自転車通勤日記

自転車通勤往復40km、ただし微温湯通勤中。

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手術後の日々

2013-02-15 11:22:06 | 骨折!
手術後2日目午後以降、車椅子で自由に移動できるようになりましたので、急速に人並みの生活がおくれる様になりました。

まず第一にトイレ。そして洗面台に行って顔を洗って、頭も洗って。

病室には洗面台があって、車いすでも使用可能な様に高さが低めに設定されていて、なおかつシャワーヘッドまで着いてます。
ほぼ一週間ぶりで頭をトニックシャンプーで洗い、ついでに顔も洗うとほんとに生き返ったような気分です。
残念ながらまだ入浴はできませんが、朝は体を拭くために蒸しタオルを何本か持ってきてもらえますので、これでごしごし体を拭いて着替えれば、金縛りのころに比べればまるで快適です。

一日の日課は、このように身づくろいをして、リハビリに行って、先生の回診を受けて、痛み止めの点滴を打ってもらって・・・そういえば電解質の点滴が終わったのも大変大きなファクターです。
電解質、つまり水分補給は、ベッドから動けなかったころは血栓防止のために大量に点滴されていまして、一日3時間以上点滴で動けなかったのですが、痛み止めの点滴は30分ほどで終わりますので、終わってしまえば点滴のチューブをはずしてもらい、腕に刺しっぱなしになっている針の部分を医療用のネットで処置してもらえば自由に動き回ることができるようになります。

やっとラウンジに行って電話をかけたり、家族とskypeしたり、会社への提出書類の作成などできるようになって結構忙しい日々になりました。

だんだんリハビリもハードになって来ました。と言っても、手術翌日のリハビリ時に、膝の関節を開けたにもかかわらず115度までちゃんと曲がるという良好な状態で、2日めには135度まで曲がりました。膝は状態が良いので、後は左足の筋肉が低下しないように、脛に荷重がかからないように、しかし全体的にはかなり負荷をかけての筋肉トレーニングを行なっています。

そして手術後3日目には、包帯もなくなって絆創膏の親玉みたいのが3枚貼られている状態になりました。ちょっと見には膝小僧すりむいたくらいの怪我にしか見えませんね。

この巨大な絆創膏、二プロのサージットという防水の絆創膏なのですが大変優れものです。

特殊な薄く伸縮性があって、防水でありながら水蒸気を通すポリウレタン製フィルムを使用してまして、膝に貼ってもぴったり密着していてまず水を通しません。
この絆創膏のおかげで、絆創膏3枚状態になった日からシャワーの許可が出ました。ほぼ10日ぶりのシャワーは格別でした。


牽引中は上半身しか着替えられないのでTシャツとフリースのトレーナー、下は事故時にはいていたトランクスっていう状態だったのですが、手術終了後足の厳重な包帯が終わってからは普通のフリースの上下ですごせるようになりました。左の膝も曲がるので、ベッドの上で着替えをするのは困りません。

今から考えてみると、骨折した日、救急車で搬送されるときはレザーのスニーカーを履いていたのですが、救急隊員の方が上手に脱がしてくれました。
病院の救急治療室ではGAPのカーゴパンツを「痛い時は切っちゃいますから言ってくださいね」と言いながら、救急の看護婦さんがうまく脱がしてくれました。ちょっとだぼっとしたカーゴパンツだったのが幸いしたようで、骨折部をうまくクリアできました。

そして下着で履いてたパンツですが、結局事故から牽引中まで脱げなくて、「手術のときに切って脱がしますね」と言われながら、どうも手術室に入ってすぐに投与された医療用麻薬で「もうどうにでもな~れ♫」状態になっていたので問題なく脱がしていただきました。6日間脱げなかったパンツですが、ビニール袋に隔離されて自宅に輸送され、我が家のドラム式洗濯機の働きで現役復帰してます。

結局、今回の事故でダメになってしまった衣類は、さすがに救急治療室で切って脱がされた・・・開放骨折の鮮血がわずかに染まっている左足のソックスだけでした。

手術の間は病院お仕着せの寝巻きで、手術後はT字帯(まぁ褌ですな)+パッドでした。おかげさまで、お尻が私の言うことを聞いてくれない間もなんとか処置していただけました。

救急医療を題材にしたドラマだと、よく患者の服を鋏でじょきじょき切って脱がしてますが、実際の現場ではできるだけ脱がすよう努力してくれてるみたいです。

私の服にもご配慮いただいた看護各位・救急各位に感謝いたします。

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