Graffiti Decorations

私の人生は、キャンパスいっぱいに描かれ続けている。
生まれてからずっと、らくがきのように。

今日のこと

2005-11-28 00:42:32 | 出来事
今日の朝は、雷がひどかった。
完全夜型の私がなぜか早起き。

というのも、今朝の目覚めの場所はいつもの家ではない。


私は昨日から家族と親戚で地元山奥の温泉旅館に泊まりに来ていた。

うちの家族と、母の弟家族の計8人。
本当は夏に家族旅行しようと計画していたのに、みんなのスケジュールがあわずこんな季節になってしまった。

大学の夏休みでも冬休みでもない中途半端なこの時期、
久々に地元へ帰省。

母の弟家族とは、母方の祖父母が生きていた頃は毎週会っていたのに
ここ3年間で2人とも亡くなってしまって
これまた久々の再会。

ちっこいイトコ2人(3歳と4歳)も一緒で、なかなか楽しい1泊2日だった。



昨日は旅の疲れもあり、早くに寝てしまった私は5時前に目が覚めた。
6時から朝の入浴が始まるため、しばらく仮眠してから2回も温泉に入った。
疲れがとれるような、癒されているような気分になるために。

疲れた、というほど疲れてはないが、その日はなんだかヘンな気分だった。



母の左目が見えなくなったと知ったのは1週間ほど前。

私がショックだったのは、その事実もだが何より
それがわかった時点ですぐに私に連絡してくれなかったことだ。

見えなくなってきたのは今年の8月。
3ヶ月も私は何も知らなかった。

「心配かけたくなかった」というのは母の口癖

時間がたった方が
余計悲しみも不安も心配も増大するのに



前もそうだった。

大好きな母方のおばあちゃんが
ただの肺炎じゃなくて
癌だったことも
余命3ヶ月だったことも

あと1週間もつかわからない、という時点で知らされた。

私はその頃受験を控えていた。

知ったのも偶然で、父と母の会話をたまたま聞いてしまったときだ


頭が真っ白になって、ただただ布団の中で泣いた。


ばあちゃんは頭がよくて、何でもできてかっこいい人だった。

ばあちゃんは厳しくて
毎週会いに行っても「勉強しているか」「授業でも率先して発表してるか」
ってしか言わないから
勉強嫌いな私は
成長するにつればあちゃんに反抗するようになった

昔はかなりのばあちゃんっこだったことも忘れて
本当は大好きだったのに


ばあちゃんが死んで
私はひたすら勉強して
ビックリするくらい成績が伸び
1年前は到底届かないと思っていた進学校に上位で入学した。

共に住む人がいなくなると急に弱くなるのが男の人だ。
じーちゃんは亭主関白を絵に描いたような人で
共働きだったにもかかわらず家事も子育ても
すべてばあちゃんにさせてた
そんなじーちゃんは突然弱って
ボケて
病気して
後を追うように3年後に死んだ。


またもや私の受験期で
病院まで距離もあるためまともにお見舞いにも行けず


結局、私の後悔だけが残る




そんな連続の親の死を乗り越えた母は
前よりも増して強くなって
いつも笑顔で私たちに接して

いた、のに



またかよ!!!



想像がつくかもしれないが
私は母に感謝と尊敬で頭が上がらないにもかかわらず
この素直になれない性格が
いつも母への態度をカタいものにさせる



もうイヤだ!!
後悔は残したくない。

私の姿が母の目に映るかぎり
とにかく孝行するんだ。

と、思って挑んだ今回の旅行も、なんだか妙に明るい母に
テンションの低い私は何も出来なくて

2日間自己嫌悪のまま過ごした。


チェックアウト後、弟家族と別れ
家に帰り同居している父方のばあちゃんを連れて
ランチを食べに行った。

そのランチの店では、偶然中学時代の級友が働いていて、
「ああ、もう社会人なんだ」
とか当たり前のことを考えながら
偶然の再会であせりつつ

その子にあいさつもせずに、その店をでた。
あっちも私に気づかないように接していたから
やっぱお互い気まずいのは気分が悪い

それから、私は翌日も通常通り1限から授業のため
家族との時間も満足にとらないまま
さっさと地元を旅立つ




駅に着き、バイト帰りの彼氏に会いに行った。
あっちも会いたがってくれてたし
このまま一人でマンションに帰ると眠れなさそうだったから
会って、
私の来年用の手帳買いについてきてもらって
喫茶店でお茶しながら話して
その後彼の強い要望でカラオケ行った。

相変わらず彼は新しいアルバムのミスチル曲のタイトルを並べる
対抗するかのように私は中高時代に歌っていた昔の曲を歌う


会計のとき、後ろに並んでいたのが
1年と半年片思いしていた先輩だったことに気づいたのは
振りむいて出ようとしたときだ。

会話全部聞かれていただろうな


今日は色々ありすぎて
頭がパンクしそうで
何も考えたくなくて

家に帰り、着替えて顔洗って
録画していたドラマを一気に2本見た



それからしばらくして彼から電話があった

「今日8万買った!!」

私と別れた後、家に帰ると言ったのに
スロット行ってたのか。

彼は最近絶好調らしく
先週は10万買ってて
2人おそろいのブランド品の時計を買ってくれた。

合計8万強を、ぽんっと現金で払った。
ギャンブル金とはいえ彼に全部払わせるのもなんだか気持ち悪くて
後で1万を渡した。

「今回のはバイク買うための貯金にまわすよ」

今も手元にある時計を見るたび
私の中のアンチギャンブルのポリシーが揺らぐ

いや、揺らいではいない。

嫌いなことにかわりはない。けど、
その恩恵を受けてしまっていることと
「もうしないで」といいながら
するなら勝つことを期待している自分に気づいた瞬間が
イヤでイヤで
悔しくて情けなくて


今夜も眠れない。

まぁいつも寝つきは悪いけど。


いろいろ考えちゃうのは
コンポから流れてくる曲が
ミスチルだからかな

3 コメント

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Unknown (7716)
2005-11-28 01:57:50
こめんとありがとうございますm(__)m

今はMoLさんのおかげでだいぶ元気です



また彼女さんネタになるけど

彼女さんはかなり素直じゃない

苦しくても俺に言わない

悲しくても俺に言わない

怒ってても俺に言わない

ずっと黙ったまま

よく悩まされる

人には弱みを見せたくない時が

あるのかな



記事かなりアリだと思います

(`・ω・´)シャキーン



旅行お疲れ様です( ´∀`)
Unknown (モル帝)
2005-12-16 19:43:37
最近全然更新されへんけど、なんかあったんですか!?(>_<;)
Unknown (hina)
2005-12-22 00:44:35
コメントありがとうございます!!やっと戻ってきました(><)

新しい日記の方にちょっとばかし女心を書いて見たので、興味があれば読んでください!