Maki's Room

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御船祭り

2007-09-28 17:33:28 | Azumino&Local
長いこと安曇野に住んでいますが、初めて穂高神社の「御船祭り」(御船神事例大祭)を見てきました。
毎年9月27日に行われているお祭りです。

地元のお祭りなのによく知らずにいたので、調べてみました。
お船の起源は。。。穂高神社の祭神は安曇族の祖神(おやがみ)である海神であること、古代北九州に本拠があった安曇族は海洋に親しみ海運を司っていたことにあるそうです。
船型の山車に穂高人形を飾った大小5艘(大人船、子供船)のお船が笛や太鼓のお囃にのり、氏子衆によって神社へと曳き入れられます。
穂高人形は、毎年違うものに作り替えられるそう。
画像は左が「八岐大蛇(やまたのおろち)」、右が「川中島の合戦」です。

御船は、なるという木の新木を用いて毎年組み立てられます。
画像は御船に掛けられた着物を外しているところ。着物の持ち主は、一年間健康で過ごせると言う言い伝えがあるようです。

お囃子(山車によって違う)にのって山車は一台ずつ境内に入り、曳き廻されます。カーブを曲がるのが大変そう。。



見合ってます。

見合った後に、激しくぶつかりあいます。3トンもある山車ですが、よく壊れないものだと感心。
「ガツン!」という音が、牛や鹿などの雄同士が角を突き付けて喧嘩する時の音によく似ています。
テレビ局も取材に来ており、夕方のニュースで流れていました。

ふと、船で大海原を渡ることを想像しました。雄大で自由な風を感じることができるような。。そんな気がする、風情のあるお祭りでした。