Maki's Room

ラスティック ジャンク チープシック& 
キッチュ  ミックススタイルのインテリア

フラガール

2007-06-02 14:58:14 | MOVIESーシネマな日々ー
昭和40年、石炭から石油へと時代が移り変わる中で、炭鉱の町は閉山へ追い込まれようとしていた。

常磐ハワイアンセンターって、結婚してから存在を知ったんだけど、今は名前がスパ・リゾート・ハワイアンズに変わったんだよね。
いやー、気になって観たいと思っていたわりに、時代背景や細かなストーリーというのは知らず。実話が元だったのね。
あたしはもっと「ウォーター・ボーイズ」的な青春ものノリの話かと。
いやあ、間違っとりました。とても真面目でちょっぴり感動的で泣ける話になってる。
映画出演初体験のしずちゃんの演技にもかなり感動したけど、まわりを固めてる俳優陣がいい感じ。
岸辺一徳もいいし、トヨエツも。そして松雪。松雪の、ある意味捨て身でドスのきいた
演技が痛快。主人公の青井も、思ったより良かった。
炭坑夫としてしか生きられず、夕張へと去っていく一家。
それぞれがそれぞれの事情を抱え葛藤し、最後には「日本のハワイ」へと皆が希望を見いだす。
フラのダンスシーンも見事だったけど、一番良かったのは町に別れを告げ、一人東京へ
立ち去ろうとする先生に、主人公たちがホーム越しにフラの振りで思いを伝えるところ。
自分が教えたことを、彼女たちはしっかりと受け継いでいた。
もう泣けるっつうの!
夫は「つまらん」と言ってたけど、あたしはいいと思ったぞ。
最近あんまし泣ける映画を観てなかったから、ちょいとしんどかったが。(笑)
しずちゃんの体当たりの演技を見て、相方の山ちゃんは間違いなく心底焦ったに違いないのだ。(笑)