自転車通勤日記

自転車通勤往復40km、ただし微温湯通勤中。

電子ガジェットウォッチも開始しました。

ideos購入

2011-03-28 00:55:42 | gadget
地震の直後ですが、所要でボストンに行くことになりました。

一度pocketWIFIを使い始めるとなかなか手放せなくて、アメリカでもぜひ使いたいと思いまして、どこの電話会社のSIMが使えるかなと調べてみました。
アメリカでWCDMAをサービスしているのはAT&TとT-mobileの二社です。verizon/sprintはCDMA2000で、そもそもSIMすら使ってないので問題外。AT&Tはネットワークが弱いなどという噂を聞いているのでT-mobileにしようかなと思って調べてみると、なんとBand IV -上り1700MHz /下り2100MHzという周波数帯を使用しています。pocketwifiはe-mobileの1700Mhz帯、docomo・softbankの2100Mhz帯をカバーしていまして一見相性がよさそうに見えますが、e-mobileはBand XI、docomo/softbankはBand Iで、実は全く互換性がありません。
ではAT&Tはどうかというと、850Mhz帯のband Vと1900Mhz帯のband IIで、これまたpocketWIFIと全く互換性がありません。


3Gの携帯電話って世界標準でどこでも使えるみたいな事が言われていますが、ヨーロッパ・アジア(日本を含む)は少なくともBAND Iの2100Mhz帯を採用しているところがおおいのでなんとか互換性がありますが、アメリカはいま調べたみたいにかなりカオスな周波数帯で、日本から携帯を持って行っても使えなかったりすることが多いみたいです。
実は通話だけに限っては(あと低速のデータ通信も)、GSMの2Gで接続できてしまうので問題なく使えたりするんですけど。

ここらへんのBandなんたらは、wikipediaのhttp://ja.wikipedia.org/wiki/W-CDMAに詳しく書いてあります。
要は、同じ3G携帯と言っても各国の周波数事情によってばらばら、ってことがよくわかります。日本と韓国を除く世界標準みたいに言われていたGSMですら、アメリカとヨーロッパ・アジアでは周波数帯が違っていたりしたので、大雑把にいってしまうとアメリカこそが携帯ガラパゴス地帯、と言えなくもない気がします。

で、秋葉原の某海外スマートフォン屋さんにいっていろいろ物色してみました。しかし、秋葉原で入手可能な海外スマートフォンは圧倒的に香港経由で入ってくるものが多いため、同じスマートフォンでもアメリカ版ではなくヨーロッパ版/インターナショナル版がほとんどで、サポートしているのは2100Mhz/900Mhzサポートのみという電話ばかりでした。唯一850/1700/1900/2100MHzと、アメリカ・その他ワールドワイド、さらにE-moblie帯をサポートしてたのがこのideos・・・一部ではお小遣いで買えるスマートフォンとか言われてますが・・・でした。
もちろん早速購入、家に帰っていろいろSIMを入れてみることにしました。

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