自転車通勤日記

自転車通勤往復40km、ただし微温湯通勤中。

電子ガジェットウォッチも開始しました。

フラットバー フロントディレーラートリプルの調整について。 

2013-06-01 20:52:09 | 自転車
お陰様で退院1ヶ月ほどで自転車に乗ることもできるようになりました。

まだちょっと恐る恐るなので、一応フラットバーに乗ってようと思って、息子に渡したLGS-CR22を再度取り戻して乗っています。

この自転車でずっと謎だったのが、フロントディレーラーの変速です。インナー→アウター方向の変速は正しく動作するのですが、アウターからミドルに落とそうとするとミドルを飛び越えてインナーまで落ちてしまうのです。
そんなものかと思って乗っていましたがやっぱりおかしい。第一、乗りにくくて困ります。

色々調べてみると一つ大きな間違いをしていたことがわかりました。
リヤ8Sフロント3Sなので、FD-2303を取り付けていたのですが、このフロントディレーラーはシフターのST-R225に対応していなかったのです。

というか、シマノではフラットバーロード系とドロップバー系で、フロントディレーラーに互換性がない(もちろんMTB系のフロントにも互換性がない)らしいのです。

これが原因だったのか、と3速フラットバー用のFD-R440を購入して取り付けてみました。
  

しかし、マニュアル通りにケーブルを調整してもアウターからミドル飛び越えインナーの症状は全く変化がありません。ネットで検索しても"トリプルの調整は難しいから妥協するべし"と書かれているページがほとんどです。

どうもディレーラー互換性の問題だけではないようです。

色々考えて、とりあえずミドルにうまく落ちないのが問題なので、ミドルから調整をスタートして見ることにしました。
まずプロセットアラインメントブロックのミドル版みたいな木の棒を作って、ディレーラーのパンタグラフに突っ込んで、ディレーラーがミドルのセンターに固定できるようにしました。
その上で、シフターをミドルにして、ケーブルをしっかりと固定しました。

この状態でアラインメントブロックもどきを外してアウターにしたりインナーにしたりするとチェーンは外や内にはずれてしまいます。そこで、アウター側調整ボルトとインナー側調整ボルトでディレーラーが外や内に移動し過ぎないように制限する方向で調整していくと、完璧に3段変速できるようになりました。
もちろんアウターとリヤローとかインナーとリヤトップみたいなクロス掛けをするとフロントディレーラーとチェーンが干渉するのは調整しきれません。これがよく言われている"トリプルの調整は難しいから妥協するべし"のレベルの状態ではあると思いますので、このチェーン干渉は目をつぶることにします。

この状態でインナーにシフトした時、ケーブルはゆるゆるの状態になっています。


シマノのマニュアルではシフターをインナー側にしてディレーラーにワイヤーをしっかり張った状態で取り付け・・・となっていますが、今の私のケーブルの状態を見るに、シマノのマニュアルに従うとケーブルを巻きすぎてしまうのではないかと思います。
まぁ、うまくシフトできるようになって何よりです。