「ジョゼと虎と魚たち」

妻夫木聡と池脇千鶴主演の恋愛映画。
２００３年度作品。
「ひらりんのお蔵入りしそうな作品リスト」に入ってた一品。
オススメコメントいただいてたので見てみました。
妻夫木の作品を見るのは松田聖子の娘のサヤカと共演してた「ドラゴン・ヘッド」以来。

あらすじ
舞台は大阪。
モテモテ系大学生の恒夫。
引きこもりで独特の雰囲気を持つ脚の不自由な少女・くみ子。
その存在を世間に知られたくない祖母。
しかし孫のために人知れぬ時間に乳母車を押して散歩をさせている。
恒夫はある朝、坂道を走ってくるその乳母車に遭遇。
刃物を持った彼女と出くわす。
これをキッカケに彼女との交流が始まっていくが・・・

ここからネタバレ注意↓
脚の不自由な彼女の独特な人生観。
モテモテ系の彼には魅力的だった。
彼女のために役所の福祉制度を使ってリフォームを手伝ってあげる彼。
お嬢様系のクラスメイトが恋のライバルとして登場。
いったんはもう会わないと絶縁宣言されちゃう彼。
いつか死んじゃうんじゃないかと思ってた祖母が、やっぱり死んでしまった。
それをキッカケに同棲生活。
実家の法事に彼女を連れて行くため（親に紹介するため）に車で旅行することに・・・。
しかし実家には行かず、ただの旅行に終わる。
そして時は流れ・・・二人の愛は終わる。
彼が彼女から逃げて・・・・お嬢様系の彼女のもとへ。
・・・・・・というストーリー。
主演の池脇千鶴が濡れ場を演じてるとは知らなかった。
他にも、脇役さんも何人か脱いでるけど、お嬢様だけは脱ぎなし。
障害者役をやると箔が付く・・・と言われるけど、どうかなっ。
タイトルの「ジョゼ」はくみ子が気に入ってる本の中の主人公の名前・・だったかな。
「虎」は、くみ子が好きな人が出来たら一番怖いものを見に行きたい＝虎だったから。
「魚たち」はなんだったっけ・・・
旅行の途中「お魚の館」とかいうラブホに入って・・・
自分は深海にいる魚・・・いつか自由になりたい・・・みたいなくみ子の言葉。
普通にある恋愛風景、ただ彼女が障害者だった。
なんで別れちゃったのか・・・説明不足な気がする。
車椅子を使いたがらなかった彼女。
彼との別れで自立し、電動車椅子で生活するようになる・・・。
ここまでネタバレ注意↑

サプライズなしで淡々と恋愛風景が進行する。
現実の恋愛もそうそうプロブレムなんて発生しないしね。

恋愛度・・・★★★

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