★☆ひらりん的映画ブログ☆★

映画の難しい説明は他人に任せて、ひらりんは簡潔に箇条書きで映画を語ります。

「運命を分けたザイル」

2006-03-11 03:38:46 | 映画(あ行)
雪山ものは冬の間に見ておこう・・・と思って鑑賞する事に。
原題は「TOUCHING THE VOID」
2003年製作のドキュメンタリードラマ、107分もの。

あらすじ以下ネタバレ注意↓
(反転モード・・・左クリックのままマウスを動かしてね)
1985年に英国人のジョーとサイモンが挑んだ生死をかけた雪山登山の話。
目標はアンデス山脈の難関、標高6600mのシウラ・グランデ峰の西壁。
やっとの事で西壁を攻略・・・見事登頂しちゃうが・・・
下山のほうが遭難する確率80%なんだって。
あらかじめ決めていたコースを進むが、すぐに迷子に・・・
そこでアクシデント。
ジョーが数10メートル滑落・・・足を骨折。
ザイルをくくりつけ救助に向かうサイモン。
しかし、またまたアクシデント。
ジョーが氷壁で宙吊りとなってしまったーーーー。
何ともしようが無く・・・
このままじゃ、二人とも死んじゃう・・・
サイモンの決断は、ザイルを切ることだった・・・
 
ザイルを切られて、ジョーはかなーーーり下まで転落。
しかし、死ななかった・・・奇跡。
サイモンは、きっとモンモンとしながら、こちらは命からがら生還。
キャンプで待ってたリチャードと何日か、現地で待つことに・・・

さてさて、骨折してるは、氷穴に落ちるはで・・ヘロヘロなジョー。
歩くのも大変なのに山をくだるのは???
しかし、山男の精神力はすごいッ。
氷食べたり・・・
おしっこの温もりで癒されたり・・
極限状態でも、生のこだわりが。
それも限界になると、好きでもない曲が頭を巡ったり・・・
錯乱状態に陥る事も・・・
しかし、こりゃ超奇跡・・・
そんなこんなで降り着いた先が登山キャンプ地のトイレ。
さぞかし臭かったでしょう・・・
そこが、サイモンが待つテントの200M後ろのトイレじゃなかったら悲惨でした。

この映画、当事者(本人)たちのインタビューと再現ドラマが順番に流される。
本人のコメントはとってもリアルだけど・・・
再現ドラマの極限映像と行ったり来たりだと、ちょっと冷めるね。
実は、くらーーい映像ばかりなので途中睡魔が襲ってきたひらりん。
これが雪山なら完全凍死状態・・・
だったので、再度見なおして記事書いてます。

登山家は、山が好きだから登る・・・ただそれだけの理由で。
未踏峰や未征服ルートの攻略を生きがいとする彼ら。
ひらりんには、よく理解できませんが・・・
スキーで、バージン・スノーを滑って嬉しい・・って気持ちは理解してます。

ここまでネタバレ注意↑

この映画のひらりん的関連作は
シルヴェスター・スタローン主演の「クリフ・ハンガー」かなっ・・アクションものだけど。

という事で今回は
ドキュメンタリー度・・・
いい企画だと思うけど、見せ方がつまらないなぁ・・寝ちゃったし。

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
TBありがとうございます (lin)
2006-03-12 17:27:27
確かに再現フィルム形式で結論が解っている為、緊迫感やドラマ性には欠けますねw、多分その点が評価の分かれ目になると思います。ブラッカイマー辺りが撮って作ったら凄いエンタメになる素材でしょうね。

どうやって撮ったんだろうという映像が多かったのが印象的だったです。
返信する
TBありがとうございます (ヨシヲ)
2006-03-20 11:29:20
トラックバックありがとうございます。

コメントが遅くなってすいません。

大抵の映画はそうですがこの作品もご多分に漏れず評価がはっきりと分かれていますね。

本人達を最初から登場させる手法が山岳アクション映画として見ると緊迫感をそがれるという評価になるのでしょうが、再現ドキュメンタリーという意味では本人登場によって現実味が増す効果が有るように思います。

こんな極限状態ではないにせよ山歩きなどしているとちょっとしたヒヤリハットは大抵経験するので、「自分だったらどうしよう」という皮膚感覚的怖さが有るのも事実です。

純粋に娯楽映画として見れないというか、この辺りが評価の分かれ道なのかもしれません。
返信する
眠る・・・ (oguogu)
2006-12-26 01:13:53
TB&コメントさせて貰いますね~
私も寝そうになりました・・・
 あまりに感動的なドキュメンタリーは時に退屈になると良い教訓になりました。
当人達にとってはそれどころではありませんがw
返信する

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