2013年5月31日(金)
監督:パク・チャヌク
主演:ニコール・キッドマン、ミア・ワシコウスカ、マシュー・グード
マスコミの評価が高かったのは後になって知りました。
あんまり面白くなかったです。
難解、というほどの筋立てでもなく、マニアックさもなく、要は、叔父(マシュー・グード)から「殺人嗜好症」を受け継いだ姪(ミア・ワシコウスカ)が自分の中の狂気に目覚めていく、というだけのお話。
「で、それが何?」というのが正直な感想。
私は映画とか舞台になにがしかのメッセージを求めてしまうタイプの観客なので(別に、作り手のメッセージに自分が共感できようとできまいと、それはどうでもいいのです)、こういう「底知れぬ虚無と、満たされない気持ちを満たそうとする欲望」とかいった、「それを俺に見せて何なのよ?」的な映画は苦手なのです。
ニコール・キッドマンは完全にミア・ワシコウスカに喰われてたように思います。
DVD借りて観るか?と聞かれたら、NO。
点数つけるなら45点。
ちなみに、昨年観た映画のベスト1は「最強の二人」。
今年は今のところ「横道世之介」。
ところで、どうでもいい話ですが、最近の映画って、「パンフレット」って売ってないんですね。
今更ながら気づきました。不景気だから? ネット社会になったから?
子どもの頃は親に映画に連れて行って貰って、観た映画のパンフレットをお小遣いで買うのが最高の贅沢だったように思います。
結構な量の映画のパンフレットをずっと大切に本棚にしまっていました。引っ越しを繰り返すうちにいつの間にか無くしてしまいましたが。
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