でも自分もヒースの遺作という点では、ダークナイトを推しちゃうかもしれませんねぇ。ジョーカーの強烈な印象がまだ残ってるだけにっ。

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