子供の頃から読書が好きですが、外国の児童文学はあまり読んでいません。
特に「あしながおじさん」は間違いなくタイトルが好きになれなかったから読みませんでした。でも原題どおりなんですよね!このタイトルも実はあんまり、、、、でもなかみはとっても面白かったです!!
孤児院で育ったジュリッシャは18歳の時にカレッジ(アメリカでは大学)で学ぶチャンスを与えられます。
とある大金持ちの男性に文を書くことのオリジナリティを見いだされ将来性を期待されて、物書きになるための教育を受ける奨学金を与えられることになりました。相手の素性は一切分かりません。
返済の必要はないかわり、大学での生活や学んだことについて月に一度彼宛に手紙を書くことだけが条件です。
この物語はほぼ全編ジュディの daddy-long-legs 宛の手紙で構成されています。
かねてから不満のあった自分の名前も勝手に変え、さらに宛名はジョン・スミスにする様言われているのに勝手にdaddy-long-legs に変更。
新しい世界に飛び出した彼女の生活ぶりが、ユーモアたっぷりに瑞々しく描かれていきます。
素直でのびやかな彼女の手紙は本当に楽しい。たくさん笑ってたくさんホロッときて。
手紙を書くにあたって相手を思い浮かべられずに書くのはなかなか難しい。
見た目だけでもいいからちょっと教えてくれない?
この際、髪の毛があるかないかだけでいいから教えてー!!
次の手紙にて。
ハゲでも一向に構わないの。それはそれで素敵だし。
だからハゲなのかそうじゃないのかだけ教えて!!
一切返信のない相手に時々キレることも。
なんで返事くれないの?私に興味なんてないの?
ただのかっこつけの寄付?
だったら次からは必要最低限の事しか書きませんからねーだ!
彼女の生き生きとした文章で綴られている手紙に返事を書かないでいるこの男、相当サド!私だったらすぐにでも返事を書かずにはいられないくらい素敵な手紙が書かれていくんです。
一度だけ病気で寝込んだ時に花束とget well card が届いただけ。それでもジュリーは泣いて喜びます。
彼女の手紙は卒業するまでしっかりと続きます。書き忘れていたけれど、頻度は月一どころかもっともっと頻繁に手紙は書かれています。
最後がどうなるのかはもちろん知ってはいたけれどそれでもキュンときました。
私はLibrivoxで通勤の行き帰りだけの1日で聴き終えてしまいました。
しかも超高速。ナレーターに息継ぎの間も与えないくらいの高速。
というのも、ダウンロードしたものは3人の方が読んでいるのですが、最初の数章を読んだ女性のアメリカ英語が聴き取れなかったことがキッカケです。「これは無理だ。うちに帰ったらもっと聴き取りやすいものにダウンロードし直そう」と思い、どうせ聴き取れないのなら早回しで話の展開だけ追っておこうと思って高速にすると、、、、
アメリカ英語が苦手な人に朗報です!スピードを速めると断然聴きやすくなる!試してみて。
こうして問題を解決した私は話の面白さに夢中になりあっという間にフィニッシュ。特に3人目の方はちょうどジュディくらいの年齢の若い子っぽくってピッタリで最高でした。
ただし!
是非とも本で読んでください。私も一通り聞いた後に本もサラッとですが読みました。サラッというところが非常に損をしています。
孤児院から高校も通ってはいたのですがイマイチのレベルのところだったのか生活環境(院では基本雑用や小さい子のお世話に明け暮れていた)のせいか、大学に入りたての彼女は学友に比べて一般知識も少なく文学に触れている機会が圧倒的に少なかったのです。
そんな彼女が大学生活で多くを学び、その結果として語彙や文章力が徐々にかわっていくのを目にしないのはもったいない!ぜひ目読書をしてくださいね。ここ大切なところ。
10 out of 10 やっぱ名作は違うわ〜と改めて実感。
PS. よくよく読み返してみると私はこの男の人、ちょっとお断り。どんな金持ちでも気が合ってもちょっと...
理由: 独占欲が強く、嫉妬深い。絶対束縛される!
奨学金を貰おうとしたら理由も言わず断れと言う。自分との関係が切れてしまうのが嫌だからでしょう?彼女が自分の力で得たものに対して自分の独占欲を優先させるところが大人げない。
友達の家で夏休みを過ごしたいのにこれまた理由もなく許可をしなかった。そこんちにハンサムな兄貴がいて仲良くなるのが面白くないから。自分の観察下に置くことに。
どうせなら色々な体験をさせてあげなよ!
極め付け、社会に出て色々な人達と出会う前にプロポーズ。
なんだかね〜.........ジュディもすっごく彼の事好きなんだからいいんですけど……絶対息苦しいって!笑
特に「あしながおじさん」は間違いなくタイトルが好きになれなかったから読みませんでした。でも原題どおりなんですよね!このタイトルも実はあんまり、、、、でもなかみはとっても面白かったです!!
孤児院で育ったジュリッシャは18歳の時にカレッジ(アメリカでは大学)で学ぶチャンスを与えられます。
とある大金持ちの男性に文を書くことのオリジナリティを見いだされ将来性を期待されて、物書きになるための教育を受ける奨学金を与えられることになりました。相手の素性は一切分かりません。
返済の必要はないかわり、大学での生活や学んだことについて月に一度彼宛に手紙を書くことだけが条件です。
この物語はほぼ全編ジュディの daddy-long-legs 宛の手紙で構成されています。
かねてから不満のあった自分の名前も勝手に変え、さらに宛名はジョン・スミスにする様言われているのに勝手にdaddy-long-legs に変更。
新しい世界に飛び出した彼女の生活ぶりが、ユーモアたっぷりに瑞々しく描かれていきます。
素直でのびやかな彼女の手紙は本当に楽しい。たくさん笑ってたくさんホロッときて。
手紙を書くにあたって相手を思い浮かべられずに書くのはなかなか難しい。
見た目だけでもいいからちょっと教えてくれない?
この際、髪の毛があるかないかだけでいいから教えてー!!
次の手紙にて。
ハゲでも一向に構わないの。それはそれで素敵だし。
だからハゲなのかそうじゃないのかだけ教えて!!
一切返信のない相手に時々キレることも。
なんで返事くれないの?私に興味なんてないの?
ただのかっこつけの寄付?
だったら次からは必要最低限の事しか書きませんからねーだ!
彼女の生き生きとした文章で綴られている手紙に返事を書かないでいるこの男、相当サド!私だったらすぐにでも返事を書かずにはいられないくらい素敵な手紙が書かれていくんです。
一度だけ病気で寝込んだ時に花束とget well card が届いただけ。それでもジュリーは泣いて喜びます。
彼女の手紙は卒業するまでしっかりと続きます。書き忘れていたけれど、頻度は月一どころかもっともっと頻繁に手紙は書かれています。
最後がどうなるのかはもちろん知ってはいたけれどそれでもキュンときました。
私はLibrivoxで通勤の行き帰りだけの1日で聴き終えてしまいました。
しかも超高速。ナレーターに息継ぎの間も与えないくらいの高速。
というのも、ダウンロードしたものは3人の方が読んでいるのですが、最初の数章を読んだ女性のアメリカ英語が聴き取れなかったことがキッカケです。「これは無理だ。うちに帰ったらもっと聴き取りやすいものにダウンロードし直そう」と思い、どうせ聴き取れないのなら早回しで話の展開だけ追っておこうと思って高速にすると、、、、
アメリカ英語が苦手な人に朗報です!スピードを速めると断然聴きやすくなる!試してみて。
こうして問題を解決した私は話の面白さに夢中になりあっという間にフィニッシュ。特に3人目の方はちょうどジュディくらいの年齢の若い子っぽくってピッタリで最高でした。
ただし!
是非とも本で読んでください。私も一通り聞いた後に本もサラッとですが読みました。サラッというところが非常に損をしています。
孤児院から高校も通ってはいたのですがイマイチのレベルのところだったのか生活環境(院では基本雑用や小さい子のお世話に明け暮れていた)のせいか、大学に入りたての彼女は学友に比べて一般知識も少なく文学に触れている機会が圧倒的に少なかったのです。
そんな彼女が大学生活で多くを学び、その結果として語彙や文章力が徐々にかわっていくのを目にしないのはもったいない!ぜひ目読書をしてくださいね。ここ大切なところ。
10 out of 10 やっぱ名作は違うわ〜と改めて実感。
PS. よくよく読み返してみると私はこの男の人、ちょっとお断り。どんな金持ちでも気が合ってもちょっと...
理由: 独占欲が強く、嫉妬深い。絶対束縛される!
奨学金を貰おうとしたら理由も言わず断れと言う。自分との関係が切れてしまうのが嫌だからでしょう?彼女が自分の力で得たものに対して自分の独占欲を優先させるところが大人げない。
友達の家で夏休みを過ごしたいのにこれまた理由もなく許可をしなかった。そこんちにハンサムな兄貴がいて仲良くなるのが面白くないから。自分の観察下に置くことに。
どうせなら色々な体験をさせてあげなよ!
極め付け、社会に出て色々な人達と出会う前にプロポーズ。
なんだかね〜.........ジュディもすっごく彼の事好きなんだからいいんですけど……絶対息苦しいって!笑