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hinajiro なんちゃって Critic

本や映画について好きなように書いています。映画についてはネタばれ大いにありですのでご注意。本は洋書が中心です。

イライジャ・ウッドかあたしか・・・

2010年10月16日 | 絵本・児童書
 いくら読書が進まないからって、芸能人コラムニスト気どりで書くつもり?
 いえいえ、今日は絵本のことを書きますよ。
 storyonline で「Me and My Cat?」という絵本の朗読を聴きました。
 今回のストーリーテラーはなんとあのイライジャ・ウッド君であります。
 やっぱり長いこと売れている役者さんって、朗読一つとっても上手いんですよねー。
 内容は、ある朝、僕とペットの猫の体が入れかわっちゃう、という話。
 体と心のスワップもの、いつの時代でも楽しく味わえますね。傑作は「転校生」、ドキドキしながら観ましたねー、「どうせ入れかわるなら、あんなしょぼいのじゃなくて、もうちょっとカッコいいのにしてくれよ」と、小学生の私は思ったものです。
 日本人作家の絵本で、とっても絵が可愛いですよ。

 それで、イライジャなんですけどね、いつまでも子供に見えて可哀想で・・・・辛いだろうな~、だから髭とかやっぱり生やしてみたりしたんでしょ?気持ちわかるわー・・・・
 今は30くらいなんでその辛さはまだまだですよ。10年後がね・・・・

 先日も学校見学で(またこのネタ。たかだか学校見学もドラマに変えてしまうような人のことを多分 big mouth と呼びます)、校門のところで学校案内が1人1人の保護者に学生さんから手渡しされたのですが・・・・
 私が手を出すと、14歳くらいの男の子がパンフレットをヒュっとひっこめました。あれ?と思ってさらに前に手を出すと、もっと後ろにひっこめる。
 なんで?と思ってその子の顔を見ると、Are you separated? と訊かれる。一緒にいた日本人親子とグループだと思ったのね。でもだよ、一緒に来ようがなんだろが、願書は各家庭必要なんだからさぁ・・・とここまで考えて、まさか!と思い当たる。Captain と自分を交互に指さしながら、I'm といいかけたところで、焦った相手についに冊子を渡された。
 お母さんと思わなかったんでしょ、どうせ、はいはい。
 後日この話を何人かの友だちにしました。「どうも big sister だと思われたみたいだ」と言った私に、全員「多分、お手伝いさんだと思われたんじゃない?」と言いました。さすがに big sister は調子に乗りすぎだったみたい(恥)

 スーパーでワインを買う時に20歳いってなさそうなお兄ちゃん店員にIDを求められる時には、鼻がツンときます。「あんたにまで?」って。
 大学生の時に、弟の高校受験の願書を代わりに取りに行って「うちは男子校ですけど」と言われたなんて序の口です。
 こうなったら、訪問販売が来た時に「お母さんは出かけています」って言ってみようかなーとも思うのですが、相手に「あら、そう」なんてまともに受け取られたら、それはそれで傷つくのでまだ実行にはうつしていません。

 先日誕生日があり、10の位の数字が変わりました。
 今現在、何が欲しいって、それは、

 貫禄......

 太ったら多少は貫禄がつくかと思ったけれど、なんかそういう問題じゃないらしいですね。服装だって気をつけているんですけどねー・・・・
 そんなわけで、イライジャ・ウッドのことは「同志」だと思っていまうのです。
 イライジャくん、頑張ろう、お互い。とりあえず、髭、生やしておきな。
 
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ちゃお

2010年09月02日 | 絵本・児童書
 日本の夏は暑かった・・・・・
 本を読む気になんて全然なりませんでしたよ。
 そこで、私が唯一読んだ本?はこちら。
 「ちゃお8月号」。Nancyに買ってあげたのですが、全く興味を示さなかったので、私が読みました。
 小学生の私は多分「なかよし」派だったと思うのですが、「りぼん」も読んでいました。
 それでですね、「ちゃお」と「ひとみ」というのが他にあったのは確かなのですが、購読していた人は周りにはいなかったと思います。
 ところが今は「ちゃお」人気なんだそうですね。ポケモン、たまごっち、ジュエルペットなどのキャラクターものを漫画化して加えることによって低迷期を脱したそうです。
 大人気の「めちゃモテ委員長」を始め、マンガ自体はどうにもこうにもほぼ全部が同じような絵で、同じようなストーリーで識別することすらできなかった、というのが正直な感想です。丸顔で目が顔の半分の主人公。ドジで優柔不断なんだけれど、二人の超ハンサムボーイズが彼女をとり合う、というものですね。
 「なんだかなぁー、どれも同じで・・・・」と呟いた私に、
 「あんたの読んでいた時だって、どれもこれも同じ内容だったわよ」と母。
 ストーリーはそういえばそうだったかもしれないけれど、絵はもう少し一人ひとりの漫画家さんに個性があったんじゃないかなぁ。
 その他の懸賞やプレゼントはとっても魅力的で、実際張り切って応募しました。今月発表なんだけれど、どうなっているかなぁ
 それにカラー写真のファッション・アドバイスや、小物作りのアイディアなどの本篇マンガ以外のところはなかなか面白かったですよ。

 以上、繰り返しになりますが、この夏親子そろってほとんど読んでいないけれど、このまま映画レビューのブログになるわけにもいかないような気がして、マンガネタで失礼しました。
 
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こまったさんのスパゲッティ

2010年06月02日 | 絵本・児童書
 女の子に人気があるようなので、気になっていたものの、お兄ちゃんと一緒に読む気もしないし、自分ひとりで全部読むのも大変だし(なんというモノグサ)・・・・
 というわけで、娘が小学1年生になり、ひらがなを読めるようになったので、「待ってました!」とばかり借りてきました。
 
 かわいいお花屋さんのこまったさんが、色々なお料理を作るシリーズです。
 こまったさんは口癖が「こまったわ」なんです。けっして、いたずらばかりするとか、ドジばっかりやっている、こまったちゃんではないんですね。
 まずは娘はこまったさんの家の内装に興味津々でした。パープルを基調にした可愛らしいお部屋であります。
 おせっかいカラスのムノ君との会話がおもしろいです。こまったさんはほんわかした感じの人ですが、口うるさいムノ君には「わかっているわよ。」とか「うるさいわね。」なんて言っちゃいます。私が面白いと思ったのは、あるキャラクターがボンゴレの作り方を指導してくれるのですが、「知っているなら、自分でやればいいのに、と思いましたが、こまったさんは黙っていました。そして、いわれるとおりにやりました。」というところです。なんだかこまったさんって可愛いなー。
 Nancy が気に入ったところは、水中眼鏡をかけて玉ねぎを切るところと、トマトを茹でて皮をむきやすくする所。さっそくやりたがって、次のショッピングでトマトを買ってくれるよう催促してきました。
 この本の中ではミートソースと、ボンゴレ、スパゲティ・コン・トンノ(どんなスパゲティだか知っていますか?)の作り方が紹介されています。
 作り方やちょっとしたお役立ちヒントが書かれているところには、ムノ君マークがついています。
 イラストがたっぷりで、カラーページと白黒ページが交互になっています。
 一応娘と交代で読みましたが、内容が内容なだけにカタカナが多くて、私のモクロミはちょっと外れてしまい、ほとんど私が読むことになりました。漢字は使われていません。
 内容はファンタジーの要素もあります。

 早速、本日の我が家の夕飯はスパゲティ・コン・トンノでした。ツナ(シーチキン)とトマトソースのスパゲティです。今夜はスパゲティではなくフィットチーネにしましたが、トマトは手抜きで缶に入ったものでーす。そのかわり、こまったさんのより具が多く入っていますよ!
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The Pencil

2010年03月25日 | 絵本・児童書
 またまた素敵な絵本に出会いましたよ。
 作者は子供たちに大人気絵本「Funnybones」シリーズの Allan Ahlberg.
 うちの子供たちはこのシリーズが大好きでしたし、彼らが小さい時に読んだ「Fast Fox, Slow Dog」シリーズが私の大のお気に入りです。
 
 この世界にはペンシルが一本あるだけでした。
 寂しいペンシルに描かれることにより、どんどん生き物や物が現れます。カワイイのは登場したものたちがこうきくところ。 What's my name?
 前半は鉛筆のみのイラストが続きます。
 途中から色が入ります。さて、どうやって色を手に入れることができたでしょう。
 ところが後半に入ってから、どんどんイラストが減っていきます。ペンシルまで絶体絶命、消されかかってしまいます。一体誰のしわざだと思います?
 
 とても独創的なストーリーです。
 大人が読んでも楽しいですし、子どもには手渡さず、ぜひ一緒に読んでもらえたらと思います。スリリングなストーリー展開を一緒にハラハラドキドキしながら楽しめますし、「こんな時、どうしたらいい?」なんて先を予測しながら読んでいくのもいいでしょう。
 問題解決能力と柔軟な発想が要求されますよ!
 っていうのは大袈裟かな。
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The Show at Rickety Barn

2010年03月12日 | 絵本・児童書
 農場に住む猫が、変わり映えのない毎日に何か変化を、とショーをすることを思いつきました。ポスターを貼って、歌の練習を始めます。
 それを聞いた豚がパーカッションとして参加することに。
 それを聞いたヘンたちがコーラスとして参加することに。
 その後も次々と動物たちが自分たちの芸もショーを盛り上げる助けになれば、と参加協力してきます。
 そして、ショーの当日・・・・・あれ?お客さんは?

 みんなで何かをする時の楽しい気持ちが、テキストとイラストの動物たちの表情からたっぷり伝わってきます。
 おもしろいですよ!



 ちょこっと日記:

 Captain R のギターの試験がようやく終了した。はぁ~~~疲れたぁ~~~
 本人はリラックスしているし、終わった後も自信満々。うらやましい自信過剰。
 私は毎日なんか切羽詰まっていたし、夕べも眠れず、今朝も大緊張。
 この「のみの心臓」なんとかしないと、この先たまらんなぁ・・・・
 次は Nancy の Choreographic Competition だ。
 図らずもステージ・ママのような生活じゃない?
 曲はハナ・モンタナから、ナンシーの考えたダンスのタイトルは「 Lots of Me」!
 こっちもまたすごい性格をしている様な・・・・  
 
 
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The Gardener

2010年03月10日 | 絵本・児童書
 なるほど、そういうことだったのか・・・・

 たくさんの方が紹介しているこの絵本が気になって、図書館にオーダーをかけました。

 あー・・・最後が・・・・グッとくるというか、じわ~んとくるというか。
 静かに、シンプルに語られているけれど、力強く響いてくる、そういう作品です。

 なんだか、かなわないなぁと思いました。絵本って素晴らしい・・・
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Follow that bear if you dare

2010年03月05日 | 絵本・児童書
 くまが大好きなうさぎ。いつもくまの本を眺めています。
 ある日、本を参考にして、Bear Hunt に行こうと決意します。
 いまいち乗り気じゃない友達も誘って、道具も揃えて意気揚々と出かけます。
 この Bear Hunt の参考書がとにかくユニークでおもしろいですよ。
 最後の展開とうさぎたちの姿に笑っちゃいます。


 今日の日記:

 英語が不自由なのに、ネイティブの人が親しげに話してくれると、いっぱい話さなくてはと焦って、余計なことを話したり、失言をしたりしませんか?私はしょっちゅうです。今日はこんなことがありました。
 Year 6 の子供たちの中学の合格発表がありました。気になるけれど、現状は厳しいし、その学年には特に親しくしている人もいないので、結果を訊くのはちょっと。
 そこで、「ここの家の子は固いだろう」と踏んだ息子の同級生のお母さんに声をかけてみた。「Have you got a good news?」
 「Yes, Alex's got a first choice.」よし、相手を間違えなかったぞ。
 「That's fantastic! Great!」
 とても評判のいいグラマースクールですが、この学校はその区に住んでいる子だけに受験資格があるので、この家族はそのために引っ越しをしました。
 そして相手のお母さんの話に相槌を打ちながら、次何しゃべっていいかわからない私。どうしよう、と思いついたのが、「倍率はどれくらいなの?」
 「4,5倍かな」
 「あら、案外低いのね」うちの地元の学校は誰にでも受験資格があるので40倍!
 「男子校だからね、共学に比べるとやっぱり受験者は多くはないよね。でも、ここの区は第3希望までしか書けなくて、全部駄目だった子も結構いてね・・・・」
 と話は進み、私はここで何の気なしに「引っ越しした甲斐があったわねー」という感じのことを言いました。すると、
 「・・・・・・you could say so・・・・」
 まずい!失礼だったよね?引っ越したからじゃなくて、息子が優秀だから入ったんだよ。頑張ったから入ったんだもんね!うわ、どうしよう・・・
 すると、さすがイギリス人、「本当に良い学校だと思うし、校風がアレックスに合っていると思うのよね」とカチンときたのを抑えて、流してくれました。ほっ 
 「お宅の Captain R にも向いている学校だと思うよー」
 「そっかー、でもうちには受験資格ないしね」
 「だから、ひっこし、すればいいんじゃない?」やっぱりムッときたんだなぁ・・・
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How many sleeps?

2010年02月28日 | 絵本・児童書
 お誕生日を心待ちにしている子ネズミのとっても可愛いお話です。
 うちの子もお誕生日を毎日心待ちにしています。プレゼントももちろんですが、こちらでは盛大に(?)パーティもします。その年のパーティが終わった途端から、次の年のパーティプランからプレゼントのリクエストまで話し始めるくらい。
 「あとどれくらいねたら、誕生日なの?」毎日何度も両親に訊ねる子ネズミ君。
 「森の中のお友達みんなに招待状を届けてからね」「お部屋のデコレーションのために arm full of gold and ruby (木の実や葉っぱ) を集めてからね」ケーキやパーティバッグの用意などなど、本人も一緒に楽しみながら準備していきます。この様子がテキストからもイラストからも、とっても楽しそうに伝わってきます。それに、私たちが普段していることと同じなので、余計に面白いのです。
 そしてついに待ちに待った日がやってきます。
 お父さんとお母さんからのプレゼントは、これもまた私たちがあげるようなものと同じで、クスッときます。
 最初のページのねずみ君の視線からの景色の描写が美しくもあり可愛くて、なんだか優しい気持ちになる絵本です。
 2歳から6歳くらいまで楽しめそう。私も娘もとても気に入りましたよ。

その他に読んだ本:

「Floppy Ears」

 弟からみたら、どんなにどんくさいお兄ちゃんでもカッコいい?
 遊びに行くときに、お母さんに弟も連れて行かないとダメ、って言われたら?
 そんなウサギの兄弟のストーリー。
 イラストがほんわかしていて可愛いです。

「Nancy Drew Notebook #58 The Dollhouse Mystery」

 前回は私が読んだのですが、今回は娘が寝る間を惜しんで読みふけりました。内容については、12月16日の記事にて。
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Scaredy Squirrel

2010年02月22日 | 絵本・児童書
 パーフェクトな友達との出会いを待ちわびているリス君のお話。
 好感度の高い第一印象を与える準備だってしてあるの。
 最初の出会いのシーンのシナリオだってばっちり!
 ところが思わぬハプニングが・・・

 この本めちゃめちゃ面白いです!!!
 絵もストーリーもデザインもオリジナリティがあって、可愛いし、楽しい!
 細かいところまで行き届いていますよー、表紙の折り返しから面白いですから。
 娘も私も大好きな本になりました。
 みなさん、ぜひぜひ手にとって下さい!!!!
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ぐりとぐら

2010年02月16日 | 絵本・児童書
 それにしても、カワイイ作品ですよね。絵もストーリーも可愛らしいし、デザインもすき。長年たくさんの親子に愛され続けてきたことが納得できる。
 読んだ後すぐはかならずこういう感想をもちます。
 それなのになぜか、しばらくすると内容をすっかり忘れて「私はぐりとぐらを特別いいとは思わなかった」という記憶に変わってしまうのです、不思議なことに。
 そう、ブログを書き始めた1つの理由はここにある。しっかり書き留めておこう。

 ぐりとぐらは絵もストーリーもほのぼのしていて可愛らしく、私は好きなんだ!

 ところでこの2匹って男の子同士だったのね。
 

そのほか読んだ本・聴いた本:

「ぼくはガリガリ」

 日本語の児童書。「ネズミって、食べ物をあさったり、散らかしたり、野蛮で人の迷惑になるばかり」
 ネズミでいることの嫌気がさして、集団から抜け出すガリガリ君の物語。
 出会う動物たちの仲間になりたくて、姿まで努力して変えるガリガリ君の姿の絵に注目。とっても上手にかけています。
 最後は気の合う友達ができ、「自分は何の仲間なのか」「どこに所属しているのか」よりも、「自分が自分であること」が大切だということを学びます。ちょっとエリック・カールのカメレオンの話を思い出しました。


「ジョージとマーサ」

 カバのカップルのほのぼのとしたお話。お互いへの思いやりの心が素敵に思えるし、ちょっと反省?

 
「Marvin Redpost #2 why pick on me?」

 面白かったところは各チャプターの最初の行とそのイラストだそうです。(2)It got worse. (3)It got worse. (4)It got worse and worse. (5)Worst of all... 確かにいい。UK版イラストレーターに拍手。


「Matilda」

  Big Toe で聴きました。校長先生の登場するときのテーマ曲がジョーズ並みに素敵で3人で笑いました。Captain R はかなり夢中になって聴いていました。Nancy は私と同じで少し聴いてはふらつき、しばらく聴いてはふらつき・・・・遺伝ってねぇ・・・


「Thank you, Mr. Falker」

 Storyline Online で聴きました。Dyslexia(失読症)の女の子が主人公のお話。
 理解のある先生との出会いにより、自信を失くしている少女が努力して克服していく話。
 最後の作者のあとがきで一気にずっしりときます。おススメ!
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Moonbird by Joyce Dunbar & Jane Ray

2010年02月07日 | 絵本・児童書
 生まれたばかりの王子は耳が聞こえませんでした。少し大きくなってもそのままで話すこともできません。王様とお妃様は国中の医者や祈祷師などあらゆるスペシャリストを呼んだり薬を試したり、王子が「話せるように」できる限りを尽くします。
 ある日王子はムーンバードから身振りでコミュニケーションをとることができると学び、両親に話しかけるのですが、王様たちは「それではわからない」と言うばかりで、なかなかその「別のコミュニケーションの手段」を受け入れることができません。
 コミュニケーション手段は「話すこと」「聞くこと」だけではないというメッセージを、ファンタジーストーリーとして、とても美しいイラストと共に伝えている作品。
 私と娘にはちょっと難しかったかな。


 そのほか読んだ絵本など:

「No Dinner」
 
 おばあさんが獰猛な動物に食べられないように知恵を働かせながら森を横切る話。「Gruffalo」のインド・ヴァージョンですね。イラストがちょっと他にない感じなので借りてきました。

「A Bad Case of Stripes」

Storyline Onine でイラストを見ながら聴きました。素晴らしい絵でした。立体感があって好きなタイプ。朗読は「Lord of the Ring」のサムこと Sean Astin。ちょっと張り切りすぎかな。ストーリーは私にはちょっと強すぎた感じです。

「Romeow and Drooliet」

 同じく Storyline Online から。ロミオとジュリエットの猫と犬版。子供たちはそこそこ喜んでいましたが、私はイマイチ。

「My Rotten Redheaded Older Brother」
 
Storyline Online から。不器用な兄妹間の愛情表現のお話。子供がメインキャラクターなので、日常会話の様子がよくわかります。

「Peter Rabbit」

 娘が学校の図書室から借りてきた新緑のかっこいいカバーの手のひらサイズの本です。「Tはハリネズミのを借りてー、Dはリスの本を借りてー、Sはこっちのラビットのを借りてー、来週みんなでスワップするの」仲間で同じシリーズを借りてきたそうです。ものすごく「女子」です。

 とりあえず、いま思い出せるのはこれくらい。記録が追いつかないなぁ~
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おだんごぱん

2010年02月02日 | 絵本・児童書
 5年前、北海道剣淵町にある「絵本の館」を訪れた時に読んで、とっても気に入ったこの本。絵の独特な雰囲気もいいし、ラストが私には結構衝撃的で・・・
 それで子供たちにも読んであげたくて借りてきました。
 私「このお話、別のお話と似てない?」
 N「うん、Gingerbread Man!」
 C「やっぱり最後はキツネかなぁ?」
 最後がもちろん予想通りだったのですが、「舌の上」というあまりにダイレクトな部分に驚いていました。
 子供たち自体はやっぱり英語版「Gingerbread Man」の方が、馴染みがあるし、言葉のリズムが楽しいようです。「おだんごぱん」の方はキツネとのやりとりの部分があっさりしているかもしれません。
 「Gingerbread Man」を読むと、学校でも家でも子供たちは必ず、
 「Run Run as fast as you can. You can't catch me. I am the Gingerbread man!」
というパートは一緒に声をあげますよ。
 私が好きな「Gingerbread Man」の本は Marks&SpencerのFirstReader The Gingerbread Man stivker story book(ISBN1-84273-987-5)なのですが、一般的に売っているのかなぁ。
 
 でも私はやっぱり「おだんごぱん」が好き。イラストの色使いがほかにない感じでいいんですよね~。あ、でも文の中に助詞がほとんどないことがちょっと気になりました。
 ちなみに一度しか行ったことはないのですが、剣淵町の絵本の館はとっても素敵な所です。光がたくさん差し込む建物のデザインも素晴らしいですし、蔵書も充実していて、本のディスプレイも見事です。暖かい木のぬくもりを大事にした遊び道具にもこだわりを感じました。私のように子供を忘れて本に没頭したいお母さんには有難い環境が整っています。
 場所がらなかなか行く機会はないですが、今夏は利尻・礼文旅行を計画中なので、できれば剣淵にも寄りたいと思います。

 追記:この本を読んだ次の日にナンシーが友達からGingerbread Manクッキーをもらって帰ってきました。What a coincidence!
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The Lighthouse Keeper's Picnic

2010年02月01日 | 絵本・児童書
 こちらはシリーズの中でも新しい方のようです。
 Mr.Grinling さんはプチリタイアして、自分の時間を楽しんでいます。
 彼の趣味はお花、そしてコーラスのグループにも参加しています。でも、いっちばん好きなことは食べること。私と同じ!
 前よりも自由な時間ができた分、食べる時間も増えたということです。これも私と同じ!そうすると、体型はどうなるでしょうかねー・・・・これも私と同じ・・・・
 そして楽しみにしていた毎年恒例のピクニックとスポーツアクティビティの日がやってきます。お料理の得意なMrs.Grinling さんは腕によりをかけて素晴らしいランチを作ります。
 さて、どんなハプニングが起こるでしょうね。
 
 今回はいつもとはちょっと様子が違うんです。いつもは何かが起こっても、賢い奥さんのアイディアで一件落着。でも・・・
 とあることで、奥さんはエライ剣幕で旦那さんを怒るのですが、その顔がもう迫力満点!Mr.Grinling がちょっと可哀想なくらい。だって私も完全に彼と同じですから、今・・・でもこの奥さんの良いところは、どうにもできないシチュエーションで怒ったり、いつまでも文句を言ったりしないこと。そのへんわきまえていて妻として尊敬するなぁ。
 
 子供たちが気に入っていたところは、猫とカモメトリオがランチを獲り合って争う場面。まぁ、みんな口が悪いですよー。子供ってすぐそういうところに喰いつきますからね。
 そして娘のNancyのお気に入りのHamishにも何かいいことが。

 
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けんかのきもち

2010年01月29日 | 絵本・児童書
 あまり好きなタイプの絵ではないのに、とてつもなくインパクトが強い表紙がどうにもこうにも気になって気になって、最初に目を奪われた日から3年近く経ち、ついに借りてきました「けんかのきもち」、タイトルもなんだか力強いですよね。
 一文一文短く切って、動きを感じる文体。
 シンプルなのにそれでも主人公の気持ちが読み手にいっぱい伝わってくる。
 読んでいて、さっぱりしているようでいて、それなのに鼻の奥がツンとくる、なんともいえない感覚がしました。
 ほかでは読んだことのない独特の雰囲気だと思います。
 これまた、私のように「絵がちょっと・・・」と思っている方、ぜひ読んでみてください。
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Share said the Rooster

2010年01月24日 | 絵本・児童書
 おじさん二人がシェアすることができなくて、喧嘩しているうちに悲惨な結果になるというお話が5つ。
 このイラストがなんとも私の好みなので借りたのですが、うんと小さい子供、そうだなー、ちょうど「シェア」することを覚え始める1歳から3歳までなら楽しめる絵本だったかもしれません。
 残念ながらうちの娘のような微妙な年頃(!)になると、「So what?」とか思っちゃうかもしれません(苦笑)


 日記:少しだけクリアに

 子供たちの学校には教科書はありませんし、宿題もほとんどないに等しいので、学期の初めにかなり大雑把な予定表が渡される以外には、今一体何を勉強しているのかさっぱりわからなかったんです。
 ところが今学期から各学年の先生が、宿題や今学校で取り組んでいることなどが詳しく書かれているウェブサイトを作成しました。Year 4 のページでは、実際ICTで作成したレポートや、ニュース番組を自分たちで制作して録音したものを見ることもできます。すごい!
 そのほか、各教科の予習復習用のクイズがあったり、メッセージを残せたりできるみたいです。今日さっそくdiscussionのテーマをあげている子供がいました。先生や私たち保護者もモニターするので安心して使えるのではないかと思います。
 スクールトリップ時の写真なども見ることができます。今日はユダヤ系セカンダリースクール(中高一貫)を訪れた時の様子がうかがえたのですが、男子全員(8人しかいませんが)が頭にキャップをかぶらされていてびっくりしました。うちは特に信仰心があついわけではないのでいいとして、Captain R の仲間はカソリック、ヒンデュー、ムズリム。他人事とはいえ「いいのかなぁ」と思ってしまいました。行った当日は相当楽しかったみたいで、珍しく喜んで話してくれていましたが、キャップのことは一言も。なんだか随分とおいしい食べ物を次から次へと食べさせてくれたようで、そのことばっかりでした。
 Nancyのクラスのサイトはまだこれからなのですが楽しみです。  

 


 
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