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夜明けのホラ吹き the trickster at the gates of dawn

焼酎と音楽・映画、いろいろダラダラ

日本酒の会

2006年09月04日 | 日本酒

昨日、酒の会があった。

仕事だったので、予定としては無理かな、と。
しかし、やはり行きたい行きたいっ。ガマン汁はやめて、行った。

日本酒の蔵元さんと語り合う会。

一次会には間に合わなかったが、二次会からなんとか滑り込み参加。

周りはみな酔っていた。がははと笑っている。楽しそうだ。
しかし、私はシラフープ。早くみんなと一緒にその波にノリたい。

心配は無用だった。
日本酒ガブブブで、すぐに追いつき、すぐに追い抜いた(あくまで主観
みなさん素晴らしい人たち、いい人ばかり。心地よく酔いが廻る。
酒をきっかけにつながる、大人になってから始まる交流って、素敵だ。

蔵元さん、飲み屋さん、ただの酒飲み(笑)の方々と楽しく語り合った。
おもろいオッサン(愛情をこめて)ばかりで、とても有意義なひととき。

そして、お目当ての蔵元さんと直接お話しをすることができたのが、うれしい。

電話では何度かお話しをさせていただいたことのある蔵元さんで、
実は、この方とお会いするのが、参加する目的のひとつでもあった。
「蔵へ遊びにきてください」と、前から言われていたのだが、
お会いしちゃったら、もう行かないわけにはいかないわ。行きたい。必ず行きます。

このような機会をもうけていただき、大変感謝しています。お疲れさまでした。


☆蛇足
 酔い覚ましに、六本木から西麻布、青山、表参道を通って渋谷まで歩いた。
 初秋の風が気持ちよかった。せくしーなオネイさんがぎょうさんおった。
 フラフラしすぎて、乗った電車が最終だったのねー。あぶねーあぶねー

白昼の「天寶一」

2006年05月22日 | 日本酒

土・日は暑かった。
おまけに土曜日には、夕立がきて土砂降り。もう夏か?

そんな日曜日に、日本酒の蔵元さんと飲んだ。広島の「天寶一」。
いつもお世話になっている酒屋Tさん主催の小さな集まりで、午後1時集合。
場所は、新井薬師の日本料理屋Mさん。

遅刻常習病の私が、奇跡的にも5分前に新井薬師駅へ到着。
Tさんの携帯へ電話すると…、
「これから迎えに行きますね」「いやそんな、私が行きます」
「すぐですから」「道をおしえてください」「1分以内ですよ」「いやいや…」「いやいや…」
電話を切って顔を上げると、Tさんが笑顔で立っていた。
「あ、コンチワ」「コンチワ」。ホントにすぐだった。もへっ

お店へ入ると、みなさん仁王立ち、いや違った、勢ぞろいしていた。軽く挨拶。
Mさんをはじめ、天寶一の五代目、杜氏さん、四谷のてんぷら屋さん、飲み屋さん…。

カウンター6名、厨房にMさん、「天寶一」さん、Tさん。
お店というより、Mさんの家に招かれたような気持ち。居心地の良い雰囲気だ。

みなさんの紹介がおわり、まず「天寶一」八反錦生原酒をひと口。

旨い。
ひと舐めでスイッチが入ってしまった。
「きょうの日を、酒に捧げる日にするべえ」
外からさす太陽の光は真っ白。そりゃそうだ午後になったばかりだもの。

お酒をゆっくり追うように、Mさんのお料理が出され始めた。
こりゃまた、旨い。

最初は緊張した雰囲気だったが、やはり酒の席。
みなさんだんだん打ち解けてきて、
終わりごろには別れて帰るのが名残惜しいくらいに。

五代目と杜氏さんからもいろいろなお話をうかがった。
酒造りの専門的な話に、Tさんが噛み砕いて補足する。
「へえ~」「ほほほう」。自然と杯をぐいぐいぐいぐい傾ける。

山田錦70の燗、とてもやわらかい。

「おい、そんなに飲んだら自力で帰れなくなるぞ」
「え~やん。酔ったらえ~やんプップー」
脳内天使と悪魔がつぶやき合う。

終盤、五代目が熱く語ってくれた。
「狙いは食中酒なのです」
食を引き立て、食にも引き立てられ、
相乗効果を起こす酒、「天寶一」!だそうだ。
それを体感した。

Mさんのお料理、どれも旨かった。
ごはん、旨かった。
あのアマダイの刺身なんて他では喰えないよ。

酒と料理が螺旋状に上昇していく感じ。決して大げさではなくホントに。

あとからおしえていただいたが、
その日に用意された八反錦は、出荷されたままのものと、
Mさんが燗戻しさせて寝かせたもの、とのこと。贅沢な体験だった。

ああ、有意義な一日だったナ。
帰りの新宿あたりでは、景色がぐるぐるグルーチョ・マルクス。
まだまだ太陽がすんごく高いところにあるの。
やんなっちゃう(悦)。

旨い酒、飲んだ。
旨いもの、喰った。

ありがとうございましたっと。


「天寶一」イイネ!

2006年05月16日 | 日本酒

焼酎好き、といいつつ、いきなり日本酒です。

「天寶一」。広島のお酒です。
懇意にしている酒屋さんから勧められ、手ごろな「中汲み純米酒」を購入。

旨いです。
生、そしてロックでいただきましたが、旨い。スッキリしています。
日本酒は正月か休前日ぐらいにしか飲まないのですが、最近の晩酌の一杯目はコレ。

蔵のHPを拝見すると、創業は1910年。
「天寶一」とは、「天地の唯一の宝」の意だそうです。
HPからは、酒造りに対する誠実さがビシビシ伝わってきます。

そのあとは、「萬膳庵」「八幡」湯割り、というパターンの日々。
少々暑くなってきたので、そろそろロックもいいかな。