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クラシック音楽♪徒然日記

カリンニコフラブなhimeによるカリンニコフのウハウハ日記。フィドル、アショカンネタも♪今はバロック音楽の虜☆

ロシアの復活祭 ~復活祭の聖歌コンサート~

2006年05月19日 | 合唱・声楽・オペラ曲
●ロシアの復活祭 ~復活祭の聖歌コンサート~
 コルニエフ指揮/サンクトペテルブルク室内合唱団

私がこのCDを買うきっかけとなったのが、パッと目に飛び込んだ、「カリンニコフ」の文字。よく読まずに「ぽちっ」とやってしまったもんだから、私の愛してやまない、「ヴァシリーカリンニコフ」とは違い、「ヴィクトルカリンニコフ」。
なんと弟だったと気づいたのは、ポチって一週間後のことでした。
ま・・・まぁいいや。
カリちゃんと、同じ血が・・おなじDNAが流れている「カリブラザー」なのだから!!
カリファンとしては、もっていても損はない(と言い聞かせている)


復活祭とは、東方正教会(ギリシアなどバルカン~ロシア一帯に浸透したキリスト教)の典礼暦上、最大の祝祭であるらしい。
ロシアの聖歌コンサートも、この復活祭前後が一番盛んで、春の到来と主の復活を重ねてともに祝うそうな。
ロシア聖歌は、典礼本来の祈祷の性格を協調した作品と音楽的要素を徹底化した作品に大別でき、このCDは後者の楽曲が中心らしい。

CDを聞いてみると、一曲一曲の感想つけることができないほど、同じような曲で、永遠にαー派がでているような錯覚に陥り、出社拒否してしまいそうです。アブナイアブナイ。
どれも物凄く、キレイで心洗われる曲ばかりです。美しいです。
モツレクを思い出すような、フレーズが時折聞こえてきたりして、めちゃめちゃ癒されます。(モツレク大好き♪)
さすが!大聖堂での録音です。
残響も素晴らしく、鳥肌もんです。
声というのは、こんなにも素晴らしい楽器だったのか~と改めて感じさせてくれるCDです。

で、カリブラザーの曲ですが、あのカリSym1&2の要素のかけら一つ匂わせず、聖歌として立派な曲となっていました。いやーあたりまえなんですけどね^^;

全体としては、夜中に一人で起きて、体育座りしながら聞きたい一枚かも。
病気?

シャルロットチャーチ「エンチャントメント」

2006年04月02日 | 合唱・声楽・オペラ曲
●エンチャントメント
シャルロット・チャーチ ショーン・エドワーズ フィルハーモニア管弦楽団 / ソニーミュージックエンタテインメント
ISBN : B00005Q8BE



以前「天使の歌声」をうっかり購入してしまい、聴いてみてガックリ・・・という結果だった為、二度と手にはすまいと思っていたシャルロットチャーチ。
「ケルティック・ハーツ」に入っていた、「カリックファーガス」に再び触発され、期待して購入。
ふむ。
デビューアルバムよりは、確かに上達されているし、聴いていて居心地悪くない。

「天使の歌声」は、確かに、歌声はきれいだと思うし、天使ともいえなくはない。
だけど、やはりまだまだ子どもであり、歌唱力がない。伸びやかさもなければ、安定性もない。深さや幅がないの。だから聴いていて、イライラしてくるし、聴いていてしんどくなってくる。消化不良状態。
子どもなんだから仕方ないじゃん。子どもにしたらすごいよ!って言われれば、そうかもしれないけど、歌手としてみるなら、いただけない。
しかも、ベストクラシック100選にまで選ばれている。
解せん。

で「エンチャントメント」
流石に15歳となると成長している。安心して聴いていられる。
良かった良かった。

「私には2つの声があって、ポップスを歌おうと思えば歌えるけど、クラシックを歌うのは自分の声質にあってるし、よく声が響くとも思うから」
と本人は語っている。

うーん。
クラシックもなかなかのもんだけど、どっちかってーと、ミュージカル向きなんじゃないかと感じる。どっしりとした、クラシック感というよりは、エンターティメント系の声だと思う。(今回のアルバムの選曲にもよるのだろうけど。)
とくに、ハバネラなんて、オペラ座の怪人で歌ってた、恋のイロハも知らないようなオナゴが歌ってるようなかんじに仕上がっている。それはそれで、そそられるのかもしれないが。

また、「ポップスの世界には10代が大勢いて、競争率が激しいでしょ。でも、クラシックだとそういうこともないからね。」
とあっさり語っている。

(コソっと)今だけよ。そのうち、うかうかしてると抜かされる!
(さらに小さな声で)気をつけろ!!


このアルバムの解説に、「1枚のアルバムでミュージカル、オペラ、伝承歌、ポップスとこれほどまでに幅広く歌っているものはないだろう」と評されていますが、シロートの私にとっちゃ、「だから何がやりたいのさ??」の一言である。
私が、個人的に望むのは、伝承歌の歌がとっても声にマッチしていて、素敵なので、この分野で活躍してほしいなぁと思う。「カリックファーガス」は最高!ホントに♪