突然開封。
落合酒造場。
すんげ、やわらかくてウマい。
なぜ?
それはヒミツ。
いや、ヒミツちゃう。
たまたま瓶熟成のような状態で4、5年を経ているから。
いや、もともとウマいんだ。
わからん。
わからん、からヒミツ
とか言ってごまかしただけ。
スミマセン。
ウマいです。
店頭に並んでいたので。
買ってしまいました。
金欠なのに…。
でも、父の日だからって
お金出してもらっちゃった。
いいぞ、いいぞ、ち・ち・の・ひ・ー
ちっちっち
ちっちっち
ちっちっちっちっ ちっちっち
純粋――。
純粋でいることはタイヘンだ。
や。
純粋でいる、という言い方はオカシイ。
その時点で、純粋でナイ。
純粋に憧れる?
純粋に畏怖する?
ふんはっ。
ムツカシことわからん。
「蔵純粋」無邪気に飲って、
あたし、少し純粋なった。
実際なっちゃいねーすけどね。
そんなんで、いーの。
それで、いーの。
昨日が過ぎて、
今日を生きて、
明日に少し希望が持てるなら。
はっ。
そろそろかしらん。
今年も飲めるといいナ。
カラダの芯にズンとくる。
ズンとさせたい。
ズンしたい。
ズンズンズンズン小松の大親分。
桜の花びらを浮かべたりしてね。
ほわほわ湯気が笑顔をさそう。
春はスグソコ。